2093_セルの結合、言葉の狼。
その言葉を発してはいけないという遊びはありまして、狼というか、人狼という分類になるのでありましょうか、人に化けている害悪、殺人者とか捕食者とかその手の題材でありまして、いかにしてそれを見つけるのか駆除するのか吊るすのかというお話になるわけでございますが、結構物騒ではありますので、娯楽とするには少し工夫がいるのではとかぼんやり想像しつつ始まる今日のゴブリンでございます。
嘘をつくことはいけないことであるという道徳的な教えと共に、ついてもよい嘘がありますよという話を知らせると、混乱させてしまうわけではありますが、まあ単純すぎるよりはよいのではなかろうかなということでしょうか?今日も元気可愛いですな。
正しくはないけれども間違ってはいない、とか、全てを話しているわけではない、とか、明確な嘘ではあるけれどもそれを指摘できないとか、誤解を生む表現ではあるけれども真実ではあるとか、全くの出鱈目に聞こえるのだけれども実は真実であるとか、どちらでもないけれどもどうとでも利用できるとか、兎角、受け答えにはいろいろなものが含まれていくわけでございまして、本当に面倒臭いので対人関係を断つという動きをする方も多いのではという予想もできるわけでございまして。
それが面白いかどうかという判断基準を持ってして言葉遊びに興じるという場面も多いのではなかろうかなとか、いや単純に表現した方が便利ではあるのではなかろうかということもまた確かではありますが、情緒がないとか感情が乗らないとか共感性が薄れるという話になる可能性もあったりするのであろうかなとか、予想するわけでございまして。
そもそも言葉というものは誤解することが前提であるのであるならば、できるだけ単純に正確に伝えようとしても無理なのでありますので、であるならば、複雑にわざわざする必要はないのではなかろうかという指摘もできるわけではございますが、丁寧であるかどうかには、幾らかの複雑さが必要になるという現実も立ち塞がっているのではなかろうかとか、予想するわけでございます。
褒める場合にもただただ良しというよりは、修飾語を駆使してその様相を華美なものにして伝えた方が誠実さというか、本気さというか、真剣さが伝わることもあるのではなかろうかなとか、予想するわけでございますが、逆に枝葉末節が多すぎる、装飾が華美すぎるのでかえって胡散臭く聞こえてしまうこともままあるわけであり、この辺り加減が必要になる分野ではあるのではなかろうかなとか予想できるわけでございまして。
今までに何を語ってきたかで次の表現が変化することうことはままあるものであり、むしろそれを前提にして対話を積み重ねていくのではなかろうかなという予想もできるわけでございまして、であるならば、最初の一言が実はそれから積み重なる土台になるので大切なのではなかろうかとか、そこに汎用性の高いものを用意しておけば、のちの対話が楽になるという話でもあるのではなかろうかなという予想もできるわけであり。
その言葉は何であろうかなとか、少なくとも、あ、とか、あの、とか、えーと、とかの対話が苦手な方々が取り合えす声にする響きではないのではなかろうか、いやしかし、逆にその方が、とっかかりとしては良いものになるのではなかろうかとか、ぬるりと自然に入っていくような言葉と、衝撃的な方向性を決めてしまうような言葉とどちらが良いのであろうか、それは場面場面で違ってくるのであろうかなとか最適解は。
大きくいくか、小さくいくか、広くみるか、狭く見せるか、優しくいくか、厳しくいくか、元気か消極的か、不安か頼もしさか、安全か危険か、狂的か、誠実か、不適か優しげか、気弱か強気か、俯くのか胸張るのか天を突くのか、早いのか遅いのか、それともそのどちらでもないのか、独創的なのか凡庸なのか、激しいのか穏やかなのか、兎角、最初の一声は大事である、のかもしれず、いやまあ、その辺りは実のところあまり気にしない、気にしすぎることもないのではなかろうか、最低限伝えたいことが言える、言えたと思えたならば、成功なのではなかろうかそもそも成功や失敗の評価が正しく行えるのか自分でという問題もあるのではなかろうかなとか、ぼんやり連想するわけでございまして。
つまりは自己紹介であるのかなという話でもあり、いやまあ、別に知ってもらわなくても良いけれども、敵対はされたくない、もしくは敵と味方をしっかりと分けて考えさせたい、印象を操作したいとか、無色透明から始まる関係性をそのまま、透き通ったまま完結させてみたいという欲望が込められた挨拶とか、かなり無難なものになりそうではありますし、そう思っているのは本人だけという場合もこれまたありそうではあるかなとか、ぼんやり想像しながらおしまいです。
「私は神である、という自己紹介は正直どうかとは思う」
「適度な距離をとるようにお願いしたら、それで終わるのではないでしょうか?」
「あなたは神を信じますかという始まりも結構厄介ではありますな”旦那様”
適度の程度を説明する必要があるかとは思いますな”奥様”」




