240 ソウデスネ。
梅雨明けですね~。 グンマーに酷暑が戻って来ます。 うひょー。
今日の気分は Summer Eve -真夏を待つように- (1986 古!)です。
誤字修正しました。
数日後、いらっしゃいましたよ。マゾーン帝国帝国軍約30万人!。
ヤンクロットからの北部方面軍と帝都からの追撃軍が合流して、あと1日くらいの距離まで接近してきた。
って、本当に来たんだ・・・。いいのかそれで。それぞれ担当方面があるだろうにそっちの防衛を放棄しても。
まあ、いいや。 ここに着くのは明日の昼頃なんだろうから、今日は景気づけに晩餐ということで、相変わらずのカレー雑炊だけど、今日は領内産業のプレゼンも兼ねて干飯と押麦のハーフアンドハーフ仕様。
それに、スヴェアが運んで来てくれた乾燥野菜も使えたから、保存の利く根菜類に葉物も追加させることができたんだよ。
作り方は、今の第一師団では干飯版は通常メニューだから、それに押麦と乾燥野菜追加するだけなので第一師団担当から第四師団担当に説明してもらった。
まあ、今回の遠征の糧食で普通に干飯メニューはあったからそれ程特別感がないかもしれないけど、決戦前日のお決まりということにしておいた。
負けるつもりはないけど、一応、10倍の敵を迎えての当分の間後詰めが期待できない籠城戦なんだよね。
だから、悲壮感が漂わない様に、お酒も「飲み過ぎないように!」と念を押したけど解禁したし、お風呂も石倉城は男、厩橋城は女と分けて昼間から解禁したから、割とリラックスモードで当日を迎えられるでしょ。
夕食後、「作戦会議は当日午前中にするから」と伝え、自分は厩橋城の本丸一度戻り、「王都に行って来るから」とスヴェアに伝言して王都本邸に転移。
エイラに言伝を頼んで了承を得てから別館に再転移し閣下に現状報告をした。
(あーめんどくさ。でも、転移できるのは公然の秘密だから、一足飛びに別館には行けないんだよ。)
北部方面の状況など閣下から確認した。
エベスル国は第二・第三師団が王都への帰還途中にクーデター軍に囚われていた(ということになっていた)義父アンセルム=ヘルクヴィスト国王陛下を救出したとのこと。
既に、マゾーン帝国の工作員に絆されたとはいえクーデーター首謀者扱い(というか実際首謀者なんだけどね)の各王子は自主的に別邸に蟄居謹慎中で、クーデター軍に拘束されていた宰相さん達はすぐに開放され行政事務は再開したのだけど、義父は「責任があるから」と、(自主的に)監禁場所から出ないで、進駐軍であるティヴァル王国軍に救出されたという体をとったとのこと。
そして、退位隠居してアルベルティーナに即位させたい旨の申し出があり、アルベルティーナは現在の「敵国の王女」から、保護対象である「同盟国の次期女王」扱いと変わったらしく、その通知が王都から領都に護衛部隊と一緒に届くらしい。そして、前線近くの領都では次期王女の身が危険なので護衛部隊と共にエベスルに帰国することになったとのこと。
まあ、アルベルティーナは安定期に入ったから無理しなければ問題無く帰国できるかな。
ただ、カミラはどうするのだろう。アルベルティーナの護衛として帰国することになるか、ひとりでエステルグリーン侯爵領に留まるか。まあ、本人の意思次第ということにしよう。
閣下にダメ元で聞いてみたけど、第二・第三師団の帰国は早くても2週間後、それから厩橋城まで1週間掛かるから後詰めは期待できないことを断言された。
まあ、しかたないか。 今の戦力で撃退しましょ。
陛下に使用許可を申請していた「臨時辺境伯旗」については了承されたとのこと。
陛下は「まるでイヴァンネ様が目の前にいるようだ」と旗のリアルさに驚かれたとのこと。そりゃそうだよね、神化したイヴァンネ様(本来の御姿だからね。自分が知っているのは駄女神、もとい堕女神の方だけど)は自分にとっても”女神様”って感じはするんだよね。
「アンナリーナもイヴァンネがモデルとは思えないと言っておったな。」
「あ、そうですか。(嫌な予感がする)」
「あ、そうだ。アンナリーナからの伝言があったな。 よろしくだそうだ。」
「あ、はい。 終戦後対応ということで、お伝え下さい。」
だよね。館には普通当主とか夫人の絵姿が額で飾ってあるもんね。油絵は印象を前面にだすから若干の誇張・調整できる、写真だとそのままリアルなのだけど、大丈夫かな。
まあ、アンナリーナ様は美形だから問題ないか。
「陛下からも伝言がある。 女神像掲げる以上は、粗略に扱うと教会とか信者から反感を買うので、くれぐれも失礼のないように扱うこと。」
「はい分かりました。」
とはいったものの、まあ、女神本人と聖女の了承を受けているんだから、基本的には問題ないんだよね。だから、「教会なんぞどうでもいい」のだけど、要らない介入とかは避けた方がいいか。そもそも粗略に扱う気はないけどね。
報告終了後、至高の義務を果たしてから。領邸私室に転移した。
いつも通り、イヴァンネ、エレオノーラ、ミミリィがまったりお茶していたので、アルベルティーナ達に義父様の無事を伝え、義父は退位しアルベルティーナに譲位することになったことと、後日王都から使者が護衛隊と共に来るので、護衛隊と一緒にエベスルに帰国することになることを伝えた。
アルベルティーナは「分かりました」と一言だけだったけど、「では、今夜は太郎様との領都での最後の夜になるんですよね。朝まで一緒にいてくださいますよね。」と微笑まれた。
「そうだね。」と、言ったものの明日、石倉城は接敵・開戦なんだよね。いいのか司令官不在でと思ったけど、まあ、まだ敵は来ないし、兵達が飲み過ぎてハメを外してても副長達がなんとかしてくれるでしょ。
「じゃ、ちょっとスヴェアに断ってくるから、待ってて。」と一言残し、厩橋城に転移して事の次第をスヴェアに説明して了承を得た。
スヴェアは「アリバイ工作を含め厩橋城のことはお任せ下さい。」だって。
領都に転移して戻ったら、「先ずはお風呂ですよね?」ってアルベルティーナが待ってましたよ。
「では、私達は自室に戻ります。」『今日は許してあげるから、大事にしてあげてね』って、イヴァンネ達は出て行った。
『殊勝じゃない。』って、茶化してみたけど『当然よ。』の一言だけだった。
二人でまったりとお風呂に入って、大きくなりつつあるお腹の具合を確認したりしてから寝室に移動。
あまりお酒は良くないんだけど、しばらくは会えなくなるから最後の晩餐的に一献傾けた。(アルベルティーナは少しだけだけどね。)
今日のお酒はグンマー泉 淡緑 山廃 純米吟醸。つまみは、夕飯済んでいるから軽いものということで、みさ○織姫小梅干をちょっと(妊婦には必需品と聞いた様な気がしたからね。)
何気ない会話して時間を過ごし、「じゃ寝ますかね?」と寝室に移動。
勿論添い寝だけだよ。普段と違って横向き寝で向き合ったけど、まあ腕枕とかお腹密着しない程度にしてね、とは言っはみたたけど”ガシィ”って抱きつかれているのはいつものとおり。(あ、足は絡めて来なかったからお腹は圧迫していない。はず)
おやすみのキスして、「おやすみ」って言ったら、アルベルティーナの目から涙が。
「ここに居たいです。太郎様の側が私の場所なのに・・・。なんで私だけエベスルに戻らなくてはいけないんですか。」と、囁くように呟いた。
「うん。そうだよね。敢えて言葉にすれば王族だからかな。」
「そんなことだけなんですか。」
「そんなことかもしれないけど、王族としては必要だよね。それに子供が生まれる前に一度はエベスルに戻らなくてはいけないことは、アルベルティーナにも分かっていたでしょ。」
「でも、王位を継いだらここに戻れないではないですか。」
「自分がエベスルに行くよ。一度行けば後は転移でいつでも行けるから。」
「絶対ですよ。」
「大丈夫だよ。生まれる前には行くから。
”愛の女神の聖女たる王女が戦場で連れ去れて、戻って来たら身籠もってました。”は、まあ、義父様が布告しているだろうから問題はないけど、生まれてから戻って来たら既に子供が生まれていましたとかだど、「本当にアルベルティーナ王女の子か?」とか「すり替えられているんじゃないか?」とか疑われたりするよね、それじゃ国民が納得しないだろうから。」
「それについては、大丈夫ですよ。この子の親は第一師団長代行殿であった太郎様というのは国民の共通認識ですから。」
「でも、やっぱりエベスルで生まれる方が国民にとってもいいよね。
その方が国民も納得してくから。今なら安心して帰国できるでしょ。」
「覚悟していたことではありますが、やっぱり淋しいです。太郎様とずっと会えなくなるんですよ。許されざる暴挙です。」
「ひとりが心配なら、カミラも同行してもいいよ。」
「カミラは、まだ授かっていませんからエベスルには連れ帰れません。太郎様よろしくお願いいたします。
できるだけ早めにお願いします。 そうすれば、カミラもエベスルに戻ることもできますから、私も安心できますので。」
「授かりものだからね。そこはなんとも言えないかな。」
「確率論でしたら母数を増やすという方法もありますし、危険日に特定集中という方法もありますよね。」
「ソウデスネ。」
「楽しみです。私とカミラの子が生まれた暁には、新生エベスルの礎となって貰うのですからね。
二人だけでは荷が重いので、やっぱり10人位は必要ですよね。そうすると足繁く通って頂かないといけませんね。転位での夜這いでは、「太郎様がいないのに懐妊」では国民に「誰の子か分からない」とか言われてしまいますからね、ちゃんと正門から入って頂く必要もありますね。」
「ソウデスネ。」
「そうしますと、やはり一ヶ月位は滞在して頂かないといけませんね。滞在中の夜伽はカミラと交互に勤めさせていただきますね。勿論危険日集中ということで。」
「ソウデスネ。」
そんなとりとめもない会話をしていたら、安心した様にアルベルティーナは寝息を立て始めた。
けどこのまま抜け出すのは可哀想だし、スヴェアが旨くやっていてくれてるだろうから、安心して朝まで付き合いましたよ。
「じゃあ、行くね。」と告げた後、領都の夫人達全員の私室に順番に転位し、至高の義務(言われしもの)を果たしてから厩橋城本丸私室に戻ったら、スヴェアがニコニコしながら待ってました。
「では、まず上書きからです。」と長めの至高の義務を履行させられた。
「今日は朝練はしないよ」と告げて、軽い朝食(スヴェアが用意しておいてくれた。)の後、厩橋城の管理を任せて戦場となる石倉城に移動。
本丸を出たら護衛の女性騎士達が整列して待っていたので、(”神々しいイヴァンネ”の(プッ)『何か言った!』)「総天然色辺境伯旗」を持ってもらい、先頭を重々しく移動した。
なんたらの巨塔の総回診(だっけ?)みたいな感じだった。
知事の会見でブランド調査を「ずさんなランキング」と断罪したらしいですね。
「一企業が勝手に作ったランキングに税金使って調査する必要があるのか」という意見も有るみたいですけどね、謂われなき侮蔑への対応と考えれば、有効利用なのではないかと思います。
公開された(毎日新聞の記事から)この設問だけで判断はできないのですが、
とても魅力的 100点
やや魅力的 50点
どちらでもない 0点
あまり魅力的でない 0点
全く魅力的でない 0点
って、統計学的にどうなの? (エロい人おしえて!モード突入中 学がないので分かりません。)
アンケートとか「設問で結果はどうにでもなる!。結果誘導は設問しだい!」みたいな事聞いた気がするのですが、第三者(自分で依頼して第三者ねえ)有識者の方々は「この設問は適当だった。」って判断なされるのかな。
ちなみに自分のペンケースは、ユッコが鉛筆持ってるヤツをずっと愛用しています。
「適当に頑張る。ビッ」 (座右の銘)
ちなみに2
ローカルネタの私事ですが、やっとゲットしたのに、BTBBTには仕事のため参加できませんでした。




