89_暗記の快楽。
自ら持っている知識をひけらかす、衒学的な、とか言われるような癖とかあるようです。語りたがりと云うか、これだけのことを知っているんですよすごいでしょう?と、自慢したがるような心境なのだと予想します。
相手の知らないことを、伝える、つまりは自分の方が相手より知識で上回っている、と、優位に立ちたい、感情がその基本的な行動指針なのでしょうかね?
立て板に水を流すように、言葉を羅列しつつ、圧倒するようなキャラクターは、結構テンプレートで存在するように思います。探偵とか、推理物の登場人物に多いような気がするのは、把握しているコンテンツが偏っているからかもしれません。研究者とかも多いのでしょうか、おそらく自分の知っている、見つけた事を伝えたくてたまらない人もいるのでしょうね。逆にそんな事に時間を使うくらいなら、もっと知らない事を吸収したい、とか資料を当たりたい、実験を重ねてみたい、と云う人もいるような気がします。
相手に知識をひけらかす時は、基本その内容を理解して暗記している事が多いと思います、携帯端末片手に、知識を披露しても、まあ、それなら貴方じゃなくて、その端末を直接見た方が早いよね、という印象しか与えないでしょう。
逆に、そうやって、手元のメモとか、携帯端末とかを見るのが、様式美になっている、一つのお笑いのネタになっている、そういうのも、ありそうですね。というか、すでに良く使われているパターンであるような気がします。
さらにひねって、その参照しているメモとか端末に何も映っていないとか書いていないとかで、勧進帳スタイルな方向へ行くパターンもありますね。完璧な記憶力を持っていることを、ごまかすために、何らかな資料を参考にしてるんですよ、と、偽り、ポーズとして使用しているという、パターンですね。どこかで見たことがあるので既出のスタイルですね。
そんなもの調べればわかることじゃないか、だから暗記しないとか覚えるのは無駄ですね、という考え方もあるのですが、それは、つまり覚えておけば調べる手間が省けるということですよね。素早く状況を把握して、最適解を判断する、その時に調べる時間がないとか、資料が手元にないとか、普通にありそうな状況だと、予想するのです。
仕事とか作業とか、一説にはその時間の半分くらいは、何かを探している時間です、と言われているらしいですね。半分はおおげざかもしれませんが、その探さなければならない知識を暗記していると、その時間を短縮できるわけですね。
問題は暗記するために使用する時間と、その都度探す時間との重み付けをどのように自分の中で解決するか?といったところでしょうか?暗記に時間がかかりすぎるとか、せっかく覚えたものを、忘れてしまうとか、そのようなことがあると、やはり、こう、覚えることに対する動因が薄れてくるのではないかな?とか、予想します。
なので、普段から、覚えること、暗記することを癖にしておくといいかもしれません。人間は、年を重ねると、記憶力が弱くなるそうですね、しかしけれど、子供に比べて、頭が悪いとか、新しいことを覚えられなくなったりとかは、まあ、それほど、ひけは取らないように見受けられます。中には年々、衰えていく方も多少いるようですが。
基本的には、年齢を重ねると、暗記とかの仕方に工夫をするようになるのだそうですよ。何かに関連付けて覚えたり、語呂合わせを考えたり、ストーリー仕立てで覚えたり、理屈で思い出したりするようにしたり。
つまりは、そのような工夫をしていかないと、すぐに色々忘れてしまうようになりかねないというわけですから、気をつけて、積極的に、暗記するということをした方がいいのかもしれません。
効率的に暗記するのが、楽しい、まるでパズルのようです、といったキャラクターもいそうですね。写真記憶とかそもそも忘れることが難しいという方々も現実にはいるようですが、それはそれで工夫の余地がないのでつまらないのかもしれませんね。
「彼のデータはすべて暗記ずみですよ」
「病的なまでに口ずさんでいましたからね”ご主人様”」




