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2096/2617

2096_印をつけろ、ここまで来たぞ、みずかさ。

 大雨で洪水もそうでありますし、大風で暴風というのもそうではありますし、地震からの津波というのもそうであります、災害の記憶と記録は鮮明に残しておき後の世の平穏につなげるべきであり、不穏であるから隠そうとすることは、つまるところ、次の悲劇をまちのぞんでいることと変わりはないのではなかろうかという、まあ、雨音を聞くと脳裏によぎるあれやこれやから始まる雑談ではございます、お元気ですか、私は元気です、ゴブリンです。


 水の事故は怖いものであるのですよということは、よくいたしましたね、なので、ある程度は泳げた方が良いのですよ、まあ、結構、水を得た魚のようなというか、蛸や烏賊ぐらいには泳げそうではございますが。今日も元気可愛いですな。


 災害に正しく対応するには、危険な土地に定住しないということが大事なのではなかろうかなということは、常に言われているわけでございまして、しかし先祖代々そこに住んでいるのに今更他にうれと言われてもという意見もございますが、それは感傷に過ぎず、なんら効率的ではないというか、論理的ではないというか、合理的ではない話ではあります。


 しかしそれはそれであり感情的にならないのであるならば、人間味がないというか、生きがいが無いというか、必要なこだわりである、と言うのであるならば、出来うる限りの対策を施しておく必要があることもまた確かではあり、漫然と、危機にあったら困るなという程度の感想だけを抱いて暮らしていくことは、これはまあ、ありていに申し上げて、愚かではある、のかもしれないわけであり。


 ただその心配に割くための資源を節約して他のことに回してしまうやり口も決して間違っているわけではなく、実のところ、危険地帯での暮らしによる損失が発生しても、全体で帳尻が合えば、利益が不利益やら損失を上回るのであるならば、群れとしての作戦は成功していると言えなくもないわけであり。


 つまるところ、個人の財産を守るか全体の財産を守るかの違いに近い認識になるのではなかろうかなとか、災害による被害を上回る利益を得られるのであるならば、実のところ、その対策を蔑ろにしていても問題はないのではという発想ではありまして、全体主義のやり口にまんまと利用されている可能性はあるのではなかろうかなという話ではございます。


 この辺り、きちんとした系統建てられた知識の有無が格差を生むのであろうかなとか予想するわけでありまして、危険地帯で暮らすこと余儀なくされた方々を、その危険をある程度飲み込ませることによって、資源の消費を防ぎ、他に余剰分を回していくというやり口になるわけであり、そのような雰囲気を作り出すために、地域愛やら伝統やら、地に根ざした思考を誘導させてしまっている、のではなかろうかなとも見て取れるわけであり、しかも、半ば喜んでそのことに従ってしまっているという、便利に使われている感じも見て取れるわけでございます。


 もっともそのものを直接的に言語化しているわけではなく、そもそも思考の上にすら上がっていない可能性はあるのではありますが、結果としてそのような見立てができるという話ではあり、積極的に誘導している、思惑がそうなっているというわけではないのではなかろうかなという予想もまた正しそうではございまして。


 低く平坦で水場がそばにある土地というものはこれは、農業工業あたりを効率的に行うには宜しい土地ではあるわけでございまして、その近くに住居を構えることもまた自然の流れではあり、災害の危険性と生産性との均衡をどのように取っていくのかという問題になっていくわけであり、ある程度、損失があることを見越して、運用していく流れに、自然になっているという見立てもできるわけでありまして。


 危険を承知でここに住んでいるのでしょう、施設を作ったのでしょう、ある程度は治水をいたしますし、人命を尊ぶための施設やら政策を講じますが、自助が基本でありますよという感じで動くことが、資源の消費を抑えて全体を豊かにする一手であるのであろうかなとか、そんな無責任でよろしいのかというならば、そもそもその土地に拘ることが問題ではなかろうかという話にはなるわけであり。


 簡単に移転できるものではないという話でもあるわけであり、対応はかなり難しいわけではありますが、少なくとも更地に近いくらいに被害が大きかったのであるならば、新天地と申しますか、まだ良い土地に移る方が、合理的ではなかろうかなという話でもあります、がしかし、ここでまた感情が邪魔をするのであろうかなとかそこに付け込まれるのであろうかなとか、むしろそのように行動することが心地よさやら快感を感じさせるのであろうかなとか、まあ、ままならないでしょうな、とか、感想を述べたところでおしまいです。


「災害を試練と捉えて復興を神事にして快楽を得るという流れはありますね」

「数千年単位で考えれば、どこでも災害には遭うので、それを前提として行動する?」

「全く何も無くなったところから何かを創るのは楽しいのですよ”旦那様”

 壊れ流されることを前提とした街づくりが求められるのでしょうな”奥様”」

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