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37話 思わぬ人との再会

ムーンライトノベルズに投稿している番外編を本日の18時にアップしました。


リリアン編の後半になります。

宜しくお願いいたします。


http://novel18.syosetu.com/n4670du/

ヨイル村に移り住んでから、1ヶ月経ちました。


農作業にも慣れてきて、収穫はまだまだですがやりがいがありますわ!


花壇は元庭師のアーサーが見てくれてます。


私は魔法の勉強も独自に進めていきました。正直どこまで出来るか実践してないので分かりませんけど。


もちろん縫い物もしております!

我が家の収入源ですもの。


お母様の服やドレスは人気で、お母様は大忙しです。

もっぱら家事はベネッチェ任せとなっています。



ピィーちゃんですが、体長は50センチくらいまで大きくなりました。


顔と首以外は、全てうぶ毛から羽に生え変わりました。

ちょっと寂しいです···


でも凄い綺麗なエメラルドグリーンになりました!

マリア伯爵夫人のグリちゃんと一緒ですわ。


あと、性別が判明しました!

ピィーちゃんは、なんと女の子でした!


グリピーツフォンの性別は見た目で分かりました。とは言ってもヨーシアさんが教えてくれました。


グリピーツフォンのオスは顔と首は白で後は全てエメラルドグリーン、メスもそこは一緒なんですが、背中にピンク色の一本線があるのです!


ピィーちゃんは、見事にピンク色の一本線が背中にありました!


しかもメスは希少らしいのです!

10匹産まれたら、その内の2、3匹しかメスは産まれないそうです。

グリピーツフォンのメスの取り合いはかなり熾烈を極めるそうですわ。


グリピーツフォンは(つがい)になったら一生添い遂げるとのことです。



ピィーちゃんは、メスだから別の意味でも危険になりそうです!


そして今は元気に畑の周りを駈けずり回ってますわ!

お転婆な女の子です!


元気で何よりです!



ピィーちゃんが産まれて二週間くらいで呼び笛を買いに、ヨーシアさんが働いている武器屋さんへ行きました。


ヨーシアさんはピィーちゃんを見て驚いてましたが、すぐに慣れて頭を撫でてました。


ですが、ヨーシアさんは呼び笛を作ったことがないとのことで、どうしようかと思いましたが、お師匠さんが出てきてくれて作ってくれると言ってくれました。


魔物をテイマーをするのは、よほどの魔力と強さを要求されるので、やはり難しく、呼び笛を作る機会がないそうです。


私はテイマーをした訳ではありませんが···。



お師匠さんも30年前に一度作ったきりだそうです。

それで素材選びから始まりました。

ピンからキリまであり、値段の関係もあるので、パッと見が薄いピンク色した魔物のカッシー(鹿)の角にすることにしました。結構大きくて笛は四本くらい出来ると聞いたので四本作って貰うことにしました。

そこで貯めてあったお金をごっそり使ってしまいました!


また、素材を買ったり、採集したりして醤油とマヨネーズを作って売らないといけませんわ!


笛には穴を自在に開けることができる。笛の素材も関係ありますが、その音で魔物は主人を判別するらしいのです。


私は五つ穴を開けてる貰うことしました。



その笛が遂に昨日出来上がり、取りに行きました。


今日から笛を吹いてピィーちゃんを特訓しながら、私は魔法の練習をすることにしました。





◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



ある日、ヨーシアさんが来て



「明日くらいに母さんの弟の家族が来るんだ。ちょっとしたパーティーをするんだけど来ませんか?」


とお母様をお誘いにきました。

私にも


「フレアと同い年の従兄弟がいるんだ!そいつもいいやつだ。オーディフェンス王国の王都に住んでるんだ。」


····それはヤバいですわ···


ですが、王都でも田舎の方で農業をしているとの事だったので大丈夫のようですわ。



私たちはせっかくお誘いいただいたのでパーティーに参加することにしました。



パーティーは明日の夜に決まりました。





次の日の夜、私たちはちょっとおしゃれをして行きました。

その際にお土産にランさん達に好評だった、醤油で煮込んだお野菜を持って行きました。


ピィーちゃんとアーサー夫妻はお留守番になりました。


「こんばんはー。」


行ったら、近所の方も来られてました。田舎なので人が来ると言えばちょっとしたお祭り騒ぎになるようです。


「あら、いらっしゃい!」


ランさんが出迎えてくれました。私たちはお土産の野菜煮込みを渡したら、凄く喜んでくれました。


「ゆっくりしていってね!」


ランさんは笑顔でそう言い、忙しそうに去って行いかれました。


ヨーシアさんが来て、


「従兄弟たちを紹介するよ!」


と、言われてその家族の元へ行きました。



「「あっ!」」


そこにいたのはカールだった。


「なんで君がここにいるの?」


ヤバいですわ!


「カールさん、ちょっとこちらへ。」


私はカールさんの腕を引っ張って家の外へ出ました。


私はふうと一息を付き、まさかこんなところで知り合いに会うなて···


「カールさんは、ランさんと親戚ですの?」


「そうだよ。ラン叔母さんの弟が俺の父親だ。」


凄い偶然ですわ。


「そういう君はこんな辺境の田舎にいるのさ。」


「·····」


「君、ずっと学校休んでるんでしょ?凄く噂になってるよ。重い病気に掛かったんじゃないかって。」


リリアン御姉様に預けてある退学届けは、まだ提出されてないのかしら。


「そうなの。ちょっと病気で療養にここに来てるますの。」


「···どう見ても元気そうだけど。」


やはり苦しい言い訳ですわね···。


「まあ病気療養の他にも色々ありますのよ。オホホホ。」


疑わしい目で見られてます···


「騎士団の方でも、色々噂になってるよ。シャベール様も、ギオレット様もピリピリしてるし、ダン宰相様なんて誰も近づけないくらい不機嫌そうらしいし。ダン宰相様はかなり激やせしてるらしいぜ?」


お父様····


「皆心配してるよ。ここに無事にいることを報告をしたら安心するだろうな。」


だめ!


「ちょっと待ってください!ここに私たちがいることは、内緒にしておいて貰いたいのです!」



カールは怪訝そうな顔をして


「何故?」


「ここにいるのには理由があります。元気そうに見えますがまだ病気療養してます。ここにいる村の皆さんも知りません。もう少し落ち着いてからがいいのです。」


「でも、ヨーシア兄さんは畑仕事を元気してる俺と同い年の女の子がいるって言ってたけど、それって君のことだよね?」


むむー!ヨーシアさん!余計なことを!


「それは振りですわ。身体の病気とはちょっと違いますの。身体を動かすのも療養なのですわ。」


なんと苦しい言い訳でしょう···



それでも必死に弁解しいる私を見て


「···判ったよ。」


納得はしてない顔ですが、とりあえずは皆に報告するのは辞めてくれるみたいです。


「ありがとうございます。」


それから私たちは家を入り料理を食べました。カールは私のそばにずっとついていて、色々と学校の話や騎士団の話をしてくれました。今は学校は長期休みに入ったとのことでした。


もう長期休みに···時が経つのは早いですわ。


カールたちはヨイル村には2、3日いるらしいです。


気が揉む日のことを考えると憂鬱になりました。




◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



次の日に早速カールが遊びにきました。



来なくてもいいのに····。


そしてピィーちゃんの存在がバレました。


「すげー!グリピーツフォンだ!」


カールは驚いてましたが、ピィーちゃんの愛らしさに負けたようで背中を撫でてます。


ピィーちゃんは最初はカールを警戒してましたが、私が


「この人は大丈夫よ。」


と言うと警戒を解き、大人しく撫でられてます。ですが頭を撫でようとすると私の方へ来て隠れました。


完璧に警戒を解いた訳ではないようです。


カールはがっかりしてましたが、ピィーちゃんの為に土を掘りミミズを探してあげてました。



「ピィーちゃんって頭いいのな!」


はい!凄くいいです!


覚えも早くて、トイレも、ひよこの時に外で糞をしたの時のことでした。

「ピィーちゃん、偉いね!ここで糞とかおしっことか出してね。」


と言ったら、本当に外でしかしなくなりました。

ある日家のドアの前で、「ピィー!ピィー!」と悲痛な声で鳴いていて、どうしたの?と聞いたら嘴でドアをつついたのです。

外に出たいのかなっと思ってドアを開けたら、猛ダッシュで外にでて糞をしてました。

私は驚きました。魔物がちゃんとトイレを···


それから器に土を入れて、私の部屋の隅へ置き、

「ピィーちゃん、お家の中のトイレはここでしてね。」

と言ったら次からちゃんとするようになりました。


本当に頭がいいですわ。

もっとグリピーツフォンのことが知りたくなってきました。

今度ヨークテイルに行ったら、グリピーツフォンの本を買いたいと思いますわ。



それから2日間、カールは毎日遊びにきてピィーちゃんの相手をしてました。



そして帰る日。


「カールさん!くれぐれも私がヨイル村にいることと、ピィーちゃんのことは誰にも言わないてくださいね!」


カールはうんざりした顔で

「分かってるって!」


何回も言ってますが、念は念を入れて最後に確認しましたわ。


帰りはヨークテイルから団体で、護衛付きでオーディフェンスまで帰るそうです。

確かに道中は危険がいっぱいですもの···。


護衛代は皆で折半するそうです。

確かにそう方が、安上がりですわね。



「じゃあ!」



私は馬車が見えなくなるまで見送りました。


カールが遊びに来ていたのて、畑や花壇はほぼアーサーにしてもらっていました。

明日からはちゃんとしなくちゃ!


本当に疲れましたわ。


「ピィーちゃんもお疲れ様!」


「ピィー!」


ピィーちゃんは元気に返事をしてくれました。



カールさん!本当に言わないでくださいね!


今はまだ····。


一抹の不安を抱えながらも、ベッドに入り眠りにつきました。

お読みくださりありがとうございます。

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