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1611_ちゅんちゅんと鳴く猛獣。

 ある意味空飛ぶ鼠と言われるくらいには飲食店業界からは嫌われているのではなかろうかなとか耳にしたことがあるわけでございますが、実際のところはどうなのでありましょうかね?とりあえず、にゃんにゃんとかちゅんちゅんとか鳴いていると可愛い感じがして油断するとかあるのであろうかなとか、ぷにぷにとかぷいぷいとかも最近の流行りだそうでございますが、可愛いとは?などと哲学に見せかけた何かを問いかけたところで始まる今日のゴブリンでございます。


 可愛いとはこういうことであるか。今日も元気可愛いですね。


 落差のある表現によって意外性を演出し、記憶に残るようにするというやり口はそれほど珍しいものではなく、その外見でその声ですか、というようなものから、その立ち位置で真っ当な心根を持っているのですかとか、その職業で優しいとはこれいかにとか、まあそんな感じでありまして、その落差に魅了を感じてしまうようなものであるのであろうかなとか。


 社会不適合者が、子猫を拾ったりしたりするあたりの場面は、これはもう、使い古されて返って笑いを取っていくことが目的なのかという目論見が見えてきたりするわけでございますが、実はいい人という記号としてはそれなりに市民権がまだ失われていないのではなかろうかなとか、予想するわけでございます。


 大酒飲みの乱暴者であるけれども、義理人情には厚いとかは、これもまた昔からある紋切調の役者でございまして、逆に穏やかで、決して怒鳴ったりしないけれども、笑顔で処するような方も、また、定番であるのであろうかなとか、この辺り、ある意味意表をつく定番であるがゆえに、印象が薄くなるような展開もありそうではありますね、とか、想像するわけでございます。


 基本的に何度も使える手段ではないような気も致しますが、関係性が新しくなるたびに使用できるやり口ではあるのではなかろうかなとか、こう、股旅物であるならば、舞台が常に新しいので、意外な行動原理やら、出自やら、秘密が毎回発揮できるという強みがあるのではなかろうかなとか、想像するわけでございます。


 元副代表とか、ある意味その頂点ではないけれども、なんとなくえらいような身分を隠していて、ここぞという場面で提示して事態を収めてしまうような物語は、これは定番中の定番であるのでありますが、毎回それでどうにかなってしまう展開で安心して閲覧することができるという強みもまたあるのであろうかなと、想像するわけでございます。


 行政側それも治安維持に関わる組織のお偉いさんが身内に存在する、風来坊とかもその手の演出がうちであるのであろうかなとか、こう記者とか探偵とかそのような結構あやふやな立場の者が、事件に顔を突っ込んでいく適当な理由になったりするのであろうかなとか、ある意味舞台装置であるのであろうかなとか、想像するわけでございます。


 騙されたと申しますか、秘密をここぞという時に開示された側にとってみると大変困ったことになるのではなかろうかなという少々気の毒に感じる展開もありそうではありますが、往々にしてそこに至るまで、何らかの、怒りやら憎しみやら、苛立ちを感じさせるような行為をさせておきますので、ここは気持ちよく、そ奴らに平伏してもらおうではありませんか、的な流れも定番であるのであろうかなと。


 人を見た目で判断してはいけませんよという忠告を、身をもって教えてくれたと考えると、実は得難い人格ではなかろうかなとかは、想像するわけでござますが、やはり気の毒ではあるかなと少し想像したあたりでおしまいです。


「信者全員で死後一発逆転を狙っているというと語弊がありますね」

「その物語は、身分のある社会という前提も必要ではありますね」

「現世では辛いことばかりであっても大丈夫という救いなのでしょうな”旦那様”

 身分というよりはコネクションとかでしょうかね?”奥様”」

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