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38話 グリちゃんとピィーちゃん

小説はスマホで書いているのですが、昨日の夜中に小説を書いているときにスマホのキーボードがおかしくなりパニクりました。

キーボードが極端に小さくなって打てなくなったり、キーボードを大きくしたら入力した文字が確認できなかったりとかなり焦り二時間くらい悪戦苦闘しました。

こりゃあ、今日はもう小説は書けないな、ショップに持っていかなあかんなと思ってましたが

初期化と言う文字を見つけ、思いきって初期化したら直りました。


良かっです。


本当に焦りました。



また、昨日ムーンの方にアップした番外編のリリアン編ですが、ほんの少しだけ加筆修正しております。


カールが王都に帰ってから、普通の日々が戻りました。



ピィーちゃんも、とうとう顔と首のうぶ毛はなくなりました。体長も伸びて60センチ位になりました。


でもとっても美人さんです!


今は飛行の練習をしています。

こんなとき、本当の親なら飛び方を教えるんでしょうが···残念ながら私は人間なので出来ません。



今は走りながら翼をバサバサ動かしてます。

ピィーちゃん、頑張って!


私はピィーちゃんを抱っこしては投げ、ピィーちゃんは翼をバサバサさせて···の繰り返しをしました。

私にピィーちゃんの練習に出来ることはこれくらいです···。


部屋にはアーサーに頼んで、即席の木の枝付きを作ってもらいました。


ピィーちゃんはその木に乗りたいときは、「ピィー!」と鳴いて木をつつきます。

部屋でも何回もお願いをされ、私が乗せてあげては飛ぶ練習をしてます。


相変わらず、ピィーちゃんは私とお風呂に入ります。もちろん桶にお湯を入れて浸かってますわ!いつも瞼を閉じて気持ち良さそうにしてます。


そんな日々を過ごしていました。


王都から出て3ヶ月くらい経ったある日、お母様が


「こちらの生活にも慣れてきたから、そろそろマリアとフローラにお手紙を書こうと思うの。」


「お手紙ですか?」


「ええ。貴女も書きたいなら書くといいわ。」


「なら、御姉様達に書いてもいいですか?」


「もちろんよ。」


やったー!


「グリちゃんを呼ぶわ。でもこちらへくるのが早くても3日はかかると思うからゆっくり書きなさい。」


グリちゃん、3日でここまで来れるのですか!?凄いですわ!私達は1ヶ月はかかった場所なのに!


お母様に詳しく聞いたら、来るまで笛を吹き続けないといけないんですって!


もちろんずっとは無理だから時間をおいて吹くとのことです。


確かに一回聞いただけでは遠く離れた場所ですもの、無理ですわ。


でもこんな遠くから呼び笛吹いても聞こえるのでしょうか?

よく分かりませんが、耳がいいのと超音波と言うんでしょうか、分かるらしいのです。とりあえず試して見るとお母様が言いました。


明日から笛を吹くそうです!


グリちゃんに会えるのが楽しみです!


ピィーちゃんにグリちゃんを紹介しないといけませんわね!






お母様は早速、呼び笛を吹いてました。

時折、窓を開けては二、三分吹き続けてます。


最初はピィーちゃんも笛の音に(私たちには聞こえませんが)反応しましたが、今は全く反応しません。


私が呼び笛を吹いたら反応して側へ来てくれます。

ちゃんと聞き分けてますわ!


今日もピィーちゃんは飛ぶ練習をしてましたが、少しずつ飛行が出来るようになりました。低空飛行で、1メートルくらいですけど。

このまま行けばすぐに飛べるようになりそうですわ!



ふとした時に思うのです。グリちゃんは無事に来れるかしら···


結構色んな魔物が出てきそうです···



その不安を払拭したのが、魔物図鑑でした。


ヨーシアさんが先日、武器を卸しにヨークテイルに行ってたようで、私が魔物の本が欲しいと言ってたのを覚えていてくれたみたいで買ってきてくれました。

本って結構高いのですが、プレゼントされました。


···下心みえみえですけど。

有り難く頂いて置きました!


それには、魔物はランクがあって、やっぱり冒険者みたいに、一番強いからS.A.B.C.D.E.Fとありました。


ゴブリンはF、オークはEランクでした。


グリピーツフォンはCランク、特殊種っていうのがあってそれはBランクでした!意外に グリピーツフォンって強いんですのね。



グリピーツフォンは基本単独行動。警戒心が強いので滅多に見つけること出来ないっていうのと、足が凄い武器みたいで、ゴブリンやオークの頭とか潰す力があるんですって!足の爪も鋭くってかなりの武器ですわ!そしてかなり頭がいい!これはピィーちゃんで判ってましたけど、戦いとかで一度されたことは覚えてて、二度目の攻撃がほぼ効かなくなるということ!一撃で倒さないと、逃げられるか殺られるかしかないそうですわ!


特殊種になると体長が極端に大きいとか、事例では風魔法を使っていた物もいたそうです。


グリピーツフォンは強いと解ったので 、グリちゃんは大丈夫ですね!




それから3日後に屋敷の上に大きな鳥さんが旋回してました。


もしや、グリちゃん!?


空高く居るので確認が出来ませんが、お母様に報告しました。

お母様はすぐに窓を開けて笛を吹きました。


するとその鳥さんは急降下してきてお母様の所へ行き、部屋の中へ入ってきました。


その鳥さんはやっぱりグリちゃんでした!



お母様はグリちゃんの元へ行き


「グリちゃん、わざわざ遠いとこまでありがとう。」


グリちゃんは、お母様の言葉に返事するかのように


「クルルー。」


と鳴きました。


お母様はグリちゃんの頭を撫でています。グリちゃんは気持ち良さそうに目を閉じて大人しくしてますわ。


お母様はグリちゃんに、お水と食べる物を用意してくると言って部屋から出て行きました。


グリちゃんはじっとこっちを見てます。


····。


床に立っているグリちゃんは、ほぼ私と変わらないくらいの大きさでした。


私の身長は伸びて(願望)多分140センチはあるとして···目線はほぼ一緒ですわ。


こうまじまじと見たら、グリちゃんは大きいですわ。


「グリちゃん、覚えてる?フレアですわ。」


私は一言声をかけて、頭を撫でた。

大人しくしてくれてますが、つぶらな瞳は私をガン見してます···。



ちょっとして、お母様が戻ってきました。


グリちゃんは喉が渇いていたのか、お水をガブガブ飲んでます。

次に多分、オークの肉だと思いますが一口サイズに切ったものを、上手に嘴で咥えて食べました。



お母様はグリちゃんは今日1日休んでもらって明日、マリア伯爵夫人の元へ帰すそうです。



外から

「ピィーピィー!」


とピィーちゃんの鳴き声が聞こえました。

私が居ないことに気づいたようです。

私は急いでピィーちゃんの元へ向かいました。


ピィーちゃんは私を見つけたら、走って寄ってきて足にスリスリしてきました。


可愛いです~!


私はピィーちゃんの頭を撫でて


「ごめんね。ピィーちゃん。」


謝りました。



そうだ!グリちゃんにピィーちゃんを紹介しないと!


思わず大丈夫かなって思いましたが、ピィーちゃんはまだ子供だから大丈夫だと判断しました。


「ピィーちゃん、これからピィーちゃんのお仲間さんに会いに行きましょうね。」


私の言葉にピィーちゃんは、何のこと?ってな感じ首を傾げました。


私はピィーちゃんを抱っこして、グリちゃんのいる部屋へ連れて行きました。


部屋へ入り、ピィーちゃんはグリちゃんを見つけると、さっきまで曲げてた足をピーンと伸ばし、つぶらな目は大きく開き身体が固まってしまいました。


ありゃ、同種を見るのも初めてだし、大きいから驚いたのかしら。


グリちゃんは、ピィーちゃんをじっと見つめています。


「グリちゃん、この子は私のお友達のピィーちゃんって言うの。グリちゃんと仲間だから仲良くしてあげてね。」


グリちゃんに紹介し、


「ピィーちゃん、グリちゃんはお仲間さんだよ。遊んでおいで。」


ピィーちゃんに紹介して、ピィーちゃんを床に下ろしました。


···ピィーちゃんもグリちゃんも動きません···。


ちょっと早かったかしら···。


するとグリちゃんがトテトテと歩き出してこちらへ来ました。


ピィーちゃんはグリちゃんから目を反らしてます。かなり緊張してるみたいですわ。


「クルル。」


グリちゃんがピィーちゃんに話しかけているようです。


「ピィッ!」


ピィーちゃんはビクッと身体をさせて小さく鳴きました。


グリちゃんはピィーちゃんの身体をつつき始めました。

毛繕いかしら···。


ピィーちゃんは大人しく···というか固まって動きません。


グリちゃんは丁寧に背中や翼、頭と毛繕いをしています。


私は邪魔しては悪いと、場所を移動しましたが、ピィーちゃんが付いてきます。そのピィーちゃんを追ってグリちゃんもきます。


仕方ないので部屋の中央で座り込みました。


グリちゃんは、ピィーちゃんに一生懸命に顔をスリスリしたり、毛繕いをしていました。


座っているからか、間近で見ると本当に大きいですわ。ピィーちゃんはグリちゃんの半分以下の大きさです。


しばらくすると、大分ピィーちゃんも慣れてきたのでしょう、グリちゃんがピィーちゃんの頭スリスリとしてくると、ピィーちゃんは届かないのでグリちゃんの足にスリスリしてます。


その姿が可愛くて、その身体に顔を埋めたいですわ!



グリちゃんがいきなり窓の方へ行き、窓をコツンと嘴でつつきました。


「?」


外に出たいのかと思い、窓を開けたら外に羽ばたいて出で行きました。

間近で翼を広げるとかなり迫力ありました。


とりあえず窓は開けたままにして、ピィーちゃんと外で飛ぶ練習を再開しました。


それから少し経ってからグリちゃんが帰ってきましたが···


嘴に何か咥えてます。


グリちゃんは私達がいる方へ降りてきて、ピィーちゃんの前にその物体を置きました。


·····。


リスの死骸でした。リスの頭に穴が空いてます。一撃で仕留めたようですわ。


でも···ピィーちゃんにはお肉をあげたことがない上、死骸です。食べたことがありません。

なのでピィーちゃんは首を傾げて無視してます。


グリちゃんが、がっかりしたように見えました。

グリちゃんが可哀想なので説明しました。

「グリちゃん、ピィーちゃんはこういうの食べたことないの。ピィーちゃんが食べるのは虫が多いのよ。」


といって、土を掘りミミズを見つけて指でさした。

するとグリちゃんは土をつつき始めました。


···人間の言葉を理解してるってどれだけ頭がいいのかしら。



ピィーちゃんの前には大量のミミズが置かれました。

まだこんなにミミズっていたのですね···。


ピィーちゃんは嬉しいそうに食べてます。

そしたらグリちゃんは翼を広げて、「クルルー!クルルー!」と鳴きながらピィーちゃんの周りを回り始めました。


····これはもしや···


私は急いで自分の部屋に行き、図鑑で調べました。


····グリピーツフォンは、メスに大量の餌をプレゼントをし、鳴きながらメスの周りを旋回しながら飛んだりしているのは求愛行動。


やっぱり求愛行動でしたのね!


でもグリちゃん···ピィーちゃんは産まれて1ヶ月しか経ってない子どもよ···



案の定、ピィーちゃんは判っていないようで、グリちゃんを全然見ずにミミズを食べている。


それでも、グリちゃんは求愛行動をしてました。


グリちゃん···ピィーちゃんがもうちょっと成長するまで待ってあげてね···。




それからグリちゃんはピィーちゃんから離れようとはしませんでした。

ピィーちゃんは遊び相手が出来たとばかりにグリちゃんにキックしたり、グリちゃんが座ってたら背中の上乗ったりとやりたい放題してます。ですがグリちゃんは大人しくそれを受けてます。

グリちゃんは大人ですわ···



お手紙書く上でお母様と約束をしました。それは居場所は教えないこと。

まだ居場所は知られたくないとのことでした。

なので元気で過ごしていることと、ピィーちゃんのことを書きました。


お兄様達にも書きました。一応無事なことは知らせておかないといけませんし。


お父様にも書きたかったけど辞めました···。


5人分の手紙を書いたので結構大変でしたわ。



寝る時もグリちゃんはピィーちゃんから離れませんでした。


···せ、狭いですわ···


ピィーちゃんはいつもベッドで一緒に寝ているのでベッドへ乗ってきて、その上グリちゃんまでベッドへ···。


ちょっと寝にくかったですが、ぐっすりと寝ました。



朝がきました。


グリちゃんはゆっくり休めたのかどうかは分かりませんが···。


お母様が、グリちゃんに合わせて首にかけるポーチを作ってました。そこへお手紙を入れました。


「グリちゃん、マリアに届けてね。」

お母様はグリちゃんの頭を撫で撫でしてます。


グリちゃんは名残惜しそうに、ピィーちゃんを見て何回もスリスリしてました。


そして意を決したように飛んで行きました。



グリちゃん!気をつけてね!




グリちゃんが旅だった後の数週間後、私たちの周りが急展開しました。



いつもお読みくださりありがとうございます。


感想等頂けると泣いて喜びます。

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