2/2
神様との出会い
目が覚めて最初に思ったのは、とうとうこの日が来たのかという思い。
諦めとも悲しみともつかない複雑な思い。
そして木々に囲まれ、人も獣さえもいない場所で湧き出したのは寂しさ。
まるで自分ひとりだけが世界に取り残されたかのような不安。
寂しくて、さみしくて、サミシクテ・・・
誰か誰か誰か誰か・・・!!
誰か・・・・・・・・・・・・・・!!
彷徨い、精根尽き果てて倒れ込んだ先で――
『―――?――――――?!――!』
「・・・?ぁ、か、みさ、ま?」
青い光の中に―
神様を見つけた。
―――――――――――――――――――――――――――