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悪役令嬢のお茶会

悪役令嬢はお城の人間にちやほやされながらお茶をしている

お父様もそこに居る

そして先ほどの一部始終を説明した悪役令嬢

お父様は牢屋にライバルの女性と少年をぶちこむ計画を考えると答えた

ますます悪役令嬢の機嫌がよくなる

紅茶をちょっとずつ飲む悪役令嬢は復讐のことしか考えていない

恐怖支配で名高いこの親子

ちょっとでも気に入らなければ罰を下す

悪役令嬢はそこに孤独は感じないのだろうか?

悲しみに似た偽りの世界

お父様が席を外した

悪役令嬢は今日も周りの人間の気に入らない部分を攻撃する

それでも周りはへらへら笑うしかないのだ

悪役令嬢が紅茶を飲み干して自分の部屋に戻る

壁にはひとつの写真

今は亡きお母様の写真

悪役令嬢が幼い時に病死した

悪役令嬢はそれを見つめて涙を流す

令嬢が悪に染まったのは母親が居ないコンプレックスからだ

それに周りの人間は誰も止めようとしない

だんだん令嬢は悪に染まった

悪役令嬢は本当はさびしいだけではないだろうか?

涙を拭いた悪役令嬢はこう呟いた

私に逆らうやつは許さない、と

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