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31_軽やかに豹変する。

 自分の意見はしっかりともって、主張をコロコロと変えるのはよくないことだ、という意見が結構幅を利かしているようなきがする今日この頃のような気がします。今日は暑いですねと、季節を感じさせる言葉を差し込んで、時系列を制御しようと試みるゴブリンです。


 別に、今は冬で外は雪が舞っています、と言っても問題ない内容の文章ではあるのですが、四季のある世界ではその情景によって話題が変化するので、たまに触れてみるのも楽しいような気が致します。みなさん、今は暑いですか?


 何かの意見を曲げなく、ポリシーをもってそれに従って生きる人間というものは、やはり一目置かれるとは思うのです。なぜなれば、それをするのが難しいからであろうからだと推測できますね。常にこだわった服装をしているとか、食べ物に制限をかけるとか、行動に制限をかけるとか、基本禁欲的な内容であるほど、尊敬される傾向が高いような気がします。


 そういう風に、することを決めておく、もしくはしないこと決めておくというのは、生きることが楽になるという側面もあるかもしれません。最初から、候補に上がらない選択肢が多いと、行動に迷いがなくなるわけですから、迷わない、迷うことに時間を使わないというのは、無駄な時間を過ごさなかったという満足感に変わるわけですから。


 こだわった結果、遠回りしても、それを守ったんだという達成感が無駄をしたという、負の気持ちを上書きすることができるので、本人は、幸せになれるのだと思います。周囲の人間の配慮というものは、やはり必要になるとは思いますが。何かにこだわるときには、そういう行動をしたいので、協力してください、と言えるだけの人間関係をまず構築しないといけないのであろうから、人付き合いが上手くなる可能性もありますね。

 逆に力ずくで押し通る個性もありそうではありますが、比較的迷惑な部類だと思うのですが、いかがでしょうか?基本、そういう個人とは関わりにならないように、することが、多くなるのでしょうかね?とすると、そういう迷惑なポリシーの持ち主は、孤立するようになっていくのでしょうかね?そのままでいると、孤独なまま、迷走しそうな気がします。


 迷走の結果が、大きな事件につなっがたりする可能性もありそうですね。こだわるときはその内容に注意しましょうということでしょうか?

 逆に何かにとらわれることはよくないことであるという意見もありますね、柔軟な発想を妨げるので、とか、多角的な思考を阻害するとか、まあ、どちらが良いのか?という問いには、程度次第というか、周囲の環境次第ではないですか?という身も蓋もない結論に落ち着きそうなところが、何とも面白味がないような気がします。


 個性的には、自分に大きな不利益があるのがはっきりしているのに、そのポリシーを貫きとおす個人が、かっこよく表現されることが、多いような気がします。逆にコミカルに笑の要素として設定されているものもありますね。

 個人を特徴付けるために、極端な癖というか、不利な特徴を設定するということは、フィクションの世界では多いような気がしますが、そのような物語に多く接してきた現実の人々が、自分を特徴付けるために、あえて、何かにこだわるようなポーズをとっている、という現象も、まあ、結構多いような気がします。いわゆる『ちゅーに病』でしょうか?


 その場その場で状況次第に自分が他動的に変化するような、情動やら、感情やら行動指針やらが、千変万化に煌めくようなキャラクターも、現実にいたらばどうか?という気がしますが、究極の無個性と言う個性と言い換えると、どうにも格好が良いような気がいたしませんか?


「やはり、結婚は恋愛が良いのです」

「ではそのように、段取りいたしましょう。”ご主人様”」

 


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