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54_ 返事がない、只のようだ。

 店の方に声をかけましたが、返答がありませんでしたので、持って行きました。それは窃盗ではないんのでしょうか?冒頭からちょっとした場面を思い浮かべてしまったゴブリンです。

 ぼんやりとしていて、お客さまから何か言われたけれども、生返事をしてしまったために、後でえらいことになったという、物語とか、現実の出来事とか、ちょっと珍しいけど、無いとは言えないのじゃあ無いかな?と思います。


 何か他のことに気をとられている瞬間に、自分の都合の良いような契約を結んでしまうというのは、親しい仲では冗談のうちで結構ありそうな場面だと思いますし、何度かそのような架空の物語を目にした気がいたします。

 海産物や海に因んだ名前が登場人物に割り振られている4コマ漫画とか、ちょっと可笑しくて好きでした。どうやら動画にもなっているようで、昔に少し見たような覚えがあります。放映日時が休日の終了を連想させるので、一時ネタになったようですが、現在はどうなのでしょうね?

 休日の取り方が、多様化されたので、下火になっているのかもしれません。


 言葉だけの約束で、その後、明確に記録していないので、言った、いや言ってないと、水掛け論になるというパターンは現実では結構耳にするような気がします。体感では親しい仲であるほど頻度が高いような感じですが、考えてみると当たり前で、肉親やら日常的に接している方々の間で、約束ごとを書面で残しておくみたいなことはしないからでしょうね。

 また、たまにしか会わない相手に対して行った口約束もまた、社交辞令だから覚えていないということもありそうですが、最近社交辞令がそれと理解できない、個性の持ち主がいるらしいので、少し気をつけた方がいいのかもしれません。何かいうたびに、社交辞令ですが、と枕詞につけるくらいすれば、安全度が高いのでしょうが、「社交辞令ですが、奥さん美人ですねー」とか、言い放ってしまうと、関係性が悪化する可能性がありますのでご注意ください。もしかすると、ウイットに富んだ会話と受け止められる可能性もありますので、断言は避けさせていただきます。


 サムネイルの元ネタはとある有名なコンピュータゲームに書かれたセリフです。もしまだ心当たりがないのであれば、いつかそれに巡り合った時に、ああ、これのことですか、と感慨にふけっていただけると、ゴブリン、ちょっと楽しくなります。好悪で言えば間違いなく好きなタイプのゲームでしたので、そのゲーム自体も楽しんでくれると、趣味が合う人が一人増えたな、という喜びがあります。強制はしませんですが、この手のささやかな想像が、日々を楽しくしていくのかもしれません。


 言った言わないという論争になった時には、明確に否定するのではなくて、あやや、失敬、これは聞いていた時にぼんやりしていたか何かして、忘れているようですよ、すいません、と下手に出て謝ってしまうと、結構丸く収まる可能性が高いようです、側で見ているとこのパターンだと、相手の怒りをそらすことができているようです。あまり頻繁にそうしてしまうと、いつも私の話を聞いていないんだから、と、さらに怒られますので、気はぬけないかもしれませんが。


 それを物理的に避けるために、すべて動画で残しておくという手もありますね。こう音声認識で、起動する小さなカメラを身につけておいて、キーワードか何かで、話しかけられたら起動してやりとりを記録しておくみたいなものです、技術的には問題ないとは思いますし、昨今の技術の進化から見るに、常に録画しておいても、容量的には問題ないレベルなのかもしれません。


 ただそうすると、聞いていませんでしたとか、ぼんやりしてました、とか、本当に?とか、いろいろごまかすことができなくなるので不便になる方面もあるでしょうね。

 なので、どこにでもカメラが入っている昨今の政治家は、いろいろやりづらい、と感じているのかもしれません。オフレコって今でも通じるのでしょうか?意味的な話でも、行為的な話でも。むしろ、これから特別なお話をしますよ、という枕詞として、捉えてしまいそうですね。


「相席しても断られなくなりました」

「ええと、最初は断られていたんでしょうか?」

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