てんちぎゃくてんものがたり
前書きって何かいたらいいかわからないからてきとーにかきます。どーもぎんこともーしまぁす。こってりさっくりあっさりがくせーです。これから天(国)地(獄)逆転物語を連載していこうとおもうわけですがぁよろしくおねがぃしまぁす。
始めに、世の中では良い行いをしたものは天国へ...、悪しき悪事をはたらいたものは地獄へ行く、なんてことが言われている。そんな誰もが知ってる常識、本当はあの世があるのかすら分からないのに。しかし、そんな世の中の人間が考えている世界はまったく逆なのだということを俺は知っていた......いやこれから知ることになるだろう...。
「暑い...。」
そうだるそうに呟いたのは今年高校1年生になった紛れもなくこの物語の主人公、津鵡人 直士である。
当たり前である。8月のど真ん中に二学期の期末試験で3分の2も赤点をとってしまったのだから。夏休み、他の友達はみな楽しい楽しい人生をおうかしている真っ最中だろうが俺は、補習に追われる虚しい虚しい人生を扇風機すらない教室で憂鬱に過ごしていた。
「夏琳ちゃん...どーしてっかなー..」
高校生にもなれば彼女の1人や2人できるものだと思っていた..................。甘かった。そもそも高校というのは可愛い子と可愛くない子、かっこいい子とださい子。後は陰キャラ等に分けられる。
当然可愛い子を見れば心が高鳴るものだ。そして当然可愛い子にはかっこいい子が彼氏になるわけで可愛いなあの子、と思っていても大半は彼氏持ち。俗に言うリア充と言う奴だ。
「どうして俺だけなんだよ!今年入学した1年198人だぞ!......なんで俺だけ補習なんだよぉ!!......夏琳ちゃんと海とか花火とか色々行きたかったなぁ(泣)...」
静かに俺の虚しい声が蒸し暑い教室に響く。夏琳ちゃん(本名:夏味 夏琳)というのは言わいるクラスのマドンナ的存在で勉強、スポーツ万能。しかも誰にでも優しい何処にでもいないまさに究極のヴィーナスなのだ。それは言い過ぎかもしれないが、それくらい俺は夏琳ちゃんのことが好きだった。
話が青春ラブコメ系になりそうなので少し俺の身に起きているおかしな話をしよう......。
それは4ヶ月前、入学式が終わったその日の夜の出来事だった...。
これからよろぴく。