表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/69

28話  トコル村

先日、Twitterに登録しました。


小説家になろうの公式Twitterを見つけて、皆さん宣伝されてたので、私も!とやってみましたが、いまいち分かりません···


上手く、なろう公式にTwitter投稿出来ませんでした。


私はもっぱら見る専門になりそうです···。


えー!ジャンさん、お母様のことが好きなんですのー!

ただの巨乳好きかと思ってましたわ!

だっていつもお母様のおっぱいばかり見てた気がしますもの!



「ジャンさん···」


「会ってすぐにこんなことって、思うかもしれませんが好きなんです!すぐに結婚したいとは言いません!まずはお付き合いからお願いします。」


ジャンさんは90度腰を曲げ、手を差し出す。


「····。」


お母様は黙ってジャンさんを見てます。


焦れたのかジャンさんは顔を上げ


「俺は冒険者です。寂しい思いをさせるかもしれませんが、稼ぎはあります!金には不自由させません!」


冒険者って儲けれるの?

危険と隣合わせですものね···


「···ジャンさん、ありがとう。嬉しいわ。ですが、こんな年増を選ばなくても貴方に似合う方がいらっしゃいますわ。」


「年増なんて···たかが10歳差です!俺は気にしません。子供だってまだ産める歳です!」


ジャンさん、お母様に子供を産ませる気なんですね···。


「そんなこと言ってくれて、とても嬉しいわ。だけど、ごめんなさい。」


お母様も頭を下げた。



「···それは、俺が10歳も年下だからですか?頼りないですか?」


お母様は横に首を振り


「頼りないなんて···今はそんなこと考えてないの···考えられないの。」


お母様の返事にジャンさんは項垂れ、その場から立ち去った。


お母様は立ったまま動かない。


····お母様···。


ジャンさんには悪いけど、お母様が断ってくれてほっとしてます。


私もその場を立ち去ろうと思って振り向いたら、そこにリンダさんが青い顔して立っていた。


「あっ···」


私は思わず声を出してしまった。


リンダさんは私に気付き、きびすを返して走って去って行った。


ありゃりゃー!


明日は大丈夫かしら···。


私もすぐに馬車へ帰り、何事もなかったかのように、お母様を出迎えた。



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


次の日。


お母様とジャンさんは、ぎこちない雰囲気でした。


リンダさんは、そんな二人をチラチラ見てます。


私たち一行は早々に朝ご飯を食べて出発した。


途中、少し休憩をしましたが、外の空気を吸う程度で出発しました。



昼前にトコルという村に到着しました!


門番にマリッコ商会のガンズさんが対応し、無事に入門できました。


「さて、宿ですがどうしましょうか?」


ガンズさんが私たちに聞いてくれました。


もちろん私たちは


「お風呂がある所が良いですわ!」


だって、一週間はお風呂に入ってませんし、途中オークとの戦いもあり···。

頭も痒いですわ!

お風呂は絶対に外せません!


「お風呂ですか···結構宿代が高いのですが···」


「宿代は自分たちのは払いますわ。」


お母様が言う。当然ですわね。


「いえいえ。宿代もこちらから出すようにマリア様から仰せつかってます。」


マリア伯爵婦人···何から何までありがとうございます。


「これはわたくしたちの我が儘ですので。」


マリッコ商会が護衛たちの宿代も持つようになっているみたいです。何もしていない私たちの我が儘で、大金を払わす訳にはいきませんわ。


最終的には私たちだけが、お風呂がある宿へと泊まることになりました。


トコル村には2日ほどいるそうで、3日目の朝に出発予定だそうです。



マリッコ商会はこの村にも少し商品を卸すそうですわ。


ガンズさんたちの宿はお風呂はないけど、シャワー室みたいなのがあるそう。

そこで身体の汚れを落とすみたいですが水しか出ないみたいですので、ちょっと嫌ですわ。お湯にゆっくりと浸かりたいです!



それぞれに別れ、お母様と私は一緒の部屋で一室借りました。


荷物を置き


「ふう!お母様疲れましたね!」


お母様はクスっと笑い


「そうね。」


ここの宿は結構大きくて、個室にもお風呂があった。高いだけはありますわ。


そこそこの大きな村で、王都に行くには基本この村を通らないといけないので、宿とかも充実していた。


この宿は庶民にもお風呂が入れるようにと、大浴場みたいな所があるみたいです。日本の銭湯みたいなものですね。

是非入らなくては!


ここにいる間は自由行動だそうです。

私たちは、自分たちが作った服やハンカチを明日売りに行くことにしました。


本当は商人にもギルドがあり、売るにはギルド商会に入った方がいいそう。お母様は既に登録済みのようで、私は今日登録行くことになりました。


その前にお風呂です!


お母様はお片付けがあるから、私から先に入ることにしました。



ものすごい汚れてました···髪の毛も全然石鹸の泡が立たず三回洗いました。身体も三回洗いましたわ!


すっきりして、ゆっくりとお風呂に浸かりました。


「極楽極楽!」


背中の打撲傷も大分治ってきました。まだ痛いですが···。見た目も青タンとか薄くなってきました。



早くお風呂で疲れを取り、お母様と交代しなくちゃ!



私はとりあえずワンピースを着て、お母様がお風呂から出るのも待ち、お食事へ行くことにしました。

一階に食堂があり、そこでお金を払ったら、食べれるとのことなので一階に行った。

お昼ご飯も久しぶりにまともなの食べれて、ガツガツいっちゃいましたわ!

お母様に怒られちゃいましたが。



そしてギルド商会へ行きました。


そんなに人は居らず、すぐ登録完了しました。10歳から登録できるらしく、年齢はギリギリでしたわ。登録に料金がかかり支払い完了。


その後は二人で、明日はどのお店で売るか吟味しながらプラプラと歩いてた。


夕方になり、ティラズさんとヤナカさんが様子を見にきてくれました。少しお話をして二人は帰って行き、私たちは夕飯を食べに一階の食堂に行った。


お母様が食べている最中に話しかけてきました。


「フレア、こんな贅沢はいつまでもできないわ。食材や料理器具を揃えて、明日のお昼からでも自分たちで作りましょう。」


確かにそうですわね。この宿では自分たちで料理するのはOKだそう。料理するスペースも無料で借りれるらしいので、そうすることにした。


食事が終わり部屋へ帰ろとしていたら、ジャンさんと階段で会った。


「良かった。どの部屋か分からなかったから探しに行くところだった。」


「ジャンさん、どうかなさったんですか?」


私が聞いたら、お母様をチラッと見て


「フレアちゃん、ミチルダさんをちょっと借りてもいいかな?」


「···いいですけど···」


チラッとお母様を見ると、ちょっと複雑そうな顔してました。


「ミチルダさん、お話があります。俺ときてください。」


「····」


お母様は黙ってジャンさんの跡を付いていきました。


「·····。」


気になりますわ!出刃亀しに行くしかないですわ!


私はこっそりと二人の跡をつけた。


二人は宿の裏で止まり話だした。


「ミチルダさん、昨日のことでてすが、俺自身が納得できません。」


「····」


「俺はまだミチルダさんを諦めたくないです。年齢の差はどうにもなりませんが、俺自身を知って貰いたい!」


お母様は驚いた顔をしています。

私も驚いてます。ジャンさん意外に粘りますね···。



「明日ですが、俺とデートしてください!」


マジですかー!?


積極的ですわ!


「明日はフレアと出かける予定がありますのでごめんなさい。」


おっとー!お母様即効で断りましたー!


「では明後日!お願いします!」


それでもジャンさん粘ります!


「····分かりました。」


お母様、デートを承諾しちゃいました。

えー!お母様何でですのー!


「ありがとうございます!お昼前にお迎えにきます!楽しみにしてます!」


ジャンさんはめっちゃ嬉しそうに、帰って行きました。


う~ん。リンダさん、早く告白してくませんかね···。




◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



本日は、お店に服などを卸しに行きます。


売りに出すのは、ワンピースを3着と、ハンカチを五枚。


私の作ったハンカチは、縁取りの縫い目が若干崩れてるのはご愛嬌でお願いしますわ!刺繍は上手く出来てます!


まずはガンズさんたちにお願いし、付いて行くことにしました。


村でも大き目なお店でした。

中も綺麗にされてて、清潔感があります。


ドレスから普通のワンピース、髪飾りなどの小物も扱っておりました。


まずガンズさんは、注文があったドレス数着を渡し、アクセサリーなど、持ってきたものを売り込んでました。


値段交渉も上手くて、すごいですわ!


そしてガンズさんが


「こちらの方が作った商品もご検討ください。」


と、話を振ってくださいました!


ありがとうございます!


お母様が、ガンズさんにお礼を言ってお店の方に商品を見せました。


「これです。まずはワンピースですわ。」


1着ずつ出していった。


「まあ、素晴らしいわね!」



まずは、動き易さを重視したというワンピース。ちょっと地味目の濃い緑のワンピースです。飾り付けは最低限にしてて、代わりに裾に赤色の糸で、お花の刺繍を入れてます。

全体的に色は地味ですが、裾のお花の刺繍がポイントとなりかなり可愛いいです。


その次はお出かけ用のワンピースを2着。


それもすごく可愛くて、ひとつは白ベースにした物、ひとつは黄色をベースにした物でした。

お母様がひとつひとつ丁寧に縫って仕上げてます。



3着とも好評で、買い取ってくれました!ガンズさんに言わせると、かなりの金額で売れたらしいです。


私のハンカチですが···やはり、縁取りの縫い目を言われてしまいました···クスン。


ですが、刺繍の絵柄や縫い方は上手だから売れるだろうって、ハンカチも五枚とも全て買い取ってくれました!縁取りの縫い目で少しお安くなりましたが、材料費はタダなので文句はありませんわ!


一軒目で全て売れたので、ホクホクの状態で、次のお店に行くガンズさんたちとはお礼を言って別れました。


その後は、今夜の夕御飯用の材料と、フライパンやヘラなどの調理道具を買って、宿へと帰って行きました。



さて、明日はお母様とジャンさんのデートの日です。

複雑です。お母様には幸せになって欲しいですわ。ですが、お母様を幸せにして貰いたい人は···。


私はリンダさんと、サラさんに一緒に買い物に行こうと誘われてます···。


 「はあ····。」


ため息しか出ません。


卵ちゃん、どうしよう···。


卵ちゃんを抱え込み、チュッとキスをした。


私は悶々としながら眠りについた。


いつも読んでくださりありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ