40 治安わるぅぅぅぃ
「金目の物をよk「うるさい」」
のんびりとした風景が続く平和そうな街道なのに
既に3盗賊1狼2ゴブリン収納しております。
幸いな事にシューが接近前に教えてくれるので大事に至ってないが、キャラバンだったら堪らないだろうな・・・
結局隣のオートヴィスまでに追加で4盗賊出ましたよ・・・治安悪いにもほどがあるだろ。
町も流通が止まっているためか殺伐としております。
ギルドに入るとガラの悪そうな・・・悪そうじゃない悪いなこいつら・・・
「見ない顔だな~おう兄ちゃん酒代貸してくれや、返す気はないがな」
床にキスしてもらい、さらにかかってきた奴らを叩きのめす。
「貴様ら!何の騒ぎ・・・だ?」
奥から出て来たおっさんが唖然としている。
ギルドマスターに取り次いでもらい部屋で待っていると来たのはさっきのおっさんだった。
「本当にすまなかった、最近とうとう流通が止まって物の物価が跳ね上がってな・・・」
さっきのガラの悪い奴らも元は護衛で、頑張っていたが流通が止まってしまい他所に行く実力も厳しいそうだ。
腕のいい者から領都に向かうが残っているのはスライムや狼が精いっぱいで、盗賊相手は厳しいそうでこの町でくすぶっているとの事。
盗賊や狼やゴブリンを倒したことを伝え、今のうちなら大丈夫ではないかと言う事を教えておく。
「急いで馬車の支度をしろ、護衛は俺が付くスピードが勝負だ」
準備が終わるまでに盗賊、狼、ゴブリンを引き取ってもらう。
お金を受け取り、そのまま町を出る。
泊まらないの?と言いたげなシューだがこう言っておく。
流通の泊まったような町で碌な食事も期待できない、宿屋の主人が襲ってきてもおかしくない状態だ。
それにベッドはそこそこ上等なものがテントに入ってるしご飯も問題ない。
少しぐらいご飯を上げたらいいのに、と非難されている気もするが領都でて一つ目の町でこれである、この先の町や村で補給できる保証が無い。
出来ることと言えば襲ってきた盗賊や魔物を収納して次に襲われる人が出ないようにするくらいだ。
悲しそうな顔をするなシュー、目に見える者全てを救えるわけじゃない、俺ができること・・・あったわ。
急いでオートヴィスのギルドマスターを止め一緒に領都まで瞬間移動で飛び、ドゥン商会のデファに話を持ち掛ける。
塩と小麦、それから干物などの大量購入と輸送だ。
他の町のドゥン商会への輸送も請け負うことも条件にギルド、商会、俺で約定を決める。
その日のうちにオートヴィスへの荷物を収納しギルド内倉庫に収めていく。
領都ヴァルバヴォスのギルドでも盗賊狩りの賞金を軍より高く設定し街道の安全を図っていくそうだ。
オートヴィスを出て次の町に向かう、盗賊等が見つけやすいよう堂々と。
というか領主は何をやっているのやら・・・




