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1657_蔦葛、貰い水、歩く人、散歩。

 ただただ道を歩いていくお話にどのような需要があるのかと言いますと、やはり風景を眺めるというものが良いのではなかろうかなと、自分の知らない景色を見るという行為が至福、眼福であるという印象があるのではなかろうかと。これが有名な観光地とかであるならば実はどこかで映像を目にするということもありえそうではありますが、ささいな本当の路地とか山道とか海辺とか、人気のない場面でのそれは、これはまあ結構貴重なものではなかろうかなとか、ぼんやり想像しながら始まる今日のゴブリンでございます。


 お散歩好きですよね。知らない道を歩いてみたいという気持ちは大きくなっても大切にするようなものだと思いますよ。好奇心ですかね?今日も元気可愛いですね。


 決まった道を歩くというやり口もそれほど悪いものではなく、日々の変化に気がつきやすいという利点があったりするわけでございます。もちろん全く知らない道を歩いてみるということもまた、普通に目新しく面白いものであるのであろうなという予想も普通にできるわけでございます。


 旅の醍醐味と申しますか、宿を取る前後、周囲をある程度散歩してみることはこれは、結構な楽しみとして存在するのではなかろうかなとか、想像するわけでございます。ちょっとしたお店を見つけて覗いてみたり、路地に入ってどのように道が繋がっているのか想像してその相違に驚いてみたり。


 別に観光地でなくともよくむしろ、生活に密着した道路である方が、散歩としては楽しい場面があったりするのではなかろうかなという予想もございます。日常を切り取るようなものでありましょうか、手頃な写真を撮影してみるのも面白いのではなかろうかなという予想もございます。


 何気ない普通の街並みというものは実は資料が残りにくいというお話も聞いたりするわけでございます。何の変哲もなない普通であるがゆえに、映像を残そうとしない、記録を取ろうとしないわけでございまして、いつの間にか移り変わっている世界が、するりと消え去ってしまっているわけでございます。


 そのような儚さが良いのではないかという感性も存在するわけでございますが、近年では結構な道が映像で残されるようになってきたようでございまして、その点では風情がないのではなかろうかなという、感想が生まれてきてしまう可能性もあるのではなかろうかなと。


 歴史というものは大切にしなければならないという常識があったりするわけでございますが、それはつまるところ、社会が続いていく、続けてみたいという欲求の表れであるわけでございまして、過去があるからこそ未来が存在するのであるとかそのような言い方をするわけでございますが、要は続くことを大切にしなければ、その群れは存続できないからでありまして。


 逆なのでありましょうね。歴史を大切にしてきたから続いたのではなく続いてきた結果、過去を振り返ると、それを大切にしてきた事実があったということではないかなとか、因果が逆転しているのでありましょうかね、とか、まあ、いろいろ他のことでも言えるのであろうかなとか、思考しながら連想するわけでございまして。


 歩くことは実はそれほど必要ではないと思われているわけでありますね、知らないことを知るとか好奇心を満たすとか、その手の欲求を叶えるには結構手軽だと評価されるべきではなかろうかなとは、予想するわけでございますが、まああれですな、趣味であるからこそ尊いのかもしれないとか、そこに効率を求めてはいけない、場合もあるのであろうかなとか、ぼんやりと想像しつつ、おしまいです。


「それは豊かで満ち足りていなければならないのでしょう」

「自転車や自動車でも良いのでしょうね」

「孤独は素敵であるというお話かもしれませんな”旦那様”

 もちろんそうですとも”奥様”」

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