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いざ、答え合わせ!3




「…以上よ。」



「美優を守れた!我が生涯に一片の悔いなし!!」



「清々しいまでにシスコンねぇ」




西園寺に呆れられたが、本来の結末は酷すぎるものだった



まあ、王道クソ主人公ざまぁと聞いたら筋道はある程度分かるけどな



まず、本来の筋書きの最大の問題点は美優が死んでしまうということだ。自殺だ



ここで、転生者ではない本来の俺というのがかなり問題だ

小説の翔太が鈍感難聴野郎なのは、好意というものがよく理解出来ないからだ



ただ、妹が大切という感情だけは持っている




ここでアカネ様やアリサ、そして本来は傲慢が服を着て歩いてるような選民意識の塊のクソ令嬢である西園寺がハーレム化してる状況を考えてみる



当然、俺の鈍感に対するストレスは唯一親愛を向けられている美優に行く



美優はアカネと西園寺(小説内)にかなり酷い苛めを陰で受け続け、高校入学の少し前に自殺してしまう



最低ゴミクズ鈍感主人公である翔太は妹の自殺でかなり落ち込むものの、自分にベタベタしてる西園寺とアカネ様が自殺に追い込んだ張本人だなんて毛ほども思って居ない…というわけだ



一方、唯一心を許せる相手であり、自分の見た目を馬鹿にしない天使であった美優の死をきっかけに詩音は壊れてしまい、復讐の鬼となる。



もちろんクソ偽善者主人公である翔太は美優の辛さも詩音の必死に抑えてる激情もまるで察知できないゴミだから一人でいる詩音に偽善でやたらと構う。そしてハーレムが詩音にキレるというテンプレ…うわあ…殺されても文句言えない奴や



結末としては、俺は現実を一気に詰め込んで見せつけられ、一つ一つ解説されて完全に頭がおかしくなりよだれを垂らして路上をフラフラして冬に凍死のホームレスエンド



西園寺は西園寺グループへの権力集中を危惧している勢力の中の荒事が可能な連中に拐われクスリとかを使われて、そいつらが勢力を増すために海外の大物資産家とかを接待するための売春婦エンド



アカネ様はなんの捻りもなく、詩音がなんやかんやして味方につけたというかうまく取り入って傀儡にしていた不良グループに拐われて散々酷いことをされたあとリンチで殺されるらしい



3人ともかなり酷い扱いだ



「まあ、給料日に酔っ払って甘々溺愛系のラノベを大人買いしたら紛れちゃってたやつで、とりあえず読んだけど性犯罪者予備軍なクソ陰キャの妄想全開で気持ち悪かったわ。」



嫌悪感を剥き出しにする西園寺。まあ確かにクソみたいなシナリオだな



「でも、復讐は達成されてもその後がクソなんじゃね?そのシナリオだと」


「そうなのよね

あくまで主人公の復讐だけの目的だから、西園寺グループと敵対する犯罪者集団は放置だし、アカネ様をリンチして殺す不良グループもどうせ他の人にも同じようなことするクズなのに放置なのね!」



無責任にも程があるわ



「あれ?アリサは?」



「ああ、アリサちゃんは曲がったこと嫌いでしょう?

苛めには加担してなかったということが主人公も分かって、でもハーレムとしての問題行動はそれなりにあったから、色々加味されて小説の彼女は高校を退学になるってだけね」



なるほど、シナリオ的には"敵だけどそんなに悪くないやつ"も作ることでアカネや小説西園寺のクソさを際立たせて差別化したかったんだろうな




「あ、それで肝心の詩音のラストは?」



いきなり美優の死を乗り越えてハーレムできましたとかだったら今のお付き合い考えて貰わなきゃいかんぞああん??




「…ほんとシスコンね

主人公は復讐全部終わった後は美優ちゃんのお墓の前で自殺よ。ほんっとに最初から最後まで胸糞悪い小説だったわよ」




ああ、そこで安易に詩音は幸せになりましたっていう結末にはさないのか



ようするに悲劇ものなんだな。ラノベでやる意味は分からんが。誰も求めてないだろそんなの



案の定というか、西園寺曰く作者も作品もボロカスに叩かれて某巨大通販サイトでは星一つのレビューが凄い数になっていたようだ



そりゃそうだ。

確実に読者からしたらもっとスマートで、もうちょっとライトなざまぁが見たかったんだろう



いざ読んでみたら、いくらクズとはいえざまぁ対象の女の子の扱いは酷すぎるし、主人公も動機自体は共感できてもやってることはざまぁ対象以上のクズで感情移入出来ない。美優に救いが全くないし



しかもハッピーエンドじゃない。復讐の虚しさがテーマなのかも知れんが、そんなカタルシスはラノベやネット小説じゃ流行らないし誰も欲してない…それでも敢えて書いたのか知らんが、登場人物としては迷惑この上ないわボケ!!



「とりあえず、西園寺グループと敵対してる連中と不良グループを潰そう…多分頼りっきりになっちまうけど」


「大いに頼ってくれていいわよ!私のためにやることだし…それに私がそんなことになってるってことはお父様やお母さま、お屋敷のみんなにも何か起こってるってことかも知れないし、全力で潰すわよ!!」


「ふふ、仲良さそうですね」



えいえいおー!してるところに咲夜さんが戻ってきた…恥ずい!!







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