第14話 : ○○も仲間になった
舌に出来た口内炎が痛すぎてご飯たべれないでぇす(泣。それはさておき14話でぇす。まだまだですが少しずつ多くなってきて自分もうれしぃです。これからもっとがんばりぁす。
俺達は地獄から学校の中庭に戻り、膳さんとはそこで別れた。
タッタッタッタッ!ドコッ!
「いてっ!」
皆さんお忘れではないだろうか。着いたばかりの俺に物凄い早さで走って来て腹に蹴りをいれたのは他でもない、足首である。
ピョン!ピョン!ピョン!
足首「……………………!」
良くわからないけど怒っているようだ。
夏琳「足首さんだ( 笑 )」
足首「………………………!!!」
と、とりあえず話を聞いてみる?いや質問に答えてもらうと言った方が正しい。
「もしかして、膳さんが現れてほったらかしにされて地獄に行っておいてけぼりにされたこと、怒ってる?……( 笑 )」
ピョン!!ピョンピョン!!
上!!下!!上!!下!!
「…!!!!!」
あぁ、怒ってるんだ( 笑 )
「そもそもだけどお前ってなんなのよ。夏琳ちゃんを襲ったあの子を追ってたみたいだけど…。一度見てみるか。」
俺は静かに呪を発動し、足首に触れる。
「なるほどね。足首は、あの女の子に食べられ足首だけになってしまい、仕返しをするため…というか、他に被害がでないためにあの女の子を追っていたんだね。」
夏琳「直士君っ!あの子、じゃなくて南ちゃん!だよ♪」
南ちゃんが足首の体を食べ、食べられた足首は恨みとかではなく、自分の信念で動いていたのだ。足首になっても、というところがまたすごい。あまり役に立っていなかったがそれは俺も一緒…か。
「足首……お前女だったんだな。」
上下上下!
足首「………………!」
鎖をとうして足首の記憶が流れてきたわけだが足首はれっきとした女だった。しかも…可愛かった。
夏琳「足首さん女の子だったんだ!じゃあ、足首ちゃん、だね!」
足首はもじもじしながら少し赤くなる。だが少し待って想像してみてくれ。女性の足だけが中に浮き赤くなってもじもじしている、夏琳ちゃんもそれを見てクスクスしている。だが俺はこの光景がシュールすぎて目を半開きにしていた。
次の日からは、俺と夏琳ちゃん、そして足首の3人で学校内などの除霊活動が始まった。俺と夏琳ちゃん。ならまだしもなぜ足首が一緒にいるかというと足首はいち早く霊などに気づいたり、授業中に校内のパトロールをするなど役に立つ面もあったからだ、だが一番の理由は何故かわからないが俺が懐かれてしまって離れないものだから一緒にいるのだ。想像してみてくれ。普通の人には見えないが、実際は俺の横を女性の足だけがぷかぷか浮きながらついて来るのだ。恐怖でしかない!ま、まぁその絵図ならともかく足首は、本当にいい霊だから襲われる心配はしていない。
夏琳「直士君!足首ちゃん!南校舎にでたわ!行くよ!」
俺と足首は向かいあい頷く
「うん!」
上下上下!
足首「!!」
飲むヨーグルトを口内炎に当たらないようにストローで喉の奥に直接流してこんでます。