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1986/2616

1986_キューって目を回して拙速、コーチ。

 急いでも良いことはない、と、機会を逃すな、は、同等に語られるような格言っぽい話ではあるのですが、いやまあ、事と次第と言いますか、状況と環境によるのでありますよと言って仕舞えば終わるお話でもあり、そこを見極める技術とかが必要になるのであろうかなとか予想できるわけでございますが、大体、対応しようとすると遅いという話でもありまして、早い方が良いのだろうなぁとか、ぼんやり想像しつつ始まる今日のゴブリンでございます。


 そうです、思い立ったが今日吉日なのです、やりたいことをすぐやりましょう、という勢いだけで生きていると、部屋が散らかるわけですね、お片付けもしましょう。今日も元気可愛いですね。


 長期的な目標を見据えて、短期的な課題を生んで攻略して行って、満足感というか達成感というかそういうものを生やして、持続力を養いましょうとか、継続する雰囲気とか精神を形作りましょうという、やり口はあるわけでありまして、まずは何か初めてみる、積み上がっている書類の一番上からやってみるようなことが大事なのであろうかなとか。


 こだわってはいけなくて、いや時間があれば、こねくり回すのも良いかもしれないし、それが生きる意味になる方もおられるわけであるので一概にこだわるなにこだわる必要はないのかもしれないけれども、大概はおおらかであったほうがよいような感覚ではあるわけであり、極端に走らない方が良いのではなかろうかなとか。


 今それが必要ないように見えても、実は貴重で役に立ち、資料にもなるかもしれないものがあるかもしれないので、できうるだけ保護管理とかしておくべきであり、遺棄は最後の手段にするべきであるのではなかろうかなとか、保存に資源が必要であるということは、逆言えばそれが仕事になるのではなかろうかという、価値を創出して無駄を楽しむべきではなかろうかなとか。


 知識の書かれたものはたとえ今はそれが覆された理論であったとしても、当時をしる貴重な資料には違いなく、大切であるのではなかろうかなとか、思考の変遷を見るにも役に立ちそうであり、もしくは単純に文字が書いてあるというだけで価値があるわけであり、情報そのものを研究するには格好の教材である、かもしれないわけでありまして。


 物質的なものに価値があるのかもしれなく、当時の製本技術やら、製紙技術やら、印刷の癖やら、塗料やら表装の文化やら、語られることはかなり多いわけであり、さらにはあればあるだけの香りやら匂いにすら、尊さを感じさせることがある、のではなかろうかなとか、連想するわけでありまして。


 湿気は大敵であり、虫もよろしくありませんが、古びて読めなくなるような感じの書籍にもそれなりの趣があったりするわけであり、荒廃した世界を象徴するような飾りにはなるのではなかろうかなとか、それを目的に、腐らせることはまた違うわけでございますが、発酵していく知識の記号という意味合いでは結構破壊力が高いのではなかろうかなとか、予想するわけでございます。


 もちろん古い知識をそのままにして使うことの危険性は確かにあるわけであり、これは日々更新していく必要があるわけではあるけれども、そこに至るまでの間違いの過程を記録しておくという意味ではそしてその証拠を揃えておくということに対しては、真摯に行動していく必要があるのではなかろうかなとか、間違いを無かったことにしてしまったらば、同じ間違いを起こしてしまう可能性が高くなる、のではなかろうかな。


 多くの間違いを知っておけば、正しい道も選びやすくなるのではなかろうかなという予想はそれほど珍しいものではなく、それにひきづられて同じように間違ってしまうのではという心配はやはり杞憂であるか、かなり稀な話であるのではなかろうかなとか、知らないということが大きな問題であることが多そうではあるかなと、予想するわけでありまして。


 それを知らないということを知っていることが大切であるとかなんとか、結構言われているわけでありますが、これはまあ尤もな話であるのであろうかなとか、知っているつもりで行動してそれが間違いのもとであったということは、それほど稀有なことではないということであり、大体、経験を重ねていくとわかるようになるか、そうでなければ慣れてしまっていて、やはり繰り返してしまうのであるかな、いや、どうしろというのでしょう、急いではいけないということではないかな、とか、最初に戻った連想が出たところでおしまいです。


「慌てないで一休みをしようと言ったお坊さんがいるようですね」

「研究者を、慌てさせてもいけないのですよ」

「一休宗純さんの言葉だったでしょうか?”旦那様”

 成果は出ない方が普通だと知ってほしいものです”奥様”」

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