表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1683/2617

1683_底辺かける高貴さ、悪に。

 この世界は一握りの存在に搾取されている!とかなんとか主張する方がおられるようではございますが、概ねそれほど間違ってはなく、積み重ねていったものはなかなかに逆転できないものであるということはあるのではなかろうかなと。別に本人が一から努力したものではないだろう、という反論は、それはそれで正しい一面を指しているわけではございますが、それを知った上での行動であるならば、まあ妥当なのではなかろうかなとかぼんやりと想像しながらは始まる今日のゴブリンでございます。


 親からの財産を受け継いで、有利に立ち回り、さらに資産を増やして次代へ続けていくやり口は、それほど珍しいものではないわけではあります。大きく育つと良いですね。今日も元気可愛いですな。


 武器を捨ててかかってこいや、とかなんとか、公平な舞台で勝負をしようとかまあ、趣味であるならばそれはそれでよろしいのではなかろうかなとは思われますが、そうしなければいけないように決まりとしてしまうのは、これはまあちょっと違うわけでございまして。


 確かにとある一族が延々と支配階級にいることによる不具合は、ありそうではございますが、それはそれなりに資源を投資している結果であり、均衡が取れている場合が多いのではなかろうかなと。むしろ仕事がそこに集中してしまっていて、負担が大きいまであるのではなかろうかとすら予想できるわけでございまして。


 振れ幅が大きすぎることによる弊害はありそうな気がいたします。おそらくは入出力が大きすぎて、制御が難しくなっている、のではなかろうかなと、個人の能力を超えてしまっている、可能性がある、のではなかろうかなと、であるから未来的にはそれは分散していくべきものであり、占有することはむしろ負担にしかならないか、破綻への道筋に他ならない、可能性が高いのではなかろうかなと。


 むしろそれは安易に押し付けてしまった、歴史的な背景が問題になるのではなかろうかなと。本来ならば分かち合う必要があった苦労を、お仕事を、集中させてしまったのではなかろうかなと、多くの人格が怠惰であったからこその歪みではなかろうかなとは予想できるわけでございまして。


 そこまで考えてはいなかった、想像はしていなかったということであろうかなとか、目の前の楽を取って行き続けた当然の結果であったのではなかろうかなと、ただこの流れはなかなか中断させるには難しかったのであろうな、とも同時に予想できるわけでございまして。


 楽をしたいという気持ちは、本能に近いものであるわけでございまして、むしろそうであったからこそ、資源を効率的に手に入れることができたからこそ、その群れは生き延びてきたわけでありまして、決して間違いであった、わけではないのであろうかなと、評価できるわけでございます。


 ただ、それは結果としてそうであったというだけの話でありますし、それがそのまま延々と続けば良いのかどうかは、未来から振り返ってみなければわからないわけでございまして。少しづつではありますが、どのように楽をすれば良いのかという知恵も溜まっている、のではなかろうかなとか想像できるわけでございます。


 権力にせよ財力にせよ、資源が狭い意思決定領域の中で配分を決められている、と申しますか、動くようにされている現状は、これは大きな歪みを社会に生み出しかねないわけでございますが、同時に全体の流れも止められない、という因子もありまして、これはまあ、全体の知恵を押し上げるしかない、のであろうかなとかぼんやりと連想したあたりで、おしまいです。


「疲れ知らずのシステムを神様にして掲げてしまえば楽にはなりそうですね」

「大量の意思を束ねて効率的に運用するシステムが求められるわけです」

「疲労によらない間違いは許容する程度の神様で良いかもしれませんな”旦那様”

 責任の分散化に伴う客観的な評価を浸透させるわけですな”奥様”」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ