42 二人だけの時間2
ミミリィと連れ立って浴室に向かう。浴衣を脱ぎ、身体にお湯をかけてから湯船に浸かる。ミミリィが隣にきて肩にもたれかかりながら、「スヴェアを如何しましょうか。」と呟く様に尋ねる。
「このままでいいのでは。ミミリィが許せると思ったらフェリシアと相談すればいいし、許せないと思えばお客さんのままで。」
「太郎様はどう思っているのですか。」
「今のスヴェアは可愛いよね。自分を見ることが出来るようになった気がする。あまり夫人を増やしたくないけど、みんなが良い思えばいいのではないかな。元世界でスヴェアに言い寄られていたら、多分断らないと思うし。」
「わかりました、フェシリア様と相談します。 でも、今は私だけの太郎様ですからね。」
と言いながら、もたれか掛かってきた。
長い時間が過ぎた気がしたがそれ程でもなかったみたい。「あっ」と声がしてミミリィさんが離れる。
「そろそろ上がろうか。」
「はい。このお姫様ままだっこでお願いします。優しくしてくださいね。」
「はいはい。」
ミミリィをお姫様だっこしたまま湯船から上がり、一度立たせて掛け湯をしてタオルで拭く。また、お姫様だっこして脱衣所へ移動。浴衣を着たらまたお姫様だっこで寝室まで戻る。
「お姫様だっこばっかりだね。」。
「いいんです。今日は私が太郎様を占有する日なんですから。思いっきり甘えるんです。」
ミミリィ顔が赤いよ。可愛い。
お姫様だっこして、浴室を出るときに、「ふすま」から顔が3つ出ていた事は見なかったことにする。
寝室に戻り、ベッドにミミリィを降ろす。
「今日は疲れちゃったね。じゃ、寝ましょう。」
「え、え。」
「でも、浴衣は脱がしちゃうけどね。」
「ばか。」
ミミリィを抱きしめ、髪を撫でながらちょっとディープなキスをする。
「おやすみ。」
「おやすみなさい。じゃなくて、このまま放置されるんですか。私。今日は太郎様を占有出来る日なのに、ここでおやすみなんですか。契約はどうするのですか、昨日、契約を履行することを約束してくれましたよね。あれは嘘だったんですか。明日はベルタと一緒なんですよね。太郎様が何もしなくても寝ている間に、ベルタに何かされちゃうかもしれないですか。そんなの嫌です。」ミミリィがまくし立てる様に訴え涙ぐむ。
「本当に良いの。後悔しない?」
「何を後悔するのですか。太郎様とひとつになることに、何か躊躇いがあると思っているのですか。私は太郎様が好きです。大好きです。初めて好きになった人です。私の相手は太郎様以外にはいないんです。だから初めては太郎様と決めたんです。なのに、ここまできて放置するなんで酷いです。」
分かったからミミリィさん少し落ち着こうね。
「分かりました。これからも後悔させないように頑張りますから、着いてきてね。」
「はい、絶対離しません。」
よく覚えていない時間が過ぎて、二人で仰向けになる。
徐に、ポチっておいたシルクのショーツを穿かせる。
「どうしたのですか。」
「僕もミミリィとの初めて共同作業の宝物にしようと思って・・・。血がでてるってことは、痛いよね。ごめん、ヒール。」
「え、なにしてるんですか。ヒール掛けちゃだめですよ。」
「え、だって血がでてるじゃないですか。止めないと。」
「ふぅ、ふふ。」ミミリィに笑われた。「太郎様は本当に女のこと知らないんですね。」
「知りませんよ。初めてなんだから。」
「ヒールしたら、また次ぎの時痛いじゃないですか。バカ太郎。」
「あ、そうなの。ごめんなさい。じゃ、もう一回。」
「太郎様のエッチ。今度は優しくしてくださいね。」
「優しくなかった?」
「優しかったけど・・・、バカ太郎。」といい、ミミリィは抱きついてきた。
また、よく覚えていない時間が過ぎたあと、二人は何時しか意識を手放していた。
すみません。 R15対応のため削除部分が多く今日は短いです。




