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アルフ・ライラ

 ふぁふぅ、と坊やはあくびをした。


「ああ眠くない、ぼくは眠くないんだったら。だからばぁや、お話を聞かせてよ」

「おやまぁ坊ちゃん、どうして眠くないんでしょう。山羊飼いも犬ころも、糞転がしの虫だってもうみんな眠っちまいましたよ」

「だって眠ったらまたせわしない明日が来ちゃうじゃないか……ヤギのミルクのあたためたのを飲んで、ぼくはずっとずうっとキルケットにくるまっていたいんだ」

「おやまぁ、なんてものぐさな坊ちゃんでしょう。ではひとつお話をいたしましょうか」


 手元におかれた真鍮製のランプは飴色に艶めき、火の穂はゆらゆらゆらめく。老婆は一枚の絵を取り出しみせた。赤い髪に翠の目をした旅人が描かれて、ゆらゆらと歩き出した。



「世にも怠惰な娘の物語を」



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