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いざ、答え合わせ!2

明けましておめでとうございます!!

2021.01.03




「ええと、どういうことだってばよ?俺普通に幼馴染ざまぁ展開だと思ってたんだけど。アカネ様はあんなんだし、母親は実の息子や娘の主張を無視してアカネ様の味方する思考停止馬鹿女だしさぁ」



「私もずっと、自分は悪役令嬢ポジションなんだろうなぁと思ってたわよ…本来はお金持ちだけの学園に行く予定だったし。

あと私の婚約者候補ってのに一回会ったけどそいつがもう、なんていうか典型的な古典的少女漫画の頭悪いヒーローだったのよね」



「あ〜顔だけすごいイケメンで知能は高いけど知性は全然無くて、俺様で挫折を知らなくて自信過剰で女性を見下してて、感情の制御ができない頭ん中ポップコーンが詰まってるような庶民で特待生のぶりっ子クソ女に秒で攻略されそう…みたいな?」


「そう!まさにそれ!

的確すぎで草どころか森が生えそう」



ぶくくくくと変な笑い方をする俺たちであった




「…あ、それで本来の物語(シナリオ)ってどんなやつなんだ?」


「ああ、そうだったわね。『親友だと思ってるのはお前だけ』って作品、(前世)で読んだことないかしら?」


「知らんなぁ」


お父様が来るまでそんなに時間が無いから手短に説明するわね、と言って西園寺はぬるくなった紅茶を飲み干した





そのあとの説明を要約すると、こうなる



まずこの世界は『親友と思ってるのはお前だけ』というラノベと個人名や固有名詞、その他もろもろがかなり被っているらしい




ジャンルは復讐系。王道主人公ざまぁらしい




話の流れとしてはこうだ



主人公、朧詩音は実は容姿は抜群なのだがザ・陰キャなまま高校生になる

理由は、友人として俺も知っている。小さい頃からいわゆる鍵っ子な詩音は身嗜みの世話を焼いてくれる者も居なけりゃ、肯定してくれる存在も居なかった…歪んで当たり前だな。



それでも年相応に外に出ていた詩音。子供達が遊んでいる公園で天使な美優と知り合い淡い恋心をお互い抱くらしい


あ…お稽古とか始めたせいで公園行ってないやん我が家の天使美優さんは




一方、美優の兄である翔太はメインざまぁ対象ということだ…なんてこった!!


小説の翔太は、それこそ文武両道モテモテテンプレ突破性難聴鈍感クソハーレム野郎であり、自分勝手な善意を押し付けるゴミクズ偽善者であり、まさに死ぬべきクソ主人公といった存在らしいです、はい。



「…ああ、だから話の帳尻を合わせるために女子生徒の9割が清楚系ビッチなのか…納得したわ」


「清楚系ビッチ?」


「ああ、単なる俗語だけどさ、わかりやすく言えば、化粧とか服装が派手な子は中身はまともなことが多いし、転じて生徒会タイプとかあんま制服崩さない優等生陽キャ女子みたいなやつは性格ドブスのヤリマンが多いってことだよ」



「…あ〜なんとなくわかる」



「そういえばまいは?」



言われてみればアカネ様がツンデレを通り越したキチガイ暴力枠、アリサがヤンキー娘枠、西園寺がお嬢様枠か…まさにテンプレクソハーレムだな



「あ、まいちゃんは完全イレギュラーね。小説には一切出てこないわよ」



…あ、そっか。俺が家庭教師したからか

まいは下の子供達大好きなめっちゃいい子なお姉ちゃんだし、料理の腕もすごい。こだわりメニューから忙しい時の時短メニューまで対応できるし家事全般も得意だ。


そんな見た目はギャル全開、中身は大和撫子なまいだけど、やはり家事と弟さん妹さんの世話に時間取られりゃ勉強なんか捗らないわけで。中学の成績は悪かった


しかし、本人はそれでよしとしていないかったので美優が小さい子の相手をしつつ俺が勉強を教えたりとかたまにやってたんだよな。そして勉強の時間が取れなかっただけでまいは元々馬鹿じゃないのですぐに成績も上がった



「まいちゃんの存在ってかなり大きいのよね


ほら、アリサちゃんはあなたに結構ベタベタじゃれつくじゃない?いくら私がビッチじゃなくなって、アカネ様もあなたが転生者だったおかげで疎遠だけどアリサちゃんはあまり変わってないから。


でもまいちゃんがそれを微笑ましく見てるって構図があるだけで他の女子達が口を出す雰囲気が消えちゃうのよ。もっと言えばまいちゃんの存在自体がキモいラノベの雰囲気を破壊してくれるのよね」



確かにな

高校生の人間関係のゴタゴタ系ラノベに、バリバリのギャルで中身はめっちゃいい子って居ないもんなぁあんまり。



「それで、結末なんだけど…」



そこで西園寺が暗くなった…まあ、ろくでもないんだろうな








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