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12_怒りっぽいのはなぜ?

 とかく、始終、何かに対して怒りを抱かないといけない人がいるような気がします。もしくは、怒っているんですよと表現、ポーズを取っていることが得であるという、スタンスで生活している人がいるような気がします。

 いつもニコニコ笑っていると、頭が悪いように見られるとか、胡散臭く思われるので、逆にいつも怒っているような表情をしているのかもしれませんし、もしくは単純に顔が怖いのかもしれません。怖くて、いつも怒っているような顔の人っていますよね?

 本当は目が悪くて、にらんでいるように見えるだけかもしれませんが、眼鏡をかければ良いのにと思います。眼鏡、良いですね。むしろ眼鏡が本体であるのが良いのではないでしょうか?耳やそれに付随している顔なんて眼鏡を置いておくための台に過ぎないのですよ、という過激な意見を述べる人を思い出しました、あの方も少し怒っているような口調でしたが、ただの早口でしたかね?


 口数が少ないようにしようとすると、ぶっきらぼうで怒ってい見えますね。省エネというか、丁寧な言葉使いを避ける性質のある人のことですね。下町口調やら、略号やらをやたら滅多ら連発すると、言っている内容に関わらず怒っているような感じがします。


 冷たく、事実だけを話しても、怒っているように聞こえますね。相槌を打たなくて、もしくは、否定の相槌しか打たなければ、これもまた、怒っている?と誤解されそうです。返事をしなくても怒っているように思われますね。

 笑の表情は、本来相手を威嚇するための表情だったらしいですよ?動物の世界ではそうなんですってさ。人間、笑うと安心させられるとか、敵対関係じゃないですよ?というサインになるんですけども、獣だと牙を剥きだす、イコール攻撃態勢に入りますよ、という宣言になるんでしょうね。

 人間は滅多に噛みつかないので、表情のサインの意味が変わったのでしょうね。でも、議論とか、相手の意見に噛み付く人にとっては、やはり笑みは攻撃的な感情のサインなんでしょうか?


 表現の中で、その笑みが怖いとかいうものもありますが、あれは、本来ホッとするべき表情やら、敵対しませんよ、というサインを出すための表情が、怒りとか、否定の文脈に登場する不自然な状況が、凄みを感じさせるという意味なんでしょうかね?

 それとも、獣の笑みに通じるところがある、とか、これからいたぶってやるので、それが嬉しくて笑みがこぼれるとかいう文脈なんでしょうか?

 ああ、つくり笑いという、仮面のような笑みが怖いというのもありそうですね、こう、正気をなくしている乾いた笑みとか、どんな表情もその場にふさわしくなく、笑うしかないというのも、怖い感じがします、これもあるべき時ではない表情に違和感を与えるという、作戦の結果なのかもしれないですね。

 

 怒っていると思われていると、相手が気をつかってくれて、楽という利点がありますね。無駄に相手が近寄ってこない、面倒ごとに巻き込まれない、声をかけられない。ので静かに過ごすことができる。孤独を愛するから、怒りっぽく振る舞うのか、怒りっぽいので、孤独になるのか、どちらが先かはその人の歴史によるのでしょうが、どちらにせよ、孤独の良さを知るためには、怒りをあらわにするのもいいのかもしれません。


 無駄に敵を作る原因にもなるかもしれませんし、怒るスタイルが不快な、相手を傷つけるような言動につながっている人もいるでしょうね。これは逆に周囲がどれだけこの人格を、受け入れられるか?で色々結果が変わってきそうです。

 怒っている人が、その怒りは正当なものであると、思っていると、なかなか大変だとは思うのです。こんなに怒りが溜まっているのだから、社会にたいして、対応を求めるとか、感情のままに、行動することが正しいのだという思いに凝り固まってしまうと、こう、不幸な事件を引き起こしたりするんですかね?

 なんにせよ、怒っている人というのは、その逆の人よりも多いように見受けられるのは、損したくないという動機を持っている人が多いからなんでしょうかね?


「で、どうしておやつ全部食べちゃったんです?”ご主人様”」

「むしゃくしゃしてやった、今は胃もたれしている」

 やかましいのです。

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