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米を求めて東方へ  作者: セキュル
11/61

11 出汁を作ってみよう!

少し短めです。

「0600・・・いつも通りか」


日課の体操をし、いつも通りランニングに出かける。


朝市の様なものがあり一旦足を止め覗いていく。

野菜の中に西洋ネギのような物が有ったので購入、片栗粉も普通に売っていた。

なんで気が付かなかったんだろう?

その他には豚や鳥など朝〆ているようである・・・


ト ン コ ツ ! ポクポクポク・・・(思い出し中)


下茹~洗浄~アク取り~ショウガ?ニンニク?とネギを入れ1時間~取り出してさらに煮込む


たしかテレビでやってたのはこんな感じだったが・・・8時間ほど掛かるというし・・・

8時間以上も掛かるとなると厨房を借りることも難しくなるだろう。


以上却下!


鶏がらスープなら2時間もあればできた気がするが・・・


早速鶏がらや、まるごと鳥を買い炭なども追加していく。

また時空間魔法のレベルが上がる・・・どういう基準なんだろう?


まだ使ってない結界や瞬間移動なども確かめた方が良いな。


『自由の夜亭』に戻り、厨房が空くまでせっせと鶏がらを洗い血合いなどを取っていく。


「お待たせ、厨房空いたから使っていいよ。」


女将が元気よく声をかけてくれたので寸胴一杯の鶏がらを持ち厨房へ向かう。


最初は小鍋で試すことにしよう。

時間短縮のためお湯をホウスイで出す。

鶏がら、ショウガ、西洋ネギを入れてコトコト煮込む。


アクがあまり出ない・・・おかしいな?洗いすぎたか?出汁が今一つだったので再度チャレンジ


手順を思い出しながらコトコト煮込み今度はアク取りもきちんとできた。

サラシのような布をキッチンペーパー代わりに濾していく。

今度はなかなか上手にできた。シェフが指をくわえてみてるので寸胴で作るのを一緒にやってみる。

アク取りが嫌になって押し付けようとしているわけではない・・・たぶんきっと・・・


昼は鶏がらスープにコーンと玉ねぎを入れてみる。


かなり美味い!作ってみてよかった・・・


寸胴で作ったスープも上手く行き、シェフは一生懸命メモを取っていた。

その後時間の許す限りスープを作って収納していった。

夜のご飯はシェフのおごりと言う事で少しはましになったか?

と思いつつ食堂兼酒場に向かうとだいぶ柔らかくなったステーキ、出汁が利いてる野菜スープ、


そして相変わらずの硬いパンだった・・・


そして夜はいつものように部屋で一人、ゆっくり楽しむのであった。


鶏がらスープができたから鍋とかもいいかもな・・・〆の雑炊ができないが・・・


次の瞬間! 電 撃 が 走 る !


〆は雑炊だけじゃない、うどんもラーメンもあるじゃないか!



ゴソゴソ・・・





塩、ある。


薄力粉・・・は小麦粉でやってみよう


打ち粉~これも中身は薄力粉だったはず、小麦粉でいいな


いけるじゃないか!


明日やることも決まったので片付けて寝よう!


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