2070_店からの使者、雲の意図、販売員、おうむ。
訪問販売員の発言を丁寧に言い換えてくれる右肩の鸚鵡、その発言を聞き取って直接的な意図を素直に端的に伝えてくれるこちらの鸚鵡、そしてその鸚鵡に端的に発言したのち、訪問販売員に向けて丁寧に発言する鸚鵡、と言うやりとりのお話がどこぞの短編小説にあったような覚えがございまして、この場合は本音での会話をしているだけであるので言葉を丁寧に伝える丁寧な言葉の真意を読み取る道具の意味がないと言うことになるのかなと言う皮肉な話であるわけでございまして、なるほど面白いなぁと言う感想を抱いた記憶がございます、と言う昔語から始まる今日のゴブリンでございます。
言い方の問題ではあるのですが、その真意を常に読み取れるならば、単語数が多いだけで不経済と言うことでもあるのかなと言う、まあ、読み取れない方が多いので、やはり言い方が大事になると言うことではなかろうか、なのですが。今日も元気可愛いですね。
本音で語り合えば必ず人間関係は破綻すると言うことなのであろうかなとか、それはそうであるかな、利益を確保するために一番簡単なのは他者を貶めることであるというか、競争して抜け出すと言うことは、その相手に何もさせないことが大事であり、さらに言うならば、その気にさせない、損をしろと命じたくなると言うことがあるわけであり、思いやりと言うものはそこに存在しないわけでありまして。
ただ、全体の利益と申しますか、回り回って、自分に返ってくるまでの意識やら観察やら経験やら学習ができるようになりますと、目の前の利益を得るために攻撃することの非効率性がわかってきますので、本心から優しいと言うか相手の損を許さないような言動になっていくこともあるわけでございまして、これが常時できるようになれば本音の対話が可能になるのではあるかなとか。
しかし、常に相手に得をさせる、ことが戦略的に正しいこととも言えず、お互いに損をしたり得をしたりしながら、最適解を探っていく、妥協していくことが必要にもなるので、そこを理解した上での効率の良い対話が必要になるのではなかろうかと言う話ではありそうではありますが、多分に運が絡んでくるので不公平になることはこれもまた折り込み済みではあるのではあるかなとか、予想するわけでございます。
順番に損をして行って被害を全体で少なくすると言う利益の得かたがどうしても許されない場合があったりするのであろうかなとか予想するわけでございまして、基本的には生き死に関係がそれに当たるのであろうかなとか予想するわけでございまして、不可逆の極みのような状態変化を厭う気持ちと言うか感情が、大きくさまざまな案件の邪魔になるというか、そこが一番大事であるのにそれを資源として消費するのはどうなのであるかと言う意見もまた正しく。
未来がどうなっていくのかわからないのであるならば、目の前の危機をどうにかしなければならない、悲劇を回避しなければならない、対処しなければならない、けれどもかなりの確率でここで損を取らなければ未来において大損になってしまうとか利益が出ないとか悲劇に繋がるとか大事故の要因になりうるとかであると、これはまあ、判断が難しいのであるかなと言う話にはなるわけであり、精度の高い予想が必要とされる要因でもあるのであるかなと言う話ではありまして。
そこを納得させる、そうなっても仕方がない可能性としてはありますよね、と納得するためにも言葉による装飾やら誠実さを表すことのできる表現やら言い回し、態度が必要になってくるのであるならば、感情と言うのはやはり厄介なものではなかろうかなとか、利点が少ないのに何故にまだこれを基盤とした運営を社会はやっているのか、いやまあ、ある程度はそこから切り離して客観的に運用している可能性はあるのではありますが。
つまるところのこの切り離しを意識するためにも意味のない、言語のやりとり情報のやりとりが必要になるのではなかろうかなとか、真意を違いに理解して本音で殴り合うのであるけれどもその合間に道具をかますことによって、感情を納得させておくという道筋が必要になっているのではなかろうかなと言う、話ではなかろうか。
決して無意味な道具ではないのではあるかなと、皮肉と言うものを形にして、無意味であると言うことを想像の範囲から超えて現実味を持ってして示すことができる、客観視の補助輪であり、感情の逃げ道であるものとして優れているのではなかろうかなとか、ある意味熱量の効率化と申しますか、対人関係にかける資源の消費を下げる役目があったりするのではなかろうかなとか、想像したあたりで、おしまいです。
「自分の言葉ではないと言う安心感があるのでありましょかね?」
「人間でないものに怒っても仕方がないという安全弁ではあるかなと」
「神様がそうおっしゃったのですと言う免罪符ですな”旦那様”
ロボットのやることですし、と言う言い回しがありそうですな”奥様”」




