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1961/2617

1961_りししゅっせ、成り上がり、引き下がり。

 成るの反対だと、失するであるのであろうかなとか、引くのはありであるかな、状況次第であるなら、三手を得するという言葉もあるかなとか、王様は逃げ上手であるべきであるかとか、象徴であるからこそ健在であるべきであるとか、負けてはいけないとかそのようなものがあるのであろうかなとか、であるならば、それ自身が何かを決めて戦い始めてはいけないのではなかろうかとかぼんやり連想しながら始まる今日のゴブリンでございます。


 我が家の王様ではありますな、どうにかして成り上がらせるべきでありましょうか?いやまあ、これ以上どうするのかという問題はありそうではありますが。今日も元気可愛いですね。


 権力を好むのはある意味趣味の分野でございまして、たいていの方々はその力に付随する責任やら労働やら役目やら義務やらが鬱陶しく感じるので積極的に狙いには行かないわけでございまして、そのような方が多いように見えるのは、おまけで付いてくる財力とか安定とかその手の要素が欲しいわけでありまして。


 それは確かに他人を自分の思い通りに動かすことが好きという、趣味ではあるのであろうかなとか、そこに優越感を感じるわけでございますが、個性のうちなのであろうかなとか、つまるところそこに魅力を感じなければ積極的にその立場をとりには行かないわけでありまして、欲とも言いそうではありますなとか。


 もちろん周囲の環境やら条件やらなんやかんやの柵でそのような権力を取りに行く必要が存在する場合もありますので、それはいっそ不幸ではないかなとも予想するわけでございますが、一概に羨ましいとは言ってはいけないのかもしれないとか、想像するわけでございます。


 が、一方で、貧困層であるならば、権力とかに付随する資源に惹かれるものがあるわけで、むしろこちらのほうが渇望するのではなかろうかなとか、それを要因として、動機としてして成り上がろうとする話も、それほど珍しくはなく、つまるところ逆説的にいうならば、そこそこの安定を広く提示することで、既存の権力を守ることに繋がるともみてとれるわけであり。


 自らの地位を脅かすものに対して直接対応するよりもそのように間接的にそもそもそこで十分であるよね、などという、甘言を凝らすほうが良い場合もあるのではなかろうかなとか、それと同時に権力者の悲哀とか面倒くささとかの効果的な提示も行えば効果は高そうではありますが。


 結局のところ安定して権力を維持するのもかなりの労力が必要になるのであろうなぁということには変わりはなく、では、どうするのかというと、仕事を分担しましょうということに成るのではなかろうかなとか、これによって、負担を減らして、楽になろうという動きには成るのではなかろうかなとか。


 ただこれは権力の大きさを高めることを趣味としている方とはあまり相性がよろしくなく、いやむしろそこに任せれば良いのではないかという、楽観論を生みそうではありますが、客観的にみてそれは少数の人間に任せるには仕事量が多すぎるでありましょうというものであり、矛盾が生じることになりそうであります。


 権力は欲しいけれども仕事は減らしたいという、矛盾が生じるわけでありまして、対価を払わずに報酬が欲しいということになるわけで、そこに至るまでの環境整備がかなり難しいか、運が良くないとできないのであろうかなとは、予想できるわけでございます、ある意味お飾りであるなら、それはそれで道はありそうではありますが。


 実行力があるけれども仕事をしない権力者というのは、これはまあ、困る存在ではあるのではなかろうかなとか、ただ、そこに至るまでに十分に仕事をしておいたということであるならば、これは、報酬として、趣味的な権力を与えることも良いのではなかろうかという、発想にもなりそうでありまして。


 発想が逆転してしまうわけで、報酬としての権力という形に成るのであろうかなとか、昔では身分とかそのような感じで処理してきたのでありましょうが、現在では実行力を伴う立場を与えることが、うまくやった褒美になり得る、という感じなのであろうかなとか、それはなんだか逆になっていて、歪みそうではあるかなとか、ぼんやり連想しつつおしまいです。


「誰にも負けたくないという願望が上に立つ理由なのかもしれませんね」

「名誉に価値を持たせる利点がそこにある、ということでしょうかね」

「負けても良い相手が現れるほうが幸せではあるかなとは思います”旦那様”

 お腹は膨れませんが満足する方は多そうではありますな”奥様”」

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