佐藤ジョシの日記帳㉔2020年14月30日
~佐藤ジョシの視点~
……疲れたー
疲れすぎて何もしたくなーい。
早くベッドに潜り込もー――いや、まずお風呂だな。汗ビショで布団に潜りたくないや。
今日いっぱい練習してきたからな。
~第三者視点~
佐藤ジョシはタンスの付近に歩いて、タンスの引き出しを開けた。
服、バスタオル、あと下着――いや、下着はいいか!家にいるんだし……
さて、
「お風呂の時間じゃい!」
~お風呂タイム~
20分後
~お風呂タイム終わり~
「ふぃーすっきり、すっきり!」佐藤ジョシはお風呂上がりの後、上着一枚で家の中に歩いている。
お風呂で温まった体から、自然に湯気の水蒸気が立ち上っている中、彼女は鼻歌を歌いながら、リビングに進んでいた。
「きー、てきてあたしーんち♪来て来てあたしんち♪」“ふんふふんふふんふーんふん……何々はれー、える♪”
そして、歌いながらリビングに色々探し、最終的にホットミルクティーと焼きクッキーを持ち出して、木製のトレイに載せた。
佐藤ジョシは自分が持ち出したものに一度確認し、満足そうに微笑んで、トレイを持って自分の部屋に戻った。
トレイを自分の机に置いた後、特に意味もなく、ただリビングで一度確認したことをもう一度に呟いた。
「お菓子、良し!飲み物、良し!頭……吉じゃないけど、良し!」まるで教習所での教わりを再現するみたいに、佐藤ジョシは気怠さマックスの自己流・お菓子の確認仕方をやっていた。
さーて、これではベッドに――あ……いや、忘れるところだった。まだ日記を書いてなかったな。
「……うっかりだるモードになるところだった。」
だるモード。これは佐藤ジョシがよく休みの一日目でやる“一日中何もしない、ただただダラダラと過ごしたい”という状態。
この五日間の週末、四日目になった今、彼女はまともに休憩できていない気がする。こうなる原因を探っていればわかりきっている。
それは一日目の上司の電話。
やっと休憩できるー!と思ったら、急な残業通知により、休み中に出勤しなければいけないということで精神的なショックを受けたのだった。
心の消耗が激しかった。
だから、この二日間で心のHPが多少の回復があっても、まだ回復しきれていなかった。
休みの時間は残り一日。この状態で仕事に迎えるのはまずい。自分がまともに仕事できず、上司に罵られる未来が目に見えている。
だから、佐藤ジョシは今すぐでもだるモードになりたいところだったが……今日の出来事は早く書きたい気持ちもある。
なぜなら、今日は予想外な出会いがあったのだ。
~佐藤ジョシの日記視点~
2020年、14月30日。
今日、また高木君と一緒にテニスを練習していて、かなり疲れていた。
フォアとバックのラリーで、走らせていた……やれやれ、ちょっと年寄りにキツイわい(老人口調)
まあ、練習のコツと反省点を詳しく書くのはまた別の日にして、今日は意外な人と出会った!
正直、彼女と会う時まで、予想外というか、全然意識していなかった。
彼女は高木君と一緒に並ぶ時、やっと気づいた。
高木 真津芽。
高木君は、高木真津芽の従弟だった。
後日にまた二人のイメージ図を投稿します!




