42 厳しく訓練
軍隊風の訓練風景をうろ覚えの知識と想像で補って書いております。
本職の方や詳しい方から見れば片腹痛いと思われるでしょうが生暖かく見守ってください。
とりあえず・・・馬鹿連れて帰るか
領主が街中を引きずり回される・・・市中引き回しの刑に処す、遠山の○さんの声が脳内で流れる。
普通はそのあと打ち首獄門が入ってるが、こいつ鍛えるのかぁ・・・
館に着くと執事っぽいのが出迎えてくれた。
「この度は当家の主がご迷惑をおかけしました」
慣れた様子で深々と頭を下げる執事に同情してしまう。
「お部屋も用意してございます、主が目覚めるまで御ゆるりとなさってください」
お気遣いだけで結構ですと断りを入れ兵舎へ向かうことを告げる。
こんな贅沢な暮らしして性根の修正は難しい。
一兵卒として扱いついでにクソの役にも立っていない衛兵にも喝を入れるか。
衛兵隊長に最低限の警備以外すべて集めるように伝えるがグダグダ言ってるのでKIAIを入れておく。
グダグダ言っとる間が有ったらSirを付けて復唱しろ、再度伝える、最低限の警備以外すべてグランドに集めろ、理解したか!
「最低限の警備以外すべてグランドに集めますSir!」
よし駆け足!と伝える。
グランドにダラダラと歩きながら歩いている衛兵に喝を飛ばす!『3歩以上は駆け足!』
言われて走り出す者も居たが走らなかったものは前に並ばせる。
それを何度か繰り返し、全員揃ったところで壇上に上がる。
『これからお前らを鍛えることになったナオと言う、まず言われて走らなかった者は走って話を聞くように駆け足はじめ!』
言われてダラダラと走り出す・・・行け!シュー!!
がぶり!最後尾の衛兵の尻にかみつく、大急ぎで走り出したな、ヨシヨシ。
『まず伝えることが有る、この地を納める領主のアドンだが一兵卒として鍛えることになった、これは大公からの委任状である』
うーん我ながら超ハッタリ・・・
『一兵卒である間俺は貴族扱いや特別扱いはしない、お前たちもその様に扱え、アドン一兵卒列に並べ』
ぶつぶつ言いながら一番前に並ぼうとするが壇上から飛び蹴りをくらわしておく。
『最前列は各隊の隊長である、新兵で一番下っ端のお前は最後尾だ連れていけ』
蹴られて泣いているアドンを最後尾につけさせ全員に号令する。
『まずは駆け足!良いと言うまで休むな』
出られそうな出入り口は結界でふさぎ衛兵たちを走らせる。
いい感じにヘロヘロになってきたところで腕立てと腹筋だ。
アドンやへばって動けない連中は立たせて再度走らせる。
軍曹欲しいな、訓練についてこれてる奴から選ぶか。
その日は日が暮れるまで訓練が続き皆兵舎に戻る。
アドンが館に戻ろうとしたので捕まえて兵舎に放り込む。
兵舎に逆結界を設置、俺も空き部屋で寝よう。
衛兵の食事は粗末だったが食えない物でもなかった。アドンが文句を言ってたがじゃあ食うな飯抜きだぞの声がどこかから掛かり黙って食っていた。
翌朝ラッパを鳴らし夜間警備についていたもの以外全員集合させる。
衛兵隊長は訓練にきちんとついてきておりある程度は任せられそうだ。
部隊長の数名は最後までついてこれていたので指導役に回ってもらう。
今日もだらついていた者は最初から走らせる。
学習能力無い奴らだな、アドンは寝坊していたので部隊長の一人に引きずってきてもらい走らせる。
『遅刻したもの駆け足しなかった者についてはこれからも朝礼中走らされると思え』
そんな訓練も2週間ほど繰り返すと結構いい感じに育ってくる。
衛兵隊長は俺の代わりに指揮できるようになったし、部隊長も軍曹役が板についてきた。
街中の方もザクがギルドを使い治安維持やの役割を請け負ってくれた。
ドゥン商会の方も流通網を復活させていた。
さて問題はこいつだ決闘騒ぎで首輪付けられてた奴隷こいつ・・・ワタリだ・・・
おかげさまで累計PVが2000を突破しておりました。
これからもよろしくお願いいたします。




