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102_いつの間にか通り過ぎていく。

 幸運の女神は前髪しかないとか言われたりするたびに、斬新なヘアースタイルだなと、つい、結構な割合で思う人も多いような感想が浮かぶ、今日のゴブリンでございます。


 ちょっと検索すると、ギリシャ神話の神様が出てこられますね。カイロスという美少年の神様で、チャンスとかを司っているらしいです。この美少年神様、頭髪が前髪しかなかった、ようでして、このあたりから、幸運の女神は〜、になったらしいとのことです。

 同じように、ローマ神話には、フォルトゥーナという女神様がおられまして、幸運を意味していたりするのだそうです。この女神さまにも前髪しかないんだそうですね。なので、頭髪が独特な幸運の女神の原点はここ、かもしれません。

 ギリシャ神話ではこの女神さま、ティケーさまと呼ばれていまして、同じく富と幸運を司る女神さまだったようです。当時のコインにその御姿が刻印されていたようですね、そしてこの女神は後ろ髪があるデザインであったようです。

 ので、ちょっとした想像ですが、カイロス様の髪型とティケー様の神格がこう合成されて、フォルトゥーナさまを形成したのかもしれませんね、と、予想してみました。


 ちなみに、このティケーさま、その似姿を絵画とかの芸術的表現で行う時に、手に豊穣を意味するところの角笛というシンボルを持たれています。また、同じく豊かさのシンボルとして、足のあたりに幼子がまとわりついていたりするようです。この手に持つシンボルやら、幼子というアイコンが組み合わさって、手に幼子を抱く鬼子母神の姿が、完成したという逸話があるようです。

 遠くギリシャの運命の神様が、安産の守り神のデザインへとインスピレーションを伝えるというのは、面白いものですね、と雑学が増える喜びともに、にんまりと笑うゴブリンでありました。


 デザインが伝播しているというだけで、神格とかは別に重なってはいないんですが、ちょっと思いうかべた情景があります。

 あれ、ティケー姉様、その服装イケテナい?そう、こっち(ギリシャ)の伝統的な装いなんだけど?いやまじイけてますって、カッケーです先輩、うち、まじリスペクトするっす。などと、いう頭が悪そうな会話が瞬時に脳裏に上がったりして、これはこれでありかもしれませんねとか、思ったりする次第であります。

 実際にかの神様にあったことはないのですが、やはり、いいなあ、憧れるなーとか思った服装を真似されて、ティケさまもまんざらではなかったのでしょうかね?とか思います。とすると、こう、定期的に二柱が、出会ったりしていて、子沢山ですから、育児関係とか話し合ったりするんでしょうかね?こう昼下がりのファミリーレストランとかで、


「うち子供ちゃんが500人おってなぁ」「それは大変ですね」「育児にかかる手間やら、将来の進学に備えての、貯金やらで、頭いとーて、先輩」「まあ、それはお困りでしょう。それでは、こちらの学費ローンを組み合わせた、プランなどご紹介させていただけますか?」


 おや?富と幸運を司る女神様が、ナチュラルに経済プランナーとかに当てはまってしまいました。それはそれでのちの展開がきになる気がいたします。需要は皆無ではあると予想できますが。

 ともかく、二柱様がた、仲が良さそうな気がいたします。


 幸運の女神には前髪しかないのですので、チャンスがあればためらわず、それを掴み取れ、とかいう言い方も耳にしたことがございますが、ちょっと考えると女神様を呼び止めておくときに、いきなり前髪をつかむとか、どうなんでしょうね?


「おら、テッッメえ、うちの先輩に何してケツかんねん!」

 とか、鬼子母神が突っ込んでくる情景が瞬時に頭に浮かんできて、クスリと笑うゴブリンなのでありました。


「彼の好みのブランドとか身につけてみました」

「男物も結構似合うんですね、でも下着はやめなさい”ご主人様”」

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