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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

人を亡くした日

作者: 塵魍魎
掲載日:2021/06/07

初投稿+深夜テンション



ある夏の日、私の大好きな人が自殺した

私には何もわからなかった。でも何故か自然に涙が流れることはなかった





当時高校生だった私は部活をやっていなくていつも真っ先に家に帰っていた。一緒に帰るような友達も部活や他の友達と帰っていて毎日1人だった。

そんな中家に帰ると兄がいる時があった。私は長い反抗期で家では腫れ物扱いをされている中、兄だけは私と普通に喋ってくれたし喋ることができた。

ただ日々でストレスが溜まっていたのか兄に強くあたってしまうことがあった。


私が帰ってくると

「おかえりー」

といつも優しい声で返してくれていたのに


大学で疲れててもドーナツを買ってきて

「勉強がんばれな」

と温もりしかない言葉で差し入れてくれていたのに


私は何も気づかなかった


ある日私が家に帰ると兄は勉強をしていた。

私はまた機嫌が悪かったんだ。兄が集中して気付かなかったのをのをいい事に

「ただいま」

の単語すら言わず自分の部屋に行った

兄が私に気づいて

「おかえり」と言った

今思えばいつもより声は低く静かだった

「ただいま」と私はゲームをしてるだけなのに小さくだるい声で答えた

兄は何も言わず部屋に戻った


それからどのくらいたったのだろう

夜になって夕飯を食べている時に兄がいなかった事を気にもとめていなかった

今思えばおかしかった

いつも出かける時は必ず声をかける兄が私に何も声をかけていなかったことを


異変が起こったのは朝だった

兄がいないことがわかり、パニックが起こった

その後は家族と警察の方で兄を探した


そして最後に姿をみていたのは私だった


近所をしらみ潰しに探したし、近くの自殺スポットも探した。しかし一向に手掛かりは掴めず見つかることもなかった




そして兄の死体が見つかった

死体は腐乱していて見ることは出来なかった



私は兄のことをどう思っていたのだろうか

多分、いや間違いなく私は兄のことを愛していた。

家族愛と異性としての愛の狭間で


きっとわかっていたんだと思う。私は兄を愛している、好きだということを

でも心の何処かでストッパーがかかっていたんだ

これ以上進む事はできないと、兄の私への愛は家族愛だと

だから私は壊れてしまったんだ

兄のいない世界で私は壊れてしまった。生きる意味、目的がなくなってしまった

私はからっぽなんだ。だから頭のネジが飛んでいってしまった。友達といても肝心な所で食い違い、考え方や性格まで変わった。変わってしまった。

だから、これからどう生きればいいのか、死ねば良いのかわからない

兄の葬式では泣けなかった。死を教えられた時も泣けなかった。






世界は狂ってしまった


ノリで書きました

後悔しかありません

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