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1-7

「まずは貴族街で買い物をしようと思うのですが、

いいですか?」



ウィル様の提案に頷く。



「何か欲しい物があるのですか?」



そう言うと、またウィル様が驚いた顔をした、

そんなに驚く事を言っただろうか?


首を傾げていると。



「フェリシア様は雑貨店などがお好きなのですが、

行ってもよろしいですか?」



別に断りを入れなくても、ウィル様の

行きたい所でいいのに、優しい人だなと思いながら同意する。



「ぜひ、お願いします」



そう言うと、御者に指示をして、

貴族街に向かって行った。




貴族街でウィル様に案内された店に入る、

うさぎのぬいぐるみとか、お人形とか、

宝石が付いた小物入れとか、とにかく可愛い物ばかり、


ただ、実用性があまりなく、可愛いとは思うが、

正直欲しいとは思わない。


ただ、やはり女の子なので、可愛い物は見ているだけで、

うきうきする、


自分一人なら、入らなかったかもしれない店なので、

デートで来れて良かったなと思いながら、

店をゆっくりと見て回る。


すると、ウィル様が



「楽しくないですか?」



と心配そうに聞いてきた。

私は首を傾げながら、



「凄く楽しいですよ、可愛い物がいっぱいですね」



笑顔でそう返すも、どうも戸惑っているようだった。


ウィル様の反応が少し気になりつつも、

店で商品を眺める事を楽しんだ。

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