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42_世界は無法者だらけ。

 ちょっと考えればわかるのですが、この星には幾つか、というにはちょっと多めの、国と呼ばれる組織があります。一部地方という言い方をする地区もあるようですが。この国と呼ばれる集団群、実はそれらが明確に守ろうとするような法律というものは、作りようがないような気がいたしませんか?


 法律というのは、主体となる何らかの集団が、その集団に所属する個人やら組織やらの、行動の正否を判定する物差しでありまして、そしてその物差しを有効に利用する、何らかの威力を持つ組織を、独立した権限を持って、管理運営できていないと、成り立たないわけですが、世界各国をまとめるような大きな組織というものはないのですね。

 国渣連合とかいう名称の組織は、これはまあ、町内会の寄り合いの大きくなったようなもの?と考えてもそれほど大きくかけ離れてはいないと思うのですよ。喧々諤々と議論ばかり繰り返すけど、何も決まらないみたいな?ちょっと違いますか?町内会の方が、もう少し恥とか道理とか通じるので、ましなのかもしれません。


 共通の文化を持っていない人々の寄り合いであるので、これはまあ、まず全うな管理機関足りえないのではないかな、と予想できるわけですよ。こう、意見を擦り合わせるような場でしかないような印象があるのですが、どんなもんなのでしょうね?

 組織の運営はそもそも意見のすり合わせに過ぎないといううがった見方もできますが、それほどの強権を持って、秩序ある世界を作り出していこう、問いう組織とは、かなり無理しても、見えないような気がします。


 独自の財源が無いというか、財源を確保するために権力を使えないという組織であるように見えるので、いろいろ、他方に遠慮しなければならなかったり、そもそも、慮ってしまうので、こう強くリーダーシップをとるような存在には成りえないのでしょうね。

 いつの世も強いのはお金を持っている存在ということでしょうか?


 さて、世界の国同士、仁義なき無法者の集団であると、みなしてみると、それに所属している、というか、その世界で生きている各国の法というものの信頼もなんとも頼りないと思ってしまいませんか?どんなに法律を守って、穏やかに過ごそうとしても、他の国の無法っぷりに巻き込まれて、相争うような状況に陥ってしまうかもしれないわけです。

 一応建前とかはきっちりとして、動くかもしれないですが、逆にそのあたりがなんとも、嫌らしくて、気に入らない、と思う人が多いのかもしれない、と予想するのですが、どんなものなのでしょうね?


 背景にある社会やら、歴史に基づく文化やらが違うので、なかなかに、歩みよることが難しいという話もよく聞くわけですが、所詮人間の認識の違い程度、それほどの差になるとは、思いにくいのですが、些細なことでもきにする、個性は、やはりどこにも存在するのでしょうかね?


 食べ物一つとっても、偏見とかあるようですし、しゃべり方、他人に対する態度、忌避感の対象、その線引きとか、ああ、そこが気になるんですか?というところを気にしてしまうのでしょうかね?他の文化を受け入れられないのは、余裕がないからなのでしょうか?頑なに拒むのは、古くからあるものが変わってしまうのが怖いからなのでしょうか?

 感情論とかもあるのでしょうね。

 逆に余裕があるので、些細なことにこだわっているのかもしれませんね。

 ただ単に、権威あるもの、豊かなものにたてつくのが心地よいと思う人が多いせいかもしれません。

 無法ものに巻き込まれないように、巻き込まれても良いように、よく考えて行動するようにしなければならないのでしょうね。


「酔ったふりをして、お持ち帰りされるのはどうでしょう?」

「はしたないからおやめなさい、”ご主人様”」

 駆け引きとしても、まずいでしょう。

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