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異世界の探偵さん  作者: たぬきうどん
始まりの始まり
4/9

仲間と、美

シンも仲間になり、少しずつにぎやかになった異世界探偵社。

次の依頼は問題児を懲らしめるそう……

一体どうなってしまうのだろうか⁉

シンが仲間になり、少しだけにぎやかになった異世界探偵社。

依頼といえば猫探しや鍵修復などだった。

「探偵らしいのがないー!」

「事件はないのが一番なのですけどね……」

いつしかシンがリクのようにぐずりはじめた。

「こんにちは」

そこには小さな兄妹がいた。

「君たち、迷子? 落とし物?」

「依頼できました……」

(まさか小さな依頼人とは……ヤバいにおいがプンプンする)

ひとまず席に連れ、話を聞いた。

「実は、飼い猫のミーが悪い人たちに連れていかれたんだ。 ミーを取り返してください!」

やけに日本(あっちの世界)みたいな名前だな。 

「わかった。 お兄ちゃんたちにまかせなさい!」


「とは言ったものの、手掛かりが全くない!」

聞いてみた

犯人の情報は、モヒカンと、リーゼント……世紀末?

そんな感じの男が複数いた。

……だけ⁉

「キャーーー!」

突然悲鳴が聞こえた。

僕たちは悲鳴のきこえるほうへ行った。

そこには、まさに依頼人から聞いた男たちだった。

「君たち! そんなことはやめて大人しく捕まれ!」

「ぁあん? 俺様を見てなんとも思わないのか? 俺様は、(ガイスト)アバ様だ!」

そう後ろのタトゥーを見せつけてきた

「ダセェ……」

「みんな揃って言うなよ⁉」

モヒカンが少し涙目だった。

「それはさておき、死ねぇ!」

アバが向かってきた。

「シンよろ」

「わかった。くらえ! 音撃オンスタンプ!」

「ぐはぁ!」

予想以上に弱い。

いや、シンが強いのか?

「それで、猫は知らないか?」

「あぁあの猫ならボスのところだ」

「どこだ?」

「隣の国のマルン・ホリスだ」

コイツ予想以上に吐くな……

「ひとまず、その国に行こうか」


そう歩いて3日がたった。

「リクさん~疲れた!」

「確かに……リク、そろそろ宿泊まったら?」

「確かに、わかった」

そうして僕らは宿にひとまず泊まった。

「あー! 体があったまるー!」

そうして僕らはご飯を食べて寝ようとしたとき。

「キャーーー!」

またもや悲鳴が聞こえた。

「どうしましたか?」

「ひひひ、ひ、人が死んでる」

客が指をさした先には、死体があった。

「これ、落下死ですよね……」

「ひとまずここにいる人全員こっちに来てください!」

そうしてそろったのは6人。

「これで全部ですか?」

「もういませんね……シンそっちいました?」

「誰もいないぞー」

「そろったのか」

女性が2人、男性が3人と、死人が一人。

「まずは、情報を教えてください」

女性二人から聞いた。

「私たちは隣国の王都に行こうとしたんです」

「俺たちはそれについてきただけだ」

「では、この被害者とはどういった関係で?」

「俺たちの親友だ……何で死んじまったんだよ」

部屋も調べてみた。

女性が一人部屋一つ、女性と男性が相部屋。

被害者が落ちたと思われるのは前方の部屋だ。

(何か変だな)

僕たちは広場に戻った。

「一つだけ不可解な点がございました。

なぜ、2部屋に分かれていたのでしょうか?」

マイが言った。

「しかも、女性一人と、他4人が、別の部屋でした」

「そういえば、もう一人の女性からは何も聞いてないな」

その女性は、暗い表情で

「さっきも言ってたじゃないですか」

「隣国の王都で薬を買うって」

「さっきの人と言っていることが違うけど」

「あっ」

「君が犯人だね」

「ちち、ちがいます!」

「それともう一つ、獣の毛が落ちてたんだけど」

「それはさっき触れ合ってきたんです」

「んなわけない、だってここら辺にいるこの色の獣は存在しないから」

「そもそも獣なんかいないよ」

「そうですよ! 私よ!」

「なんでそんなことなんかしたの?」

「あいつが勝手に私の部屋に入って私のことを襲ってきたからやり返しただけ」

「私、異常者なの」

「どんな相手も魅了して仲間、奴隷にできる代わり、あと21年間しか生きられない」

「それで、被害者を魅了して落とさせたと。 じゃあ獣と触れ合ったのは本当なの?」

「それも嘘。 今影の中にいるモンスター(影狼(シャドウウルフ))が落とした」

予想外の告白に皆驚いていた。リク以外……

「それじゃあ君を殺人犯として騎士団に引き渡します」

と言い、女性を拘束しようとした瞬間……

「えっ……」

床に黒い穴が開き、僕と女性は落とされてしまった。

「リクさーーーん!」


そこは真っ暗な空間だった。

「ここどこ……」

「まぁ、一緒に脱出しよ!」

「無理だよ……」

「そういえば、名前は何? 僕は、リク」

リクは、彼女に名前を聞いた。

「……リサ。 リサ=カーペル」

「リサか! よろしく」

「そういえば、何で隣町に行ったの?」

彼女は少し戸惑いながらも答えてくれた。

「実は、弟は異常者なんだ。 その中でも珍しい、呪いしかない、魔王の子(シークレット)っていうんだ。 人を眠らせたりとかできるんだけど、ずっと眠ったままなんだ」

僕は疑問に思って聞いた。

「じゃあ何で能力を知ってるの?」

「弟はね、夢の世界での寝言としての会話ができるんだ。

でも、あの子に外の世界を見せたいんだ!」

リサは泣きながら言った。

僕はそれを囲むように抱いた。

「じゃあ、僕たちが、外の世界を見せてあげる。 だから安心して」

「わかった……お願い。 うん、じゃあまずは戻ろ!」

リク:「というか、この空間ってなんだ?」

リサ:「わからないよ」

リク:「まあひとまず脱出しよ!」

リサ:「脱出できるかもわかんないのに……」

リサ:「次回予告」

リク:「謎の空間に飛ばされたリクとリサ。 2人の目的を達成するために脱出できるのだろうか?」

リク:「よろしく!」

??:「もうこれだから健君はねぇ……今はリク、だっけ?」

2人:「誰?」

??:「えぇ……次回もよろしく!」

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