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1972/2616

1972_分割払い、月賦、つまりは借金。

 お金の価値が下がり続けるときには借金をすると良いという話がございまして、ものの値段が上がっているということは相対的にお金の価値が下がっているということであるのであろうかなとか、であるならば、買えないものを借金して買った方がお得になるのではという短絡的な話に飛びついてしまうわけではございますが、価値の下がり型が緩やかであるならば、あまり劇的な効果はないわけでございまして、利子次第ということであるのであろうかなとか、ぼんやり想像しながら始まる今日のゴブリンでございます。


 きらきらと光っているから好きなのでしょうね、硬貨、いやまあ、記念品で金貨とか銀貨とかが鋳造されていたりすると、美しいから好むというよりは、投機的な価値をみたりしたりするかもしれませんが、まだ小さいのに、ものの価値がわかっているねぇと誉めるべきなのでしょうか?今日も元気可愛いですね。


 貨幣を使用する経済、市場というものは簡単そうに見えて複雑で、しかし個々に分解してみるとそうでもないのではという、この辺りの認識のずれが繰り返される話題でございまして、いや単純に、交換するための基準でありましょうという話にはなるのではございますが、それは資源とか環境によって簡単に左右されるわけであり絶対的なものにはなり得ないわけでございまして。


 労働の対価であるというのであるならば、不労所得とか呼ばれるものはどうなるのであろうかなとか、利息やら分配金やら、つまりはお金を貸したときに生まれる利益であり、これは、働いていると言えるのであろうかとか、いやまあ、市場を分析して、資源を集中させるための学習が労働であると言えなくはないので、それほど間違ってはいないのではなかろうかなとかは、思考するわけでございます。


 頭で考え続けること、調べて分析して、予想することを労働と見做していない文化がありそうではあるわけでございますが、知的労働という言い方もありますので、それほど壊滅的に否定されてはいないのではなかろうかなとか、一度手に入れた資源を利用して定期的にまとまった貨幣を稼ぐことができるのは、労働というのであろうかというと、それはすでに働いた後の結果であり、時間としてはすでにやってしまった後の支払いが続いていると見做した方が良いのではなかろうかとか。


 遺産やら他の家族やらからの資産の受け継ぎで貨幣を稼いでいるものについてはどうなのであろうかというならば、それは、そうなるように事前に働いていた結果であり、なんら不当というかいんちきではないわけであり、詐術でもないのではなかろうかなとか、運の要素が絡んでくるわけではありますが、それを含めての市場原理とかその手の話になるのであろうかなとか。


 そもそも運が絡まない市場はないわけでございまして、さらにいうならば、対象を広げるならば、生きていて運が絡まないものはないわけでございまして、それを言ってしまってはお終いではということが、結構身近に存在するのではなかろうかなとか、それをどう受け止めるかで、生きやすさが違うという話ではなかろうかとか、いやまあ、諦めが肝心であるとか、正直に言われることもありそうではありますが。


 不公平なことは確かであるので、その感覚を誤魔化していくことが社会に、構造に求められるのであろうかなとか、努力の結果と運の要素が明確に分けて考えられないというところにもあるのであろうかなとか、いや分ける必要は本来はないわけでありますが、幸運を妬む余人はいつのよでも生まれるわけでございますので、その感情を誤魔化すための仕組みが必要になる、のであろうかなとか。


 他人を羨むことはやめましょうとか、妬まないようにしましょうとか、比較しないようにしましょうとか、その辺りを、共通認識として教育やら学習させることが、緩やかではあるものの確実な手段なのであろうかなとか、さらに、付け加えて、ある程度努力すれば、報われますよという構造を構築してしまうことであろうかなとか。


 基本、しっかりと構築された社会はすでに先にやったものが有利になるように作られてしまっているので、実のところ逆転することは難しく、むしろ、資源を持っているもの、受け継いでいるもの、陣営に潜り込んでそれを利用する方が現実的であるわけであり、しかしそれを認めたくないものの暴発を防ぐための方策が、管理者側に求められるのであろうかなとか、ただ、それを表に出すと、既得権益を譲る気がないなと、反発をうむのであろうかなとか、いやまあ、その辺りの平等さをきちんとするような社会を作ることが理想ではあるわけでありますが、一朝一夕には行かないこともまた確かであり、別に結論を出さずに、おしまいです。


「神の国を現出させるのである、とかいうと途端に胡散臭くなりますね」

「ある程度資源は集中させなくてはいけないけれども運の要素が絡むのです」

「ユートピア思想は害悪になることも多いですな”旦那様”

 広く浅くしすぎると何も返ってこないとかですな”奥様”」

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