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Arts hunter   作者: kiruhi
少年編 ー風の街サイクロンー
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第四十六話 目覚めの序章

 湧き上がる力を手にしながらも、俺は暴走状態に陥ってはいなかった。


 危険を察知した三人のアーツバスターたちは、後ろから俺に襲いかかってくる。

「うおぉぉぉぉぉっ!!」

 しかし、その動きはスローモーションの様に遅かった。

 俺は身体に触れさせる事なく、その攻撃を全て空振りさせた。

 そして、三人アーツバスターに対して一人ずつ左人差し指でそっと触れて行く。

 悲鳴も断末も挙げる暇もなく、一瞬にしてアーツバスターたちは消え去る。

 使っていたアーツだけが、無残にも転がり落ちていた。


「貴様ぁぁぁぁぁ!!」

 と、興奮しながら更に五.六人のアーツバスターたちは波状攻撃をしかけて来た。

 その攻撃は、風に乗せられ勢いよく炎の球は俺目掛けてくる。

 黒い波動を身にまといながら左手を前に出し、俺に向けられている炎の球を消し去る。

 更に後ろからは、二人同時に剣を振りかぶりながら飛びかかってきていた。


 身体を半回転させ、襲いかかってくる二人のアーツバスターの方へと振り返り、先程と同じ様に今度は右脚に黒の波動を身にまとわせ、素早く一発ずつ蹴りを入れる。

「なっなんだこれ……!!」

「かっ身体が……消えて行く……!!」

 二人のアーツバスターはそう言いながら消えて行った。

 アーツだけを残して……


 “ふむ、右脚にまとわせた黒の波動が、弱かったらしい……”


「あらあら、坊ゃ随分怖いアーツ使いなのね……」

 俺を誘惑してきた女性は、そう言いながら俺に近づいてくる。

「うふっ……また楽しい事しましょ〜」

 女性は【誘惑のアーツ】を発動しながら、ゆっくりと近づいてくる。


 力んだ顔つきは、女性を見た瞬間再び【誘惑のアーツ】の虜になり俺は落ちて行った……

 抵抗出来ず俺の目は次第に虚ろになっていく。

 みるみるうちに顔は真っ赤に燃えるように火照って行く。

 そして俺は、女性からひと時も目を離せなくなってしまった。


 女性は俺が【誘惑のアーツ】の虜になったのを確信し、ゆっくりと近づいてくる。

「ねぇ……そんな物騒なアーツの発動はやめて、私といい事しましょ〜♡」

 そう言いながら女性は、俺に近づき抱きつきながら腰に手を回してきた。

 女性の口元が俺の口に触れそうになった時、俺はニヤリと笑いながら見下ろしていた。

 不思議に思った女性は次第に黒い炎に包まれていく……

「なっなんで……!!」

 女性は俺の腕の中で、静かに最後まで俺を誘惑しながら消えて行った……

 右手の中に【誘惑のアーツ】を残して。



 襲いかかってくるアーツバスターに対して、俺は容赦無く消し去っていった。

 それでも、まだまだアーツバスターたちの人数が、減っているようには見られなかった……


 だが、俺に触ったり攻撃を食らった者は消される。


 その認識をアーツバスターたちに、埋め込む事は出来たようだった。

【上級アーツ】を持たないアーツバスターたちは、恐怖を感じ次第にジリジリと後ろに下がり始めていた。


 俺を誘拐した少年も、ガタガタと震え上がりながらそれでも果敢に俺に剣を向けてきている。

「よっよくもぉぉぉ!!」

 少年の剣を俺は右手で受け止める。

 そして、思いっきり左拳を握りしめ殴り飛ばす。

 二、三回転ぐらい転がり回り、そして少年の身体も徐々に消えて行くのであった。

「いっいやだ……消えたくない……助けて、ドラ……」

 ドランゴに助けを最後まで言えずに、少年もまた消えて行った。


 一人また一人と……

 アーツバスターに恐怖を植え付けながら、ゆっくりと着実に容赦無く消し去っていく。

 その光景は次第に俺に快感と言う感情を与えてくれた。


 命乞いをする中、消えて行くアーツバスターたち……

 実に気分がいい……


 俺の村を滅ぼし、罪のない皆を殺した罪……

 更に、ここの村を滅ぼした罪……

 アーツバスター全ての者は消え去り、そしてあの世で詫びを入れるべきだ!


 両手を挙げ、俺は黒い球を作りあげていく。

 俺の希望通りここにいるアーツバスターたちは、この一撃で全てを消し去る事だろう。


 ふと黒い球体の異変に気がついた……

 黒い球体は俺の思いに反応し急速に大きくなっていった。

 それはそれでいい。

 だが、その威力は俺の想像を超えているような気がしてきた。

 この世界全ての人たちを一瞬にして消し去る程の威力を持っている。

 そんな気がしてきたのだ……


 誰かが止めなければ、でも誰が……?

 アーツバスターしかいないこの状況で誰が俺を止めてくれると……


 特大の黒い球体は出来上がった。

 後は俺が発動を念じればアーツバスターは全て消え去る……

 漸く楽になれる……

 そう思いながら発動を念じようとした時だった……


『復讐を遂げた先に、お前はなにを求める?』


「!!」

 突然ギレッド爺さんの言葉が、俺の脳裏をよぎった……




「俺は………」

 急激に黒い球は小さく小さくしぼんで行き消滅していく。

 そして、俺を覆っていた黒い波動も消えていた。


 “復讐の先になにを………?

 ギレッド先生の口癖だったな……

 俺はまたギレッド先生に助けられた……

 取り返しのつかない事をする前にギレッド先生は、俺を止めてくれた……”




 正気に戻り【黒のアーツ】の発動停止した俺の体力は残り少ない。

 アーツバスターたちは、そんなのはお構いなしに警戒しながら囲い始めてきた。


「貴様っ! よくも俺たちの仲間を!!」


 “俺がもう【黒のアーツ】を発動出来ない事を、奴らに勘ぐられてはいけない……”


 精一杯の虚勢を張って見た。

「あんたたちだって……罪のない人たちを、いっぱい殺して来ているじゃないか?」

「俺たちのやっている事は、ドランゴさんの理想の為にやらなくてはならない正義だ!!」

「正義………?」

「そう正義だ! その為にもお前のような危険な奴は、俺たちがここで始末する!!」


 青年は、俺に剣を向けて来る。

 四人のアーツバスターと青年を合わせた、五人のアーツバスターたちが、殺気を込めながら俺に近づいてくる。

 明らかに先程まで俺を襲いかかってきた者たちとは、実力が桁外れに強い事を肌で感じる事が出来た。


 多分、ドランゴの腹心とも言える中心人物なのだろう……


 青年を中心に、美しいフォーメーションが出来上がっていた。

「こいつは超要注意人物として、処理する! 油断するなよ!」


 青年の号令に他の四人たちも頷く。

 三人のアーツバスターたちは、あらゆる方向から俺目掛けて飛びかかってきた。

 俺は数コンマの間に、僅かにあった一本の抜け道の隙を見つけ出す。

 アーツバスターたちの攻撃が当たる寸前、そこに転がりながら回避する。


 だが、回避した先には後ろで待機していた二人アーツバスターたちが待ち構えていた。

 合体技とも思える、【岩のアーツ】と【炎のアーツ】で作り出されたマグマの塊が、俺の逃げた先に向けられ発射されていた。

「くっ!!」

 咄嗟に残り少ない気力を使い【黒のアーツ】を発動する。

 マグマの塊が、俺に直撃する刹那に消し去る。


 “ふぅ〜”


 アーツバスターたちは俺に一息つく暇を与えてはくれなかった。

 今度は、時間差で確実に俺に当たるように攻撃を仕掛けてくる。

 一人…

 また一人……

 と攻撃を避け続ける中、スローモーションで見えていた風景が突然見えなくなった。


「!?」


 そして、視界もぼやけて見えてくる。

 頭を横に降り続け意識を保ちながら、必死に攻撃を避け続ける……


 しかし、残っていた体力もついに底を突いたようだ。

「くっ……はぁはぁ……」

 動けずその場で膝をつきながら、意識を保つ事で精一杯だった。


  二人のアーツバスターは後方でチャンスを狙っていた。

 そして、絶好の好機を見逃す筈がなかったのである。

 再び作り出されたマグマの塊は、俺を捉え逃げる事も出来ず直撃した。




 激しい土煙と熱気が渦巻く中、青年は呟いていた。

「はぁはぁ……殺ったか……?」


 マグマが直撃した場所は徐々に見え始めてきた。

 青年は俺を殺したかどうか確認する為に近寄ってくる。


「うっ……うぅっ………」

 プスプスと俺の身体から煙をあげていた。

 しかし、俺の身体はマグマに耐え蒸発せずに原形を留めている。

 更に青年が驚いたのは、俺が辛うじてまだ生きていた事だった。


 俺の身体は確かにマグマで焼かれ、全身激しい火傷を負い瀕死の状態だ。

 俺はマグマの塊が直撃するその瞬間、避け切れないと判断した。

 そして、残っている体力を全てをかき集め【白のアーツ】を発動する。

 咄嗟の事であった為、発動時間も短く体力も残っていなかったので不完全であった。

 不完全ではあったが、それでも【白のアーツ】は俺を守ってくれていた。


 白の波動がギリギリ俺の全身を包んでくれたお陰で、マグマに焼き尽くされる事はなく生き延びる事が出来たのだ




「こいつ……生きていやがる………」

 青年は俺の姿を見ながら呆気に取られていた。

 だが、すぐに気を取り直し、瀕死の俺に対して剣を向けてくる。

 横に倒れたまま、プスプスと今だに煙を挙げている俺の身体は動けず、ただ黙ってその剣を見ている事しか出来なかった。


 以前にも同じような事があったな……

 そうあれは……

『メシュガロス』でドランゴにトドメを刺されそうになった時とよく似ている……

 あの時はギレッド先生が、危険を承知で俺を助け出してくれた……

 でも、今ここにギレッド先生はいない………


 “あぁ……ここで……俺は死ぬのか……”


 青年は両手で剣の柄を握りしめ、勢いよく剣を振り下ろしてきた。

 ギュッと目をつぶり俺は覚悟を決めた……




 しかし、その瞬間は訪れなかった。


 “あれ……?”


 青年の振り下ろされた剣は、俺の身体に突き刺さる前に止められていた。

 ドランゴの手に寄って……




 ドランゴは機嫌悪そうに、五人のアーツバスターたちを睨みつけている。

「なぜ、止めるのですか! ドランゴさん!?」

 ドランゴが話す前に、先に青年はドランゴに問い詰めていた。

「おい……俺がいつ、どこで……こいつを殺していいと言った?」

「しかし、こいつは!!」


「言い訳はきかねぇ、俺はこいつを連れて帰る」

 後方でマグマの塊を作り出していた、ロープを着ているアーツバスターは恐る恐るドランゴに話しかけてきたのである。

「しかし、ドランゴさん。

 とどめ刺さなくても、そいつはもう長くは持ちませんよ………」


 確かにそうかも……

 先程まで燃えるように熱かった俺の身体は、急激な寒さが襲って来ている。


「お前ら……俺を舐めるんじゃねぇ」

 睨みながら、ドランゴはそう言い右手にある【竜のアーツ】を発動する。

 光輝く右手には、一欠片の雫が出来上がった。

 ドランゴはその一欠片の雫を俺に飲ませようとしていた。

「飲め、小僧………

 お前には、まだこんな所で死んでもらっては困る」

 瀕死の答えられない状況の俺に、ドランゴは無理矢理一欠片の雫を飲ませたのであった。


 ゴックン……


 一欠片の雫は俺の身体巡り、全てを癒してくれる……

 そんな感覚がしてきた。


 どうやら、まだ俺はしぶとく生き残る事が出来たらしい……




 ドランゴに抱きかかえられながら、ぐったりと動く事も出来ず俺は思い悩ませる。


 ドランゴに助けられた……

 という事実が、釈に触った……


 そして次第に考え事も出来ず、うっすらと意識がかすんでいき深い深い闇の底に落ちて行った。




 ◆◇◆◇◆



 なにやら話し声が聞こえて来た……

 それは聞き覚えのある声だった。

 うっすらと目を開け、まだ動けない身体に身を委ね、横たわりながらその話を黙って聞く事にする。


「なぜです! なぜあの時、止めたのです! ドランゴさん!?」

「あいつは、俺にとって必要な人間だからだ」

「ドランゴさんは知っているのですか? あいつは俺たちの目の前で、何人消し去ったと思っているのですか!?」

「五十人だ………」

「っ!!」

 興奮しながらドランゴと会話をしている青年の声だった。


 そして、やれやれと言うかのように呆れながらも冷静な女の人が間を割り話し始める声が聞こえて来た。

「ねぇそれを知っていて、なぜ生かしておくの?」

「さっきも言っただろう? 俺にとって必要な人間だと……」

「そんな言い訳、通用すると思って?」

「そうだぞ! ドランゴさん!!」


 女性は青年を睨みつけながら、

「あんたちょっとうざいわ……冷静に話し出来ないのなら少し黙ってて!」

「うっ……」

 女性の冷酷で背筋も凍る程の冷たい一言に青年は黙るしかなかった。


「五十人……確かにあいつは殺りすぎた……それは俺も思う。

だがな、あいつが俺たちの仲間……つまりアーツバスターになったとしたら?

 五十人の犠牲者は今後アーツハンターになる」


 ドランゴは女性を見ながらニヤリと笑い、

「そうは思わないか?」

「確かに仲間になれば、そうなるけど……本当に仲間になるの??」

「時間をかけて説得するさ」

 ドランゴは、腕を組みながら自信満々にそう答えていた。

 ため息をつきながらも、女性はヤレヤレ……と思いながら青年を見つめる。

 そして、

「納得出来た?」

「出来るわけがない!! 俺は部下を殆どあいつに殺されたんだ!」


「今、この場で殺さなきゃ死んで行った者たちが浮かばれない!」

「おいっ! お前いい加減にしろよ!」

 ドランゴの言葉は鋭く殺気を放っていた。

 今にも青年を殺しそうな勢いと共に、厳しい口調でドランゴは話の続きを言っていく。


「そもそも、俺の許可もなく動いたのは誰だ? お前の浅はかな行動が、この結果を産んだんだぞ!」

「っ!」

「あいつが五十人消し去った事実は確かに消えん。 それに対して俺は全てを水に流せとは言わん……

 だがな、まだお前が俺についてくる気があるのなら、少しの間俺に任せろ」


 青年は歯を食いしばりながら、自分の思いを精一杯堪えながらそれでも睨みつけていた。

「……要するにアーツバスターへ勧誘という事ですか?」

「そうだ」

 青年は納得出来ない気持ちを、拳を握りしめながら無理矢理押し込め……

「……最終的にあいつが俺たちの仲間にならないと結論を出した時、その時は俺……黙ってはいませんよ」

「あぁ、その時はお前の好きにしろ。俺は止めない」

「わかりました………その言葉忘れないで下さいね」

 青年はドランゴの返答に渋々納得し、ドランゴの部屋から出て行ったのである。

 ドランゴはやれやれと言う顔をしながら一息ついていた。




 女性はドランゴのカサカサしている肌を触りながら、少しショックを受けていた。

「あらあら、生気たっぷりだった肌がカサカサだわ。ドランゴ、大分お疲れのようですわね………」

「あぁ、一欠片の雫は結構堪えるからな……」

 女性はニコリと微笑みながら、次第に全身をピンク色の波動に身を包まれて行った。


 そして、椅子に座っているドランゴの膝の上に女性は腰を掛け、熱い口づけを交わし始めたのである。

 女性から放たれていた、ピンクの波動は口と口を通じドランゴの体内へと入って行く。

 ドランゴの身体は徐々に肌のツヤや、筋肉というか体力が戻って行くのが目に見えてわかった。



 そしてドランゴと俺は目が会ってしまった……

「んっ? なんだ、小僧気がついていたのか? 顔が真っ赤だぞ?」

「………」


 “あなたたちのラブラブに当てられたんだよ!!”


 そう叫びたかったけど、まだ俺の身体は万全ではなかった。




 ドランゴはニヤニヤ笑いながら真っ赤に火照っている俺に彼女のアーツについて、頼んでもいないのに親切に説明してくれた。

 彼女は【生気のアーツ】を使い手である。

 今、行っていたのは、ドランゴの失った体力と言うか生気を口うつしで渡していたらしい。


 そして、【生気のアーツ】で一番怖いのは、生気を吸う時だ。

 生気を吸われる時、男だとそれは絶頂にも昇る程気持ち良いらしい。

 しかし、それと同時に何も出来ず、生気全てを吸われ尽くされミイラと化してしまうのだ。

 生気を吸うのも渡すのも、身体の何処かに触れていればいいらしい。

 但し口うつしの方が効果的で、速いとの事でした……


 “こわっ!!”


 ドランゴは女性に合図を送り、女性は俺の側に近づいてくる。

 俺の顔を黙って見つめていた。


 ドキドキドキ………


 心臓が高鳴る中、彼女は両手で俺の頬を触りながら再び【生気のアーツ】を発動した。

 俺の頬を通し女性から生気が流れてくるのが良くわかった……


「ぷは……ドランゴ、ごめんなさい。もう限界だわ……補充しないと」

「わかった、補充して来い。 助かったよ。」

 女性はフラフラとしながらドランゴの部屋を出て行ったのである。


 “補充って……誰から……!?”


「さてと、もう起き上がれるはずだ……小僧」

 ドランゴは俺を見下ろしながら、そう話しかけて来た。

 確かに身体が急に軽くなっていた。


 ドランゴに言われるがまま、俺は身体を起こしドランゴを睨みつける。

「ふっまぁまぁ、そう睨むなよ……」

「なんと言われようが、俺はアーツバスターになる気はありませんよ」

「そう言うと思っていたさ。だがな、俺はまずお前にここ(風の街サイクロン)でしばらくの間、生活をしてもらおうと思っている」

「!!!」


 ドランゴの提案は、意外過ぎた……

 俺がここ(風の街サイクロン)でドランゴの監視下で生活するだと!?






第四十七話 ドランゴの目指す先にある物

12月15日 19時更新予定です。


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