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2084_箒で掃き出せレレレの霊。

 幽霊というものは錯覚ではあるものの、影響がしっかりあるならば実在するものであると捉えても構わない、という話がございまして、現実に作用しているのであるならば、それはあると言っても良いのではなかろうかなとか、そのような部類のお話になるわけでございまして、実際にそこにあるかどうかはこの際問題にはならない、分野があるのではなかろうかという、論調があるようでございまして、実際にお話をしてみたいという欲望があるかたには朗報なのか、そうでないのか、などと霊界通信っぽい雰囲気で始まる今日のゴブリンでございます。


 お化けなんで嘘さ、という歌があったような気がしますね。いるにしても気にしなければ悪さをしません、というか、幽霊を脅かしているようにも見えますね、頼もしい、頼もしい?今日も元気かわいいですな。


 いなくなってしまった人格と会話をすることができるのかというと、まあそれは可能ではあるかなとか、それが本当にその人格そのものであるかということを証明しきれないという点を除けば結構難易度は低いわけではございますが、そこが一番重要なところではなかろうかという意見もまた、真っ当ではあるわけでございます。


 要は、それっぽく聞こえて、納得できればそれはまさしく死者の声なわけであり、むしろ聞き手の方を工夫しなければならない案件ではなかろうかなという話になりそうではございますが、単純に生前の音を再生するあたりならそれほどもう難しくない技術ではあるわけでございまして、補正をどれだけ認識にかけられるかどうかの工夫になってくるのではなかろうかなとか。


 それほど複雑なやりとりをしているわけではなく思考そのものも結構単純であるというのか、昨今の人格を観察してわかってきた内容であり、実のところ、違和感を覚えさせることが難しいくらいに自然に会話を成り立たせることができる、可能性が高くなってきているわけであり、であるならば、別に、いついなくなっても悲しくはないのではなかろうかという発想にまで至りそうではあります。


 主体がどこにあるかというと情報を入力される方にあるということであるのかなとか、いやまあ、周囲の環境を含めて処理情報というか、処理する構造に含まれているということになりますと、途端に境界がぼやけてくるわけでございまして、この辺り明確にしないほうが現実に即していると言えるのではなかろうかなとか、想像するわけでございます。


 認識はそれまでの情報入力と処理の結果であるわけでございますれば、幽霊をみるということはその中に要素が含まれていたということになる、のではなかろうかなというわけであり、これは実際にものを見るという行為と何ら変わりがなく、見るだけはなく聞いて触って感じて臭ってという情報が得られてしまっているのではなかろうかなという。


 ある意味幽霊もそれ以外も情報を脳みそで処理しているという点では全く違いはなく、実在と非実在の境目というものは結構曖昧なものであるとか何とかいえなくもないわけでございますが、やはり現実が強いと感じるのは、情報量の総量が違うからであるかなとか、予想するわけでございまして、常にそこにあるという現実は、働きかけ方が強固であるという当たり前の話でもあるのかなとか、想像するわけでございます。


 では幽霊の絵がそうとは知らず本物であるという認識のもと長く見続けてしまったならばそれは現実に存在するとなるのであろうかとか、嘘に最後まで気がつかないのであるならば実のところ実存と変わりはなく、効果も発揮するということになるのではなかろうか、とか、思い込みというか信じさせる、誤魔化してしまうことができれば、意図的に幽霊は作れるという話でもあるのであろうかなとか。


 機械的な記録装置によってその実在を否定するというやり口は常にあるわけでございまして、そうではなくて、脳みそが勝手に見せているだけであるけれども、影響があるならば実在するものとして扱うべきではなかろうかという主張が別にある、ということでもあるのかなとか予想するわけでございます。


 基本勘違いであるとしても当人がそれでよしと言っているものを否定することは、あまり趣味の良いものではないという話でもあるのかなとか、いやまあ、周囲に多大な迷惑を振り撒くような環境になってしまうのであるならば、どこかで止めるべきことが正しいという意見もまた正しいのではあるか、などとぼんやり、発想を発散させつつおしまいです。


「魂のあるなしを語ると途端に怪しくなるのが宗教ではありますね」

「周囲の環境を含めた情報が人格であるならば、いそうではありますね幽霊」

「あるという前提で組み立てるとどこか歪むのですよな”旦那様”

 定義によるとしか言いようがないとも言えますな”奥様”」

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