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米を求めて東方へ  作者: セキュル
18/61

18 魔法を作ってみた

翌朝バサンとニーナが床に転がっている。


小樽が空っぽになっていた・・・起こすのも何なんで体操は裏庭ででもするか・・・


今日は魔法の改造、製作を試そうと思う。

先日ニーナとバサンの話を聞きイメージとおそらく科学的根拠をもとに魔法が作れるんじゃないかと思ったからだ。


村を出てランニングがてら村から離れる。


見通しの良い草原にでてここまで魔物や野生動物が居ないと平和な世界なんだなと思う。






まず、さほど苦労せずに作れたのが時報、最近の若い者は知らないかもしれないが”117”に電話をかけると


「ジュウジ、サンジュウゴフン チョウドヲ オシラセシマス ポッポッポ ピーン」


と教えてくれるサービスがあったのだ。手巻き式の腕時計などを合わせるのによく使っていたものだ。

まあ出来たのは目の前に半透明の板が出て時間、気温、湿度の3つが表示されるものになった。

・・・科学的根拠どこいった?イメージか?イメージ優先なのか?


ちなみにこの半透明の板ある程度自在に動かせて火に突っ込んでみたら気温がどんどん上がり火の温度が分かるという優れものだ。


火のイメージはしやすく、コンロの魔法ができた。チャッカの生活魔法に空気中の酸素と水素をつぎ足すことにより、長時間燃やすことができている。

弱火、中火、強火までの3段階だが調整もできる。


次にクリーニング、衣類の汚れや雑菌を分解し落とすものだ。試しに自分にもかけてみたが効果はあるにはあるのだがすっきりしない感じだ。風呂に入りたい・・・


次に考えており、作ろうとしているのはオーブンの代わりになる魔法だ釜を作り、中でコンロを使えば似たような感じになるだろうがちょっと違うと感じてしまう。


意外だったのが結界魔法だ普通に出すと、某研究所のようなガラスに似たドーム型結界ができるが、色、形、大きさなどがイメージ通りに出ることが分かった。

一度透明な半球を作り、その中で寝たが朝まで変わらず張り続けられるうえに消そうと思えば消せるのだ。

失敗したのは自分をくるむような感じでやってみたが自由に出れるため動くとそこに自分型の結界ができていただけだった。

しかし怪我の功名をいうかあれができたのだ・・・そう残像だ!とか変わり身の術とか言う感じの魔法だ。

やり方は簡単自分の形をイメージして結界外部に自分のイメージを持たすだけ。

動かすことはできないが中々面白い物ができた。使う予定もありませんが・・・


あとは背面側のイメージを映し姿を消す光学迷彩もどきはできた。動くことはできないが隠れ身の術みたいな物かな。


そんなこんなで色々と魔法を作り、村に戻る。

使う機会のない魔法も出来たが・・・



今日は飲むのを控え就寝する・・・

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