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47話 見つけてください!

ムーンで掲載している

「私のお腹の子は~兄の子を身籠りました~」


の続話をアップします。


よろしくお願いいたします(●’∇’)♪


http://novel18.syosetu.com/n7362dv/


あれから2日ほど経ちました。

私はあれから、本当に食べ物が食べれなくなりました。

ムーフォンス王子様が居るときに必ず、吐き気がきて嘔吐を繰り返しています。

ちょっと喉が痛くなってきました。


私がそういう状態なので、ムーフォンス王子様も手を出してきません。

その点は良かったですわ。


それより、私の捜索はしてくれてるのでしょうか・・・。


・・・・不安です。


ピィーちゃんも心配ですわ。ちゃんと餌を食べているでしょうか。

ちゃんと寝てるでしょうか。

暴れてないか心配ですわ。でもグリちゃんがそばに居てくれたら・・・。



食べ物をちゃんと摂取してないからか、動くのも面倒ですわ。


ミジャラが果物とかいつでも食べれるように置いてはくれてますが。


誰でもいいから早く私を見つけてください!





   ーーリンクスーー


最近、ムーフォンス兄上の様子がおかしい。

表面では普通だ。ちゃんと責務を果たして仕事もしている。

見た目では分からないくらいに。


僕がムーフォンス兄上をおかしいと思ったのは3日前だ。


4日前に学校から帰ったら大騒ぎになっていた。

フレアが突然、城から居なくなった・・・という出来事だった。


僕も急いで捜索に加わった。城内の中を探していた。ムーフォンス兄上は最後に加わった。


仕事だから仕方ないのだろうが、フレアが居なくなったのに全然取り乱してない所が気になった。

あれだけフレアに固執してたのに不思議だった。

しかもその日はどれだけ捜しても見付からなかった。


次の日もフレアの捜索はされた。僕も学校から帰ってすぐに参加した。


そこでムーフォンス兄上を見かけた。全然捜してる様子はなく、参加してるだけと印象を受けた。


そこへ、ムーフォンス兄上の側近のバーバスがやってきた。


「バーバス、ムーフォンス兄上はどうしたんだ?フレアが居なくなったのに、乱れた様子がない。」


「リンクス殿下、私もそれは気になっております。フレア殿が居なくなかったと聞いた時も焦った様子も見せませんでした。」


「・・・兄上は諦めたのか?」


「本人はそう申しておりました。」


「本当に諦めたのか?」


「それは私の口から何と言えません。失礼します。」


バーバスはムーフォンス兄上の元へ向かった。


兄上は一体・・・。


僕たちは途中で捜索を止め、僕はムーフォンス兄上の執務室に行った。


「兄上」

「なんだ。」


僕は直球で聞いた。


「バーバスから聞きましたが、フレアのことは諦めてたんですか?」


「ああ、そうだ。」


僕はじっと兄上を見つめた。


「分かりました。恋敵が一人減って良かったです。失礼します。」


僕はムーフォンス兄上の執務室から出た。


・・・何か怪しい。きっと何かを隠してる。


フレアの事を諦めたのかと聞いた時に凄い眼で睨んできた。


もしやムーフォンス兄上はフレアの居場所を知ってるのでは?


僕はそう思い、その日の夜中にムーフォンス兄上へもう一度真相を聞こうと兄上の部屋に向かった。


ドアをノックする。

・・・返事がない。

もう寝てるのか?だが、先程バーバスに聞いたら既に部屋に帰ったと言っていた。


もう一度ノックした。


やっぱり返事がない。


「ムーフォンス兄上、リンクスです。もう一度お話がしたいのですが。」


返事が返ってこない。


思いきってドアを開けることにした。


「兄上!」


部屋は真っ暗で誰も居なかった。



次の日も同じように、ムーフォンス兄上の部屋に行ったが、帰った様子はなかった。


やはり兄上は怪しい。一体どこで寝泊まりをしているのだ。



僕はムーフォンス兄上の跡をつけることにした。


乳母には寝た振りをし、部屋を出る時に周りを確認して兄上の執務室が見える場所で待機していた。


ムーフォンス兄上が執務室から出てきた。


だが自分の部屋とは違う方向へ向かった。


やっぱり違う場所で寝泊まりしてるんだ。


僕はバレないように跡をつけた。たまに後ろを向かれたが、運がよく石像とかで隠れることができた。


兄上はある場所の前で止まり、周りの様子を伺っている。誰もいないと確信したのかその部屋へ入って行った。


僕はその部屋の前に行った。


ここは書物室・・・

中の様子を伺う。


深呼吸してドア開け部屋に入った。


部屋は真っ暗だった。


僕は手のひらに向かい


「ファイヤー」


小さな炎を出した。そして近くにあるランプにその炎を入れる。


僕は中を見渡し、ムーフォンス兄上が居ないことに気づいた。


「どこへ行ったんだ。確かにこの部屋に入ったはず。」


歩いていると本棚に変な隙間があることに気づいた。


僕はランプを床に置き押してみた。


そしたら本棚が動き、下へ降りる階段を見つけた。


もしやこれは隠し扉で秘密の通路?


僕はもう一度深呼吸をしてその階段を降りた。


結構な長い階段を降り、二人くらい通れる通路を歩く。


こんな秘密の通路は知らなかった。もしかしたら国王夫妻と、跡を継ぐものしか受け継がれない通路なのかもしれない。


僕は高鳴る心臓を抑えつつ歩いた。


15分くらい歩いただろうか、やっと階段を見つけた。


「今度は登りか・・・。」


僕は階段を登って行った。登りきったら壁があった。


「これは押せばいいのか。」


僕は力を入れて押したらその壁が動いた。


外の空気が入ってくる。


その壁が開いたら外に出た。


周りを見るが暗くてよく分からない。


「兄上はどっちへ行ったんだ。」


とりあえず進行方向へ向かった。


周りは木がいっぱい生い茂っている。


「森か?」


まっすぐ進んで行くと明かりが見えてきた。


「こちらで合ってたみたいだな。」


そのまま真っ直ぐ進むと建物が見えた。

それは


「軟禁塔・・・。」


あの秘密の通路は軟禁塔に繋がる道だったのか!


ここにフレアがいる!

僕はそう確認した。


軟禁塔に入りたかったが護衛が居て無理そうだった。


「護衛か・・・」


今は全く軟禁塔は使われてないはず。それなのに明かりがポツポツとある。


やはりここにフレアはいるな。


なぜムーフォンス兄上はフレアを監禁なんかしたんだ···。

それよりも


僕は一度引くことにした。


明日、応援を要請し、再度来ようと心に決めた。


フレア、待っていて!

必ず助けるからね!

いつもお読みくださりありがとうございます。

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