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Reincarnation*神殺しがやり直す二度目の人生  作者: コルころ
Timid devilメア編
14/14

天使のような悪魔の笑顔

現在地、日乃々木邸

『あぐ、モグ、ムシャ、モグモグ』

そこにはお腹を減らした一匹の悪魔が、ことごとく出される木料理を完食していく姿があった。

『よく食うなぁ〜』

エプロンを身につけた九十九が更にまた料理を運んでくる。が中二病少女はそれを奪い取るようにして自分の手に収さめ、食料を口に運んでゆく。

『なひほたへれなかっはかはな』

『飲み込んでから話せ、飲み込んでから』

ほっぺたを膨らませハムスターのようになった少女は聞く耳持たず更に口に食事を運ぶ。

『うわ〜、すごい食欲』

『食べるより吸い込んでるに等しいな』

バキュームのように食らう姿は迫力満点だった。

『ふ〜、美味かった』

眼帯をつけ直し、満足げな笑みを浮かべる少女に九十九はため息零す。

『で、冥界の王女様は何故人間の世界なんかに?』

『それはだな』

口をナプキンで拭きながら九十九の問いに反応した、ここだけ見るとちゃんとした王女のように見えないこともない。

『揉め事だ、それも冥界の王、我が父とだ』

そう言いながら立ち上がり歩き出す。


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