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17_お醤油の作り方。

 ご主人様が、油系列のドレッシングが苦手問いうことですので、今回はお醤油で攻めて行こうかと思うのです。お醤油というのは、日本という国で有名かつ必須(?)な調味料で、歴史が750年ほどあるそうです。


 ざっくりと作り方やら、歴史やらを調べてみました。ええ魔法の固定端末で、です。便利な世の中になりましたね。この醤油、起源には諸説あるそうです、この手の古い調味料にはありがちですね。大元は、中国のひしおだそうです。醤というのは、食料を塩漬けにして保存したものの総称だそうですよ、それで、醤油の原型になったものは、穀物を塩づけにしたものだったそうです。

 醤というのは、結構ペースト状のどろっとした感じですね。と言いますか中国の調味料として、結構有名じゃないんでしょうかね?確か同じ漢字でジャンとかよばせてませんかね?

  それで、この醤から出た汁単独でも美味しいということで、醤油と呼ばれて使われるようになったらしいです?ええと、でもこれは今の醤油と違いますね?


 ええと、1200年代の中頃くらい?このあたりに、中国(当時は宋と言いったそうです)へ行って修行したお坊さんがおりまして、名前を覚心といったそうですが、このかたが、怪山寺みその製法を持ち帰ったらしいです。それで、このみそから分離した液体を使って調理すると美味しいことが判明したらしいですね。これがたまり醤油のとなったらしいです。

 仕込みを間違えた、とか、という説もありますね?これは省かれた情報だったのでしょうかね?

 という説が一つ(今回もWikpediaを発端として、検索エンジンから、キッコーマンのwebページなどを参考にしています)(さらに、ヤマサ醤油さんのページも参照しています)。


 他にも中国の方で500年頃には醤の製造からその上澄み液から作る清醤の製造方が書かれた本?があったりしたようで、これが元ではないか?という説もあるそうです。ちなみに本の名前は斉民要術というそうですね。


 どちらにせよ、これはたまり醤油の製法であって、昨今の醤油とは違うものではないかな?という疑問があるわけですが。ちょっと調べてみると、1600年代の終わりくらいに、本格醤油というものが作られてきているようですね。どうやら、お酒(日本酒)を作る施設を流用して、大量生産ができるように工夫されたもののようです。


 で、さらに調べてみると、醤油と言うものは発酵食品なんですね。チーズとかと同じ?なんでしょうか?こうじと言うものを利用して、発酵させているそうです。麹ってなんなんでしょうかね?と探ってみると、これはカビなんだそうですよ。そして、元になるカビというのは、日本なら結構どこにでもあるそうです。

 面白そうでしたので、もう少し調べてみると、稲穂に着く天然の麹菌を使って種麹を作ってらっしゃる酒造さんがあるようですね。天然のカビを繁殖させて種麹を作るのは、その適したカビがあればできそう、と期待が持てます。ちなみにその酒造とは千葉にある寺田本家と言うそうですよ。


 は、ゴブリンはお酒をいくばくかたしなみますので、つい商品情報を読みふけってしまいましたよ。美味しそうですね。


 その世界に、醤油とか味噌とかに適したカビがあれば、それを培養することによって、麹を作ることができて、なんやかんやすると、味噌やら醤油やらが作られるのですね。

 web上で氾濫している、異世界モノで、醤油味噌など、日本食再現シーンもこれで無理なく、読み込むことができるというものです。

 しかしそうすると、麹菌の培養とかで、『温度と湿度を一定にして』とか、穀物にカビが生えているのを見て狂気乱舞するとか、いうシーンとかが、リアリティを持って読めそうです。多分すでに誰かが書いているのでしょうね。

 食にかける情熱は、日本という国に限らず人類は、かなりのものであるはずですから、フィクションとはいえ、かなりの作品があるに違いありませんね。ちょっと探してみたいものです。


「それで、どうでしょう?自宅で作れつお醤油セット、購入しませんか?」

「うーん、ちょっと惹かれるものがありますね」

好感触ですので、ちょっと押し切ってみましょう。


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