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80_忘れがちな神々。

 とある国には、7柱で1グループのユニットを組んでいる神様がいるようです。七福神というそうですね。ご存知でしたでしょうか?意外と年代によっては知らない方々もおられそうですね。メンバーは、恵比寿、大黒天、毘沙門天、弁財天、福禄寿、寿老人、布袋、の7柱です。結構ソロで活躍している方もおられますが、誰でしょうそれ?という方もおられるような気がいたします。

 ユニットの歴史としては、まず発起人というかリーダというか、元祖?なお方が、大黒天さま。このお方、もともとはインドはヒンドゥー教の神様で、シヴァさまと云うお偉いおかたの仮の姿、というか、化けた姿のマハーカーラでイメージカラーがが真っ黒、なので大いなる黒と云うステージネームがついたそうです。これと最初にペアになったのがイザナギ、イザナミ、のお子さん、純日本製の神様の恵比寿さん。これら2柱が発起人。それに、武闘派の毘沙門天を加えたのが、初期ユニットであったようです。毘沙門天さんもヒンドゥー教の出身ですが、実は、恵比寿さんの中の柱とかとも言われていた時期もあったようで、それもあって一緒に活動をしていたようです。

 活動初期あたりで、事務所の方が、お色気も欲しいですね、と弁財天さまがスカウトしてくるわけですが、この時代(平安末期〜鎌倉初期)、3柱セットで売り出していくのが風潮だったらしく、毘沙門天さんが抜けたようです、おそらく恵比寿さんとキャラがかぶったんでしょうね。予想ですが。


 時代は下って室町時代末期くらいですかね、時代のムーブメントはトリオから7人程度のグループがもてはやされていくようになりました。その時代の先駆けとなったのは、竹林の七賢と云う方々のポスターでありまして、その題材にあやかって、ピンで活動していた福の神をまとめて、7柱のユニットを作ろうぜとばかりに、事務所(神社仏閣連合)が企てて、民衆が、乗ったわけです。

 結成当初は、方向性の違いやら、与える徳の違いやらがうまくかみ合わずに、メンバーの顔ぶれは一定ではなかったのですが、江戸時代あたりにだいたいメンバーが決定されます。ただし、その後も色々な神々が参加したり、コラボを行ったりして、ブロマイドのバリエーションなどを増やして、商売っ気に走ったりもしていたようです。

 初期からのメンバーである、大黒天、恵比寿、毘沙門天、弁済天に加えて、長寿を象徴する福禄寿と寿老人、堪忍とか、広い度量、富と繁栄を司る布袋が加わったメンバーが、一応正式メンバーと云う認識で、民衆に広く流布されました。

 その中で、福禄寿さんと、寿老人さんは、同じ道教由来である南極星の化身であるとされていて、両柱を同一視する動きもありまして、それらを1柱としてさらに1柱増やすこともあるようで、現代に至るまで、メンバーが細かく入れ替わったりしているようです。マネジメントが大変そうです。

 ちなみに、メンバーの紅一点である弁財天さま、ここ最近では便所の神様としても名を馳せているとのことで、有名なようです。昔話にそのようなネタがあるそうですね。ちょっと検索してみましたが、その原典はよくわかりませんでした、民間伝承とかでしょうか?

 全くの創作と云うことはなさそうですが、気になった方は、調べてみるのも良い功徳になるかもしれません。忘れ去られるということは、やはり、神様たちにとっては死活問題でしょうから、と予想するのですが、どんなものなのでしょうか?


 昔の漫画のネタに、ピンで活躍する他の七福神に嫉妬?して、なんとか昔の栄光と取り戻したいと、寿老人と福禄寿コンビが画策したり、霊能力者に頼み込んだりするという、展開がありましたが、今思うと宗教界の闇に踏み込んだなかなか度胸のあるお話だったのかもしれない、とか思います。

 

 昨今の流行とかを取り込んで、ユニットを作るのならば、神仏界48とかやって、多数の神様を集めてみたらどうでしょうかね?それこそマイナな神様を中心にして、身近な偶像(アイドル)として多くの信者(ファン)に夢を与えるのですよ。

 今こそ、裏山に住むトーマス爺さんが大事にしているヤットコの神の出番かもしれません。

 擬人化するときは、可愛らしい女の子じゃないとダメでしょうかね?すでにありそうなネタではありますね。


「私の崇める恋愛の(邪)神様によるとですね」

「カッコの中が問題だと思うのですよ”ご主人様”」

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