秘密基地
ひっそりと こっそりと……
「秘密基地」
ぽっかりと浮かぶ空
(ぽっかりと うかぶそら)
隔たりは すすきの壁
(へだたりは すすきのかべ)
段ボールの敷物と
(ダンボールのしきものと)
枯れ草のクッション
(かれくさのクッション)
足が飛び出さぬように
(あしがとびださぬように)
膝を抱える
(ひざをかかえる)
すすきのブラインドの向こうに
(すすきのブラインドのむこうに)
かまきりが 捕食者の鎌を研ぐ
(かまきりが ほしょくしゃの かまをとぐ)
見つからぬよう 息を潜める
(みつからぬよう いきをひそめる)
水筒の麦茶が無くなるまで。
(すいとうの むぎちゃがなくなるまで)
蓬の覗き窓に ななほしてんとう
(よもぎの のぞきまどに ななほしてんとう)
「侵入者なし」と ささやいてる
(しんにゅうしゃなしと ささやいてる)
丸い空は どこまでも広がる
(まるいそらは どこまでもひろがる)
僕は 丸い惰眠を 貪り続ける…
(ぼくは まるいだみんを むさぼりつづける)
(´・ω・)y-~。




