錯綜する世界へ
短くてすいません……力が湧かないのです。一生懸命やるのです。頑張ります。
P.S.この話は若干改稿して長くなるかもしれません。時間が取れない(パチンコで遊んでるから笑)ですが今後1話1話をもうちょっと長くしたいと思っております。
「ギューン様」「何だ?フェルドナド」「マルクに攻め込むとの話ですがエルクスの橋はどうするのですか?シド様がお怒りになりませんか?」
ギューンはフンと鼻で笑い「我々は1個師団で数百人の兵士を抱えているのだぞ。それに対しシドの護衛など剣術のけも知らない奴らと生意気なマリアードとか言う女だけではないか。恐るるに足りぬわ」
フェルドナドは何か思案している様子だったが、「ギューン様がそう仰られるのならば」と返した。
ギューンは言う。「まずフラウ・アリス・ザックハルトを解放しマルクに帰らせてやる代わりに魔術で橋を作れと条件をつければよかろう。まぁ不可能な事ではあるまい。シドに気づかれぬようにな……」
なるほど……と言ったフェルドナドは効き手の左手に短刀を隠し持ちながらにやけ笑いを浮かべてギューンの背中を見ていた。(ふむ、別に今殺す必要も無いか。この程度の男。今シド様の信任を失うのも上策とも言えぬし泳がせておくか、ふっふっふ)フェルドナドはニヤニヤして楽しそうだった。