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テイルズオブサイレンス  作者: 敬愛
三人の日常 ~夢見ていた頃~
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シド様

段々話が見えなくなってきたぞ。自分自身でも見えないぞ。(笑)

 健人は考えていた。あのメールさえ来なければと。「お前アイスの売人やってるだろ」差出人は全く知らない人間だった。「どこから仕入れてるかも知ってるぞ。」ならば何故警察に通報しない?


 とにかく完全にバレている様だ。健人はメールの返信をした。何処の誰だかわからない人間だが脅迫まがいのメールだ。相手のことを知らなくてはなるまい。「お前は誰だ。」「お前からアイス買った人間だよ。今は執行猶予期間中なんだ。」「何故メルアドを知っている?」少し返信が遅れた後、「白石系暴力団霊王会・・・」その名前が出た後メールを送ってもうんともすんとも言わなくなった。白石系暴力団霊王会? 聞いた事が無い。


 しかし俺がアイスを貰っているシド様は暴力団員ではない。普段はホームレスをやっているがただの余興の大富豪だ。のはずだ。しかし考えてみれば俺はシド様の家には言った事がないし、金も貰った事が無い。アイスだって自分で使ってる様子もないしもちろん俺も使った事がない。ただ異世界にトリップ出来る薬だよ、と言われただけだ。その後こう付け加えられた。


 その人に合った世界にねと……。

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