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1841/2616

1841_ぱーんとフリーダム騎士、耳なが奥様。

 寿命の違いすぎる種族が意思疎通を図れるとして、やはり色々倫理的な問題が発生したりするのであろうか、という題材は結構古くからありそうなものでありまして、神様と人間の話が最初であるのではなかろうかなとか。基本神様は長生きであるという設定で語られるわけでありまして、異類婚とかなんとかのお話に絡んでくるのであろうかなとか、ぼんやり連想しながら始まる今日のゴブリンでございます。


 愛玩動物を飼うことが情操教育に良いというお話はあるわけでございますが、それが飼う人よりも長生きをするとなると、どうなのでしょうかね?いえまあ、それはそれとして、拾った場所に返してきなさい、と言い切れないところが問題なのですが、どこで拾ったんでしょうか?今日も元気可愛いですね。


 いつか別れることを前提に付き合うという話が歪ではなかろうかという意見もございますが、そもそも、寿命が同じくらいであったとしても、同時に消え去ることは珍しわけでございまして、別れがないことはないわけでございます。問題とされるのは、別れた後、残された方が長く活動をするということでありましょうか。


 離別が悲しいことであるという理屈としては、もう新しい情報が入力されない、もしくはそれに対して出力されない、からであるという、不可逆の状態変化が、不利益に感じるわけでありまして、これはひっくり返してみると、情報のやり取りが快楽に通じていたということでもあるわけでございます。


 直接的ではないにしても、なんらかの信号を発していた、受け止められていた、存在が、消え去ることが、不快である、悲しみである、ということは、やはり、やり取りが楽しい、快楽に分類されるものであったのであろうかなとか、逆にいなくなって清清するという関係性もありますので、一概にそれが存在しなくなることが悲しいということにはならない、こともまた言えそうではございますが。


 何人も何人も、寿命の差で見送るしか無かった、しかも情報のやり取りが会話の段階できるような関係性であったなら、これはかなり、不快の連続である、可能性が高いのではなかろうかな?とか。擬似的な長命種と短命種の関わりというならば、終末医療を専門とするご職業の方々ということになるのであろうかな、などと連想するわけでございます。


 これはもう慣れるということになるのかなとか想像するわけでございます、もしくはそうならなければ、そのような環境から離れてしまうわけでございまして、長く続けている方は、納得と言いましょうか、その感情の処理の仕方が上手くなっている、かのような技術が洗練されていっている、のかもしれないとか、想像するわけでございます。


 逆に短命である方はどうなのでありましょうか、これはまあ、基本、お亡くなりになるともう思い悩むこもございませんので、ある意味、気楽という表現になりかねないわけでございます。ただ、周囲に長命である方々がおられた場合に、憧れと申しますか妬みやらその手の否定的な感情に襲われる可能性は、高そうではございます。


 この辺りは、個人で処理できるようなものではないのでありましょうかね、つまるところ、短命である方々の集団で、受け継がれてくるような心の持ちようとか、心情、信条でしょうか、もしくは宗教的な概念やら、感情を処理する技術やらが、あったりするのではなかろうかなとか、予想するわけでございます。


 ある意味諦めの気持ちなのであろうかなとか、運命を受け入れるという言い方もできそうではございますが、どうしようもないものであるので、できるだけ苦痛の少ない方へと、技術が進歩していく、思考が先鋭化されていく、のかもしれないと、もちろん最後まで、足掻くこともありそうではありますし、それはそれで、尊重すべき生き様であるわけでございまして。


 答えがないことが答えなような問題ではありそうではありますが、この辺り、おそらく、答えがいずれ出るのではないかな、という楽観を持つことが、心の支えになったりもするのであろうかな、などと、ぼんやり連想しながらおしまいです。


「神が定めた寿命である、と思考停止する幸せもありますよね」

「科学主義的には、諦めないスタンスでいることも大切です」

「ケースバイケースで神様を利用すればよろしいかと”旦那様”

 いずれ死は単なる状態異常にしかならなくなる、でしょうな”奥様”」

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