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勇者たちのBOSSハンターギルド  作者: 光大地


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第1話:剣士ハンター・ユウト

異世界の小さな村――平和な森に突然、地響きが響いた。

「おい!なんだ、あれは……!」


森の奥から姿を現したのは、巨大な木の体を持つ凶暴なオークの見た目をしたBOSSモンスター、ウッドオークマン。

奴は枝や樹木のような腕を振り回し、近づくもの全てを叩き潰す。


「ははっ、こいつは見た目以上に厄介そうだな……」

そう余裕げに笑うのは、職業ジョブが剣士の主人公、ユウトである。


彼にはスキル「帝王切開カイザー」 があった。

――それはどんなものでも、必ず切断することができる力。


ユウトは軽く剣を振りながら仲間を見渡す。

「よし!みんな、俺に任せろ。俺が道を切り開く」


現在の俺たちのパーティーは三人。


タンク担当の重戦士ハンター、ゴルトン


サポート担当のネコ耳少女の僧侶ハンター、ミリィ


そしてこのパーティーのリーダーである。

アタッカー担当の剣士ハンター、ユウト



ウッドオークマンが地面を揺らして襲いかかる!

「ははっ、やっと本気を出してきたか!」

ユウトはにやりと笑い、剣を振る。


一撃――帝王切開カイザー

樹皮の厚い腕が見事に切断され、木くずが舞い散る。

「おおっ、効いてるぞ!ユウト!」ゴルトンは拳を握りしめながら喜んだ。

「切れるものは全部切れる、簡単な話だろ?」

ユウトは余裕げに肩をすくめる。

「さすがユウト!でも油断は禁物だよ!」

ミリィはほっと一息をつきながら、仲間に回復魔法をかける。


しかし、ウッドオークマンはまだ倒れない。

枝を振り回し、地面を叩きつけ、仲間を吹き飛ばそうとする。


「ゴルトン、奴の攻撃を防いでくれ!ミリィは回復支援を頼む!」

ユウトは戦況を瞬時に理解し、冷静に判断をして仲間たちに指示を出す。

彼の指示でパーティーは連携を取り、再びユウトはウッドオークマンの元へと走っていきスキルを発動――


帝王切開カイザー!」

今度はウッドオークマンの胴体を真っ二つに切断。

森に轟くウオオオ!という断末魔とともに、ウッドオークマンは倒れた。


この戦いを静観していた村人たちは歓声を上げる。

「ありがとう!ハンター!」


ユウトは少しだけ誇らしげに剣を拭いながら背中の鞘に剣をしまった。

「ま、初陣としては悪くないかな!」

照れくさそうに指で鼻を擦るユウトの目には、仲間たちの活躍をしっかり見守る冷静さもあった。

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