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45_とかいなか。

 たまに謎の単語が脳裏をよぎるゴブリンですが、存在自体が謎なものが、謎の言語を駆使するのはむしろ自然なのではとか、思ったりもします。今回は単純にいなかの話です。限界集落とかのお話だと思っていただいてもよろしいかと思います。


 一人ならそれは孤独で。集落ではありませんね、二人でも対立しかしない少し厳しい、三人なら派閥ができるので、社会単位として成り立ちそうです。究極的には、三人いれば、集落ができるのでしょうかね?

 限界集落の定義としては、次世代に機能を受け継げさせることができることが、できなくなると、そう呼ばれるようですので、年齢が肝になるわけです。では、血縁関係がなくとも、年齢の若いものを順次投入していけば、それは限界を迎えないのでしょうかね?


 行き場のない若者を、こう誘い込むようにして、誘蛾灯のようなものを設置して、順繰りにすこじずつ補充していくようなイメージが浮かびましたよ。別に子供が増える必要はなく、むしろ、孤独を愛するような人材を積極的に、定期的に加えていくような、一人欠けたならば、次の一人を補充するようにする、とうシステムが構築できるならば、その共同体というか、過疎地域の資産維持とかできるのかもしれませんね?


 こう、地域保全要員としてのお仕事を斡旋するような感じになるのでしょうか?山林の管理やら、鳥獣の調整やら、資源調達の管理やら、伝統文化の維持とか、建築物の保全とか、それにつならる道の管理やら、そんなところの保護、保全をお仕事にして、定期的に募集をかけるとか、すでにありそうではありますね?


 住人そのものをレンタルするような感覚になるのでしょうかね?別に、次世代までその人物がいなくてもよろしいわけで、定期的に、循環するように、若い世代が、巡るようなシステムとか、作れそうなものですが、いかがなものでしょうか?


 金銭的な裏付けとしては、田舎の資源の管理、資産の転売を認めるとかでしょうか?間伐材の買取とか、山の幸、海の幸のブランド化から、販売?鉱物資源の発掘やら、古代の遺跡の探索とか?それらの専売とか独占件を渡してみるなどいかがでしょうか?

 さらには、自然保護の観点から、人の出入りを制限してみるのですよ、立ち入り制限をして、観光やら、修行?やらのために訪れる人々から高い、入場料をせしめてみるとか、どうでしょう?


 だいたい、現在の観光地は、普遍化、安価で薄利多売を主としたビジネスであるように見えるのですから、ここで一つ、特別な、とか、許可を取るのに苦労するような、秘境の観光という売り文句で、過疎化した田舎を売り込む、などという戦略はどうでしょうかね?

 いいえ、すでにどこかでしているような気がしますが。


 そのようにして財源を確保して、限界を迎えるっぽい集落に、定期的に、その場所を維持することのできる人材を確保するとか、結構全うな戦略とか思うのですけどどうでしょうか?

 募集する人材が孤独を愛する者たちとか、性格を重視するようにすれば、ストレスも少なくなるような気がしますし、田舎での生き方を、知恵とか、知識をかのレクチャは結構必要ではあるような気がしますが、そこは、それ、サバイバルに強いお方は、まだ社会には多く存在するとは思うので、教師役には困らないとおもうのですが?


 一番の問題は、その、集落に以前から住んでいた人々との付き合いかたであろうなぁと、想像できるところが、ちょっと、人付き合いが苦手で人のいないところの来たんですという、人材にとって、大きなストレスになるんじゃないかな?という所がでしょうかね?

 いなかの方が、人との関係密度が濃いいそうですよ?聞いた話ですと。


「彼の、郷里も確定しましたので、生い立ちを調べてきます」

「すでに興信所のお仕事みたいになってますな、お食事はいかがしますか?」

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