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テイルズオブサイレンス  作者: 敬愛
混沌とする思惑 ~それぞれの立場~
62/100

感涙

毎度短くてすまそ。

 それからも私は修練を重ねた。酸素を練る事、かまいたちの原理、超人的力、頭の中では理解出来た。型も決まっているという。私は数える事5012回目、手応えあり!と感じた。練習用に置いてあったクリスタルを見ると360°では無いが前面から側面にかけて若干傷がついている。ジョージとモリスの話ではマルクスのモンスターは皮膚が硬いから初めからクリスタルで練習しなさいとの事で、それに傷が付いたというのは威力的には80%成功に近いと思われる。後は「かまいたち」から「円輪」へと進化させクリスタルがすぱっと断裂する様に心がければ実戦で使えるようになるだろう。


 私は誰も見てない事を知ってはいたが軽くガッツポーズをした。そして数える事丁度6000回目……放った円輪呪縛はブーンと音を立てながらクリスタルを締め付けるように上から絡みつきしばらくの時間をおいた後圧迫に耐えきれず『シャキーン』と音を立てて寸断された。私は「やっとやっと成功した……」それはそれは感涙にむせぶほどの喜びだった。「もっと完成度を高めないと」私は思った。

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