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米を求めて東方へ  作者: セキュル
46/61

46 あともどり・・・



「護衛の冒険者が居なくなっている。おまけに仕入れの金まで盗んでいきおった!」


翌朝、大騒動になっていた。


収納の中を見る・・・こいつらかな?


テントの中で取り出し、テントから放り出す。

キャラバンがいつ来てたのか分からなかったが護衛なのにこういうことする奴もいるんだなと思った。

商人が来てそいつらの持ち物を改めると商人の馬車についてる印と同じものが入った袋が出てきた。

こいつら袋交換するとか誤魔化す気全くないな・・・


自分もそいつらからギルドのカードとその他一式剥ぎ取り、他にいた護衛に焼いてもらった。

商人の提案で犯罪者を捕まえ処分した事を書き、連名で二枚作る一枚は商人がギルドに違約金を払ってもらうか別の護衛を付けてもらうためだ。

もう一枚は俺がギルドに提出し、冒険者が犯罪を犯した者を成敗したと証明するためである。


「まことにお願いしづらいのですが・・・次のルリーズまでで結構ですので護衛についていただけませんでしょうか?」


雨はまだ少し残っているが承諾しテントを収納する。

商人の名前はコールマン、キャラバンではなく馬車三台ともコールマンの持ち物らしい。

ちなみに護衛代を決めるとき、こっちがAクラスだと知ると半泣きになっていたので一銀貨で良いと言うと泣いて喜んでくれた。相場いくらくらいなんだろう・・・




途中狼の襲撃が有ったがサクッと収納。魔法で消滅させましたの一言で済ませた。





ルリーズの町に着き、ギルドへ向かう。

カードを見せ、コールマンとギルドマスターに会う。


「待たせて済まんな、ルリーズのギルドマスターでドフギーと言う、早速話を聞こうか」


かくかくしかじかでさくっとやっちゃいました、と説明するとドフギーは目頭を押さえて俯いてしまった。


「何度かこの町でもいざこざ起こしてたやつらだな・・・考えなし行動に出るとは言えCランクでAランクの野営に盗みに入るとか・・・」


とりあえず二枚の連名書を出し、俺が悪くない事とコールマンさんに新しい護衛をギルド負担で着けることが決まった。

ここでコールマンさん退場、イネ味噌醤油日本酒みりんについて聞いてみるがあまり情報は無かった。


大きな村だったが特に特産品も無かった。

無い物はしょうがない次の町に行こう・・・としたら門番に止められた。


「あんたに伝言が有るってさ、ギルドまで顔出すように言われているぞ」


はて?何かやらかしただろうか?と考えつつギルドへ向かう。


「すまんな呼び出して、ヴァルバヴォスのゴラルから緊急連絡が有ってな、頼みたいことが有るから戻ってきてくれって言ってる」


ゴラルって誰?ほうほうヴァルバヴォスのギルドマスターそんな名前だったんだ。


「あいつは脳筋だからな、それよりも戻れって大丈夫なのか?」


拒否権はあるのですか?あるなら使いたいですが・・・


「ある・・・がAランクへの頼みだからよっぽどじゃないかな?出来れば受けてやってほしいが」


んじゃ戻って受けてきますよ・・・




村から出て見えなくなったころに瞬間移動瞬間移動ヴァルバヴォスが見えました。

結構距離伸びてるな。


つまん無い用事だったらラガー奢らせちゃる・・・






城門から中へ入りギルドへ向かう。

受付でギルドマスターから呼ばれたことを伝え面会を申し込む。


「おー来た来た、こっちだ」


部屋に入ると妖怪爺もといエイシドグランドマスターが鎮座していた。


「ほっほっほ大成功じゃの」


面会だけなら帰っていいですか?早く東方に行きたいんです。


「その割に道中道草食っとったようじゃが?」


アドンの事か道草と言えば道草だが・・・放置すればもっとひどくなってただろうな。


「うん、だからおぬしを呼ばせてもらった、それで要件じゃが沖合でリヴァイアサンが確認された、いっちょ獲ってきてくれ」


爺とうとうボケたか。


「ボケとらんわい、おぬしが行かんのなら軍を出して討伐に向かわねばいかんし大勢犠牲も出る、じゃがおぬしならちょちょいじゃろう」


姿が見えれば・・・ね。


「船で沖合に出たらわしが一緒に飛空魔法で連れてってやるわい、まぁ船の手配もあるから二、三日ゆっくりしとけ」


了解し、前回ご飯が美味しかった宿を探してみるが・・・名前忘れた、がっでむ!しっかりしろ俺の脳細胞!

月の護符メンバーに聞いてみようと思ったがその宿の名前も・・・


他の宿でも構わないんだがハズレを引きたくないんだよなぁ・・・高級宿ならハズレも無いかなと思いつつ。

ダメもとで釣るか・・・

と鍋を出し、うどんを茹でようとすると器を持ったニールが目の前にいた。


入れ食いですな。


うどんを作ってやり食わす、天ぷらうどんだ。

泣きながら食ってる。前の宿を聞くと海の青亭と言う名前らしい。


礼を言い、食わせてくれと言う周りのギャラリーの声も無視し光学迷彩で海の青亭に向かうと・・・待ち伏せられていた・・・

在庫が無い事を伝え解散させ、宿のシェフに和風出汁と天ぷらの作り方を教え、昨日の奴らを任せることにした。

大変喜ばれ宿代がタダになった。おまけに夜が臨時休業となり試作品の天ぷらうどんを食べる事となった。

もちろんいつのにかニールが食べていたのは言うまでもあるまい・・・おまい仕事はどうした・・・


引き取りに来たガリスに聞くとこっちにもダンジョンが有るらしく、護衛料で装備を調えそこに潜ってそこそこ稼いでいるそうな。

ニールの食いしん坊が治る薬はダンジョンで手に入りますか?


「あったら欲しいですねぇ、無いでしょうけど」


とほほと言った様子でニールを引っ張って帰るガリスであった。


さて・・・時間が出来たから最近作りたくなった魔法作りをしようかな。


PVも順調に伸びております、ユニークアクセスも500を超えております。

これからもお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

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