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27話 私は強くなりたいんです!


R18の番外編を本日の19時にアップする予定です。


引き続きアンナ編になります。


番外編もよろしくお願いいたします。



http://novel18.syosetu.com/n4670du/


「フレアちゃん!大丈夫?」


ドタドタと、サラさんが馬車に入ってきた。


「大丈夫かよ!?」


ジャンさんたちも来てくれました。


「ありがとうございます。まだ怠いし、痛いとこもありますけど、大丈夫です。ご心配おかけして申し訳ありません。」


私は頭を下げた。


「いやいや、謝ることはないよ。フレアちゃんが攻撃魔法をしてくれたから、こうして俺らは生きているだし。」


「そうよ!フレアちゃん!もうダメだと思ったら、オークの腹に穴が開いててびっくりしたし、助かったもん!」


セイルさん···サラさん···。


「でも、フレアちゃん、もう危ないことはしないこと!これらは俺らの仕事だし。」


「「おい!ジャン!」」


「そうだろう?今回は上手くいったけど、戦闘に慣れてないやつに入られると、こっちが上手く動けなくなる!命の危険性が高くなるんだぞ!しかもフレアちゃんはまだ10歳だ!」


「「「·····。」」」



ジャンさんの言うことも、ごもっともです···。

ですが···


「ジャンさんが言われてることはごもっともだと思います。ですが私は強くなりたいのです。」


「フレアちゃん···」


「····。」


「なのでジャンさんに攻撃魔法を教えもらいたいのです。」


「「「「「えっ!?」」」」」


皆さん、かなり驚かれてます。

そんなに驚くことかしら?


「学校で少し教えてもらいましたが、今はひとりで勉強をしておりました。ですがやはり一人では無理です。今回の戦闘でよく分かりました。ジャンさんが言う通り、今回は運が良かっただけでしょう。ジャンさんたちとはいずれ、お別れをしなくてはなりません。」


「····」


「ですから教えて欲しいのです。今回初めて、かなりの魔力を使い倒れてしまいました。魔力の使い方、攻撃の仕方など教えください。」


私は思いっきり頭を下げた!


「私は強くなりたいのです!お母様を護りたいのです!」

声をあげ必死に言った


頭を下げた行動で背中がむちゃくちゃ痛みがありました···。

痛いー!

ちょっと下を向いた時に、顔をしかめちゃいました。


「···分かったよ···今回助けられたことには代わりがないのだから。」


私はガバッと頭を上げ


「ありがとうございます!」


急に頭を上げたので、眩暈が···


お礼を言ってそのまま枕へGO!


「「「「「フレアちゃん!」」」」」



すみません。「フェニックス」の皆さま。


私はそのまま眠りに落ちてしまった···。




◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



次の日


ぐっすり眠った私は、眩暈も無くなり元気になりました。

打撲傷はまだ痛みますが、それは自然に治るでしょう。


寝相は悪くないので卵も無事です。


お母様に、まだ寝てなさい!

とキツく言われたので大人しく寝てます。

ソファーを陣取ってるんでお母様に申し訳ないですわ。



私が深い眠りに入ってからのことを話してくれました。



あの後、オークの死骸を燃やしたらしい。

血の臭いを嗅いで他の魔物が来る可能性があるから。

オークの肉って食べれるけど、次の村までまだ3日かかるから、少しだけ取って後は全て燃やしたらしい。


それからすぐ出発してなるべく遠くまで離れるべく、夜通し馬車を走らせたらしい。

かなり離れたから、今休憩しているとのこと。


フェニックスの皆さん、結構怪我をしていたのに大丈夫なんでしょうか。


「お母様、ちょっとフェニックスの皆さまと会って来てもよろしいですか?」


お母様は怪訝そうな顔をして


「なぜですの?」


「昨日、途中で気を失いましたし、治癒魔法をかけてこようと思います。皆さま結構な怪我をなさってたから···」


「フレア貴女、治癒魔法が使えるの?」


お母様が驚愕して聞いてきました。


「はい。」


えっへん!実は私は治癒魔法が使えます!

たまたま、例の実験でこっそり刃物を使った時に、うっかり指を切ってしまって結構血が出てしまいました。これはヤバい!お母様たちに怒られる!と思ったんですが、気休めにその指に手をかざし


「痛いの痛いの飛んでゆけー!」


と言ったら、その傷がスーと消えて綺麗無くなりましたの!

その時の驚きと言ったら!


御姉様たちに報告しましたわ!

その時に、お母様に報告するの忘れてたみたいですわ····。



しかも治癒魔法使える人って、そんなに居ないらしいのです!

兄妹でも、アンナ御姉様と私しか使えないと聞きました。


とは言え、簡単な治癒魔法しか使えませんけど。


「···分かったわ。無理しないようにね。」


お母様の許可が出たので、起き上がり着替える。まだ背中が痛いのでお着替えをお母様に手伝ってもらいました。


ついでに私の鎖骨からの打撲傷を、お母様の目の前で治して見せた。流石に背中は無理です。


私は自分の鎖骨部分に手をかざし


「ヒール」


そうしたら、徐々に痛みもなくなり、打撲傷が綺麗に消えた。


「凄いわね···。」


お母様は、実際に目の前で見てかなり驚いております。


私は卵をストールに巻き、抱っこ紐みたいに身体に装着した。


そして馬車を降り、フェニックスの皆さんの所へ向かった。




「あれ?フレアちゃん、もう大丈夫なの?」


ケインさん···貴方の方が痛々しいですわ。眼には青アザがあり、手には包帯が巻かれている。他の方も同じような感じだ。


「大丈夫ですわ。ありがとうございます。」


「どうしたの?」


リンダさんまで····


「私、治癒魔法が使えますの。皆さまに治癒魔法を掛けようと思いまして。」


「「えっ?治癒魔法使えるの?」」


お二方、綺麗にハモってます。


「はい。まずはリンダさんから、包帯を取ってください。」


リンダさんは半信半疑で包帯を取った。


「ヒール」


手の傷、足の傷を綺麗に治していく。


「すっ!凄いよ!フレアちゃん!」


めっちゃ感動されてます。

···ちょっと照れますね。


リンダさんは綺麗に怪我が治ったので、次はケインさん。ケインさんはひどくて腕を骨折してました。


治せるかしら···


少し強めに魔力を込め


「ヒール!」


手がちょっと熱くなりました。少し時間が掛かりましたが、何とか治せました!


「すげぇ!動くわ!」


ケインさんは大喜びしてます。


「フレアちゃん!ありがとう!チュッ」


きゃっ!ケインさんに頬っぺたにチューされちゃった!


そしてケインさんは、

「フレアちゃんに何にやってんの!」

ってリンダさんに頭を殴られました。


 ケインさんに、他の人も呼んでもらって、治していった。


「フレアちゃんありがとう。」


ジャンさんたちにも、感謝されました。

ただ、また結構魔力を使ってしまったので、疲れがきました。


私はふらつきながら馬車に帰り、すぐに横になった。


もちろん卵ちゃんも一緒に布団の中へ。



魔力を使うと、すぐ疲れがくる。まずは体力作りもしないとね。


その日1日、ずっと寝て過ごした。



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



明日にはどうやら村に着けると言うことだった。


あれからは何事もなく進んだ。


ジャンさんには休憩事に、攻撃魔法や魔力の溜め方、使い方を教わった。


少しずつですが、成長してると思いますわ!


馬車に乗ってる間は、本を見たり、お裁縫したりと前の通りに過してます。


卵は抱っこ紐でいつも一緒にいます。



夜になり、夕飯の支度をします。とはいっても、生ものはほとんどないので、干しパンとかですが。

明日はまともな食事ができますわ···。

食事の有り難みが分かりました。



さて、食事も終わったし、明日は早く出発して昼には村に着く予定らしいので、早く寝ないと。


馬車に帰ると、お母様がまだ帰ってませんでした。


念のため剣を持ち、お母様を探す。


すると、ちょっと離れた木の下に居ました。


「お母様···」


声を掛けようとしたらもうひとり居ました。


その人はジャンさんでした。


私はすぐ側の木に隠れました。


「ミチルダさん···こんなところに呼び出してすみません。」

「···いえ。どうかなさったのですか?」


「···あぁ!くそ!俺は遠回しとか、言葉を選んでなんてできねーや!」


ジャンさんは頭を掻きながら言ってます。


「はっきり言います!ミチルダさん、貴女が好きです!」


えー!?何ですってー!

お読みくださりありがとうございます!

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